いぬかみっ！ 第２０話・「白布に想いをっ！」を見て

　今回は、薫の犬神の一人・ごきょうやに関するお話。

　基本としてはもちろんおバカなんだけれども、よもや啓太の父親の犬神だったとは…しかも追い出された理由が彼に尽くしすぎて奥さんに疎まれたからって…ヒドいわ。
　それにしても、そんなに簡単に契約を解除したり出来るものなのかね。

　フラノとてんそうが見間違えるくらいだから、啓太も父親にかなり似ている様子。その面影がある…っていうかうり二つの啓太に何らかの感情を抱くことは…まあ、仕方がないのか。
　
　これまで殆どと言っていいほどスポットの当たらなかったごきょうやだけに、このエピソードは…キクなぁ。いいじゃないか、ごきょうや。可愛い。
　
　着々と薫の犬神軍団を切り崩しに掛かっている啓太だけど、その潔さは…やはりいい男だなあという印象。親父のことに頭をさげるとは。ますます啓太の好感度がUPしてしまうではないか。薫にいざということがあったとき、啓太が彼女たちを乗っ取ることも可能か？

　というか…マジで啓太っていい男だな。古き良き時代のエロゲの主人公みたいな、普段はスケベだけどやるときゃヤル、『同級生』とかの…だれか共感する者はおらぬか。

　さて、その他は…まあ、『いぬかみっ！』らしくて良いのではないかと。原作者自らの脚本だが、やはりこの作品の本質（変態＆ギャル）を見事に表わしている…って当たり前か。

　DVD版では、カットされた下の方までスッキリ…無理ですか。

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　お話：★★★★・やはり良い。普段は堅苦しいごきょうやが…
　作画：★★★★・久し振りに安心して見ることが出来た。