goo blog サービス終了のお知らせ 

うつな母ちゃん奮闘記

うつ病の私と高機能自閉症のありち、元気な女の子ちなちょとお父さんの生活日記

タイムアウト

2006-10-31 19:28:01 | 自閉症

明日から11月だそうで。1ヶ月が最近とっても早く感じます。オバハン化現かもしれません

紅葉もすっかり里におりてきて、今朝は7時ごろまで深い霧の中でした。

初霜が降りるのももうすぐかもしれませんね。

 

今日はこたろんの病院の都合で帰りが遅くなったのでほか弁様のお世話になりました。

ありちは児童館でいつものごとく「どろんこ」だったのですが、帰りの車の中で、ナゼかちなちょに歯型がつくほど噛み付いてこたろんに怒られたのでした。

家について、お風呂で足を洗って着替えして、「さあ!お弁当!!」というときにありちは「おれはお弁当食べないことにするよ

「ほーーら、きたよ」と心で思うこたろん。

「ちなちょに噛み付いたし、足汚いから、食べないよ・・・・

そうは言ってもご飯食べないのもどうかと思うし、ありちの反省(?)の気持ちもわからないではなく・・・・・・・

やったことがなかったのですが、ためしに「タイムアウト」させてみました。

一定の時間、指定された椅子に座って反省する時間を持つのです。

ありちが小さいときはタイムアウトなんて到底通用しませんでしたが、今ならできるかなあ・・?と。

でも、目的は「反省」ではなくて、いつまでもやってしまったことをグズグズ言わないで「もうごめんなさいも言ったんだから、ここ(椅子)に座って5分経ったらもうお終い。ご飯食べよう。わかった?」ということで。

ありちは椅子に座りながらまだ「オレはちなちょに噛み付いたから・・」としつこく言っていて、ありちの頭を抱っこして、「ありちはもうちゃんと謝ったんだからいいんだよ。もう、お終い。タイマーがピピピしたら神様もありちを許してくれるから。」

ありちは泣き出してしまったけれど、ちゃんと夕飯食べました。しかもちなちょのエビフライ横取りして(--;)

タイムアウトがどれだけ気持ちの切り替えに効果があったかはイマイチよくわからないのですが、また、試してみようと思います。

 

今日は午前中実家へ行ってきました。

医者に怒ってもムダだって言われたから怒るのやめたよ。余計なエネルギー使ったってしゃーないわ

と、妹はち。

たしかに・・・・・

 

ありちご幼少の頃も言葉はわかるようになっていたけれど「車に乗りなさい!!」というとニヤニヤしながら後ずさりしながら車から離れていったものでした。

こたろんに怒鳴られようがどうしようがぜーーんぜん、関係ないって顔でしたね

わからないのなら怒るより誉めてあげたほうがいいし、こっちも怒ってムダに疲れる必要もないわけで・・・懸命な選択だなあ、と思いました。

 

じーちゃんは「みんなありちといっしょかい。」と言うので、

「心配しなくったってなんとかなるわさ」と言うこたろんに

「そりゃあそうだ」と笑いながらりっくんとお馬さんしているのでありました。

じーちゃん、ありちのときも「ありちだってちゃんと大きくなって手がかからなくなるだから心配ねーだわい」とこたろんをなぐさめてくれていました。

本当にその通りだと思います。

手がかからなくなるってこと以外はーーーー

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自閉っ子のいる生活

2006-10-27 22:14:39 | 自閉症

のち

ありちのクラスのSちゃんのママは下に自閉症のお子さんがいらっしゃいます。

ありちをお迎えに行くと時々お話する機会があるのですが、「妹の子がどうも自閉症じゃないかと思うんだけど、市の健診でも診察受けたほうがいいって言われてるけど、大丈夫って言って連れていかないのよ」と、困った顔でおっしゃいました。

人ごみが全く苦手なので「慣れさせなきゃ!!」とばかりに連れ歩くのだとか・・

仮にその子が自閉症だとして、ムリに慣れさせようと叱咤激励しながら人ごみの中を歩き回っているとしたら・・・・・・・その子が泣き叫ぶ姿が見えるようで、こたろん悲しくなりました。

自閉症の子が人ごみが苦手なのは周囲から必要な音だけ拾う、という「フィルター」がない場合があるそうです。(それだけではないと思いますが)

普通の人はいろいろな雑音の中から自分で必要な音を選択して聴くことができますが、そういうフィルターがないと周りで起こる音が全て同じに、一斉に耳に入ってきてとても耐えられないのだとか。

もし、S ちゃんママの妹さんの子が自閉症だとしたら・・・それはきっと、とってもつらいことなのだろうな・・と思います。

 

ありちの検査結果を聞きに行ったとき、担当の医師に「自分のことをバカだと言ったり、バカだと言ってくれ!!と私に要求したり、怒られたときに自分で自分を殴ったり、自尊心の低さが気になります」と話したところ、

「今からでも間に合いますから失敗体験をできるだけ少なくすること、どんな些細なことでもいいのでどんどん誉めてあげることが大事です」と、おっしゃいました。

ありちをずっと見てきて思うのは、最近ありちの「こだわり」行動や「パニック」が格段に減っているということです。

ムリにこだわりを止めさせようとしたわけではなく、自然と、無くなってきたのです。

「こだわりにも理由があるからムリに止めさせてはいけない」と仰る方もいらっしゃいますが、その子の心に「自分は受け入れられている、認められている」という「安心」があることが大事なことなのかもしれないと、こたろんは思いました。

まだ、軽いけれど自傷もあるし、ちょっとしたパニック、自尊心の低さなど、気になることはありますが、この1~2年でありちは格段に成長を見せてくれて、そのことに関してはこたろん、自分を思いっきりほめてやろうと思います。

 

今日、妹はちの長男、りっくんが発達外来に行きました。

診察結果は「疑いは濃厚」だそうで。

来月から療育施設に通所することになったそうです。

はちが心配で電話しましたが、さすがありちを小さい頃から見ていただけあって、「覚悟はして行ったからどうってことないよ。」と言っていました。

「問題はじーちゃんとお父さんだよなーー。あの二人をナントカ教育せねば

そうなのよねーーー

男衆というのは案外無頓着なところがありますが、こたろん父とりっくんパパはまるで「無頓着の標本」のよう

今後のりっくんのことを考えたらそんなことじゃあ困るので、そこんとこはこたろんもしっかり協力することではちをサポートしていくことになりそうです。

 

やっぱりね、早期発見に越したことはないのです。

ありちは発見が遅れてしまったうえ、こたろんの病気のせいでつらい思いばかりさせてしまいました。

それが今、「自尊心の低さ」に直結しているのだと思います。

でも、早くわかれば「なんでこの子は言うこと聞かないの」とか、自閉症が原因で起こる様々なトラブルで理不尽に怒られなくてすむ。

それだけで、その子はどれだけ平和な心で、安定した子供時代を送ることができるだろう、と思います。

はちは言いました。

「ありちがいてくれたから、りっくんのことが早くわかった。いろいろ聞くと思うけど宜しく頼むわさ」と。

 

お父さんにりっくんのこと、メールしました。

「受け入れてあげることは、こたろん同様はちさんもできると思います。オレはありちの父親で本当に幸せです。この間”はい、○○です”と電話に出たかわいい声が耳から離れません」

そういう返事が返ってきました。

こたろんは思います。

自閉っ子を育てるのは並大抵の苦労ではないけれど、「普通の子が普通にできること」ができたときの喜びは、普通の子育てしている人には体験できない喜びだと。

年がら年中「もう~~~~なんで歯磨きくらいでこんなに大変な思いするんだと思っていても、それ以上の喜びがあるから育てていけるのだと思います。

 

さて、そのありちくん、「10時だから寝なさいよーー」と布団に行かせたら「おかあさ~~~んおねしょパッドが敷いてなーーい」とご立腹の声が飛んでまいりました。

今朝、ちょっとおねしょをしたのではがしてあったのを忘れていたのですねーー

 

さすがはありち様。よくおわかりでございますm(_ _)m

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちなちょの診察日

2006-09-07 22:07:17 | 自閉症

のち

どこの天気予報だあ~~~~!!

雨だ雨だというから洗濯物部屋干しして外出したらめっちゃ暑かったぞ~~

 

今日はちなちょの発達外来に行ってきました。

貯金箱にお金を入れるみたいな遊びを3つくらいして、ちなちょの遊ぶ様子を見たり、最近の様子を話したり、7~8ページの問診票を提出してきました。

問診票はちなちょではまだ小さすぎてはっきりしないことが多すぎなんだよね。

なので適当にはしょって書いておきました。

今はまだ、3ヶ月に1回ずつ「どの程度発達しているか」の経過をたどっている段階なので診断も何もないのですが、「どんな感じでしょうねえ?」伺ってみると「まだ感覚遊びの段階ですね。(水をくみ出して遊ぶことなど)言葉が出るためには模倣遊びができるようになる必要があるので、今はお父さんやお母さん、お兄ちゃんと楽しく遊ぶことが大事です。」とおっしゃいました。

最近のちなちょ、言葉にはなっていないけど、なにやらしゃべっています。

「トコトコトコトコトコウーーワ」とか「ゴーケーゴーケーゴーケー」とか。

文字にすると変なんだけども実際にしゃべっているところはなんともかわいらしい

これがいつか言葉になるのかなあ

気長に待ってみるしかないですね

 

ところでありち、最近宿題の乗りが悪い(--;

しかも引き算で不思議な計算をするんですねえ。

5-2=3だとしたら、どんぐりを使って数えているんですが、

    と式の通りにどんぐりを並べて「2を2回引くんだからーー」と5個のところから2個、2個のところは2個とも「取り消し(ありちはそう言うーー;)」するのです。

医師に話したら「それは自分で視覚的にわかるようにしているんですね」と仰るので「なるほどーー」と謎は解けたわけですが、これだと数字が大きくなると自分の指では足りなくなっちゃうのでこたろんの指も使って計算することになるんですねえ。

ともかく、ありち、算数に行き詰ったか、それとも運動会の練習疲れか、集中力が激しく低下中。

こちらも当分は長い目で見るしかないですね。

 

今日はお父さんが出張でいないのですが、とってもお疲れこたろん、ありちをお迎えにいってから夕方2時間ほどちなちょとお夕寝

5時ごろ起きて、必殺手抜きの焼きうどん(調理時間15分)で簡単に済ませました。

そしたらさっき、眠ったハズのありちが「ハラ減ったよ~~、給食のぶどう食べなかったからなあ~~ねえ、なんで人間はエネルギーがなくなるの?」などと言いながら起きてきました。

クラッカー一袋でごまかしましたが

ほか弁のほうがよかったかもね

 

ご報告

市役所福祉課から先日のお詫びの電話とメールをいただきました。

保健師からの聞き取り調査の上、調査員には厳重注意をしてくださったとのことです。

今回はお父さんに活躍してもらいました。

ありがとうm(_ _)m

ご心配くださった皆様、ありがとうございました。m(_ _)m

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ありち きみまろさんにハマる

2006-09-02 23:39:29 | 自閉症

夏の間は朝起きると「快晴!!」っていうのがすぐにわかるさわやかな朝でしたが、このごろは「今日は晴れるの?曇るの?」と悩むようになりました。

8時か9時になると晴れの日は暑くなってくるんですけどね。

いつまでも「でめきん」テンプレではもう季節も合わないなあと思って変えてみましたが、イマイチしっくりきませんねえ。

 

先日行った山形の帰り、東北道から東京外環に入る手前で「もう運転やだーー!!。・°°・(*>_<*)・°°・。 エ~ン」になったこたろん、SAで「綾小路きみまろ」のライブCDを見つけて気分転換しながら帰ってまいりました。

実はこたろん、齢36にして超オバタリアンなのでございます。( ´艸`)ムププ←何を今更とか言わないでね

しかし、このCDにこたろんより激しく反応してハラを抱えて笑っていたのはありちでありました。

その後は車に乗ればきみまろCD。

もちろん、こたろんは大好きなのでいいんだけども、内容がけっこうお子様にはまずかったりするのであります

ねえ、危険日ってなにーー」・・・・・・って聞かれたって困るのであります。

「お父さんに”今日危険日”って言ってみたらーー」とか

 

ただ、ありちの今までの様子からして、どうもやたらと「お笑い」がすきなんですねえ。

自分でもワケのわからないダジャレを言っては喜んでおります。(エンタの神様が大好き)

言葉のリズムのよいのも好きみたいで「昔ぴんぴん 今ぺんぺん」なんて言い回しは一人で言って一人でウケテいるのです。

日本自閉症協会HPの「アスペルガー症候群をしっていますか?」の中に「コミュニケーションの問題」という項目がありますが、そこを読んでこたろん、「にゃるほどねぇ・・・・」と普段のありちと照らして思いました。

ここを読んでいると「ありちイターーッ!!」っていう感じです。

ご興味のある方は読んでみてくださいねm(_ _)m

 

まあ、それはそれとして、「危険日」は困るので聞くのは止めたほうがいいよなあ・・・・と思いつつ、こたろん大好きなんだよねえ

ありちもジャケットを引き抜いて「これがきみまろさんだねえ」とウットリ眺めておりまする。

なんてったって「きみまろさん」だもんねえ

 

最近撃沈気味のこたろんですが、今日は近所の牧場のイベントと学校のPTA主催のお祭りと、そのあと「ハウジングパーク」っていうのに行ってきました。

うちは現在借家の1軒屋なのですが、何年か後には家を建てようと思っています。(いつかは全く不明ですが^^;)

おそらく後10年くらいは向こうの話かなあと思いますが、ちょっとのぞいてみてきました。

まだまだ先の話なんだけども、お金を貯めるモチベーションを上げるには良かったかもしれませんね。

帰ってきてからとってもとっても疲れて、自分の体力が相当落ち込んでいることを実感してしまいました。

なさけなや~~~~~

 

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと困ること

2006-08-24 21:31:01 | 自閉症

ハイ!!本日もご他聞に漏れずお暑い一日でございました。m(_ _)m

とはいえ、ことに朝は涼しくなって、ちゃんとお布団かけないと寒いくらい。外では秋の虫が涼やかに鳴いております。<でも暑い

今日はヘルパーさんが二人で10時からきてくださいました。1時間の予定できていただいたので、全部はお掃除しきれませんでしたが、お二人に乗せられてこたろんも頑張ったので、やっと人間の住処になりました。

次回は月曜日にお願いしました。

いつも「これだけやらなきゃ外出できない。。。」と思って追い詰められていってしまうので、ざっとでもキレイにしていただけて本当に感謝です。

 

さて、今日のお題です。

ありちは「高機能自閉症」要するに、「言葉のある自閉症」なんですね。しかも、言葉の使い方が独特なものがあって、テレビなどで聞いた難しい言葉もどんどん会話の中に入ってきます。

そして、ものすごーーーいおしゃべりです。人の都合、今の状況とは関係なく、思いついたこと、好きなことをしゃべりまくります。

実はそこがありちの「自閉症」たる由縁なのですね。

医師に「とにかくしゃべってしゃべって、もうやめてくれーー!!っていうくらいしゃべるので疲れます」と訴えると、「それは”5分だけ”とか時間を区切ったほうがいいですね」とアドバイスをいただきましたが。。

 

ところが困ったことに。。というかなんと言うか、このおしゃべりと元気の良さで「あら~~、ちっとも自閉症になんか見えないじゃない」と、よそ様には言われます。

一見、いいことのように見えますが、実はこれが困ったことで

障害があるように見えないってことは、それだけ必要な援助が受けにくいっていうことにつながるし、何かあったときにも「普通」にしか見えないので、ことに知らない子供同士だったりしたら「なんだよ、アイツ」ということになりやすいのです。

まだ、ありちが自閉症とわかる前にはそんなトラブルは日常茶飯事。こたろんは社宅マンションに暮らしていましたが、ありちを外に出すのが恐怖な毎日でした。

でも、ありちはお外で遊びたいので連れてはいくものの、どうしても「イジメ」の対象になってしまって本当につらかったです。

田舎にきて、ありちのことがわかって、そういうことは格段になくなりました。

けれど、大人同士の会話の中で「あら、そんな風にみえないじゃない」これはありちにとって、というよりはこたろんにとってしんどい言葉です。

こたろん、ありちは本当に素直な優しいよい子だって思うけど、それでも日々の苦労はやっぱり付きまとうワケで、そこが理解されたらいいなあ。。。と、これはもう自己満足の世界ですが、思うのです。

 

ついでにこたろん自身のことで言えば、こたろん、見た目にかなり元気です。

実際も「うつ病患者としては」相当元気です。

しかも、そんじょそこらの人より前向きかもしれません。(うつ状態のときを除く

なのでありちのクラスのママさん達には「ありちのお母さんは明るくて元気でいいわねーー」と言われます。

最近、ご近所の方とのひょんな話から「やだーー、私これでもうつ病なんだけどーー」と元気に話して「じゃあ、それはもしかして空元気?」などという会話もありました。

でもねーー。ダメなときはやっぱりダメなんですよ。

水曜日、市役所から「介護保険の認定調査(?)」っていうのがくるそうで、要するに「ヘルパーさん必要度」を調査にくるわけです。

保健婦さんに「妹さんにいてもらって説明してもらったほうがいいと思うよ」と言われてきてもらうことにしたんだけど、とにかく「見た目やたら元気」なこたろんに、認定は降りるのでしょうか????

困っていることは事実なんだけどねえ。。。。

 

今夜は事件がありまして、夕飯の「ピーマンとナスとベーコンの炒め物」をツマミ食いしたありちが悲鳴を上げた。

「ひゃーからいーー口が熱いよーーー助けてーー」ありち号泣。・゜゜ '゜(*/□\*) '゜゜゜・。うわぁ~ん

そんなバカな?何にも辛いものなんて入れてないのにちなちょだって平気で食べてるし、こたろんもピーマンの苦味が多少あるくらいで全然辛くない

そのうち、「指がいたいーー」と氷水に手を突っ込むハメに。。。?

何がなんだかわからなくて、ただ、ありちの指の皮がまるで水虫のごとく数日前からむけていたので「奇病病院と思ってふと、テレビの前の床に目を落とすと。。。。。。。やたらとんがって色の濃いピーマンが手で破られたと思われるものを発見。

「ありちーー、お前、これいじっただろう(--;」ありち、小さい声で「うん」

それはこたろん実家では「辛南蛮」(からなんばん)と呼んでいる激辛ピーマン。唐辛子なんですねえ〃^∇^)o_彡☆あははははっ

こたろんだって料理するときは手袋するくらい辛いのに、それを傷のある手で裂いたうえ、その手でツマミ食いまでしてしまったんですねえ

ありち、氷水から手を出すことができず、今日の宿題の引き算はありちが答えてこたろんが代筆となりました。

今は氷を入れたビニール袋を握り締めてです。

明日にはよくなるといいけどねえ。

 

長々とお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ありちの苦手

2006-07-21 10:58:09 | 自閉症

ずーーーっと雨で今週ありちはプールに1回も入れませんでした。

プールカードは夏休みを除くとあと半分もないんですね。

夏って短いです。

 

昨日は担任いほちゃん先生と学習室のジャニーズ先生に同行していただいて、ありちの発達外来にいってきました。

保育園のときも医師から「一度担任の先生といらしてください」と仰っていただいて一緒にお話したのですが、直接医師から話していただくというのは本当にありがたいことです。

ありちの学校での支援体制は現在は午前中のみ学年支援の先生がついてくださっていること、ジャニーズ先生が養護学校を経験していらして、うまく写真を使ったりしながら学校生活をサポートしてくださっているし、いほちゃん先生も実にありちの様子をよく観察してくださっていることがわかって、後はもう少し細かいところを詰める感じでした。

途中でありちを呼んで、先生方の前で簡単なテストをしました。

箱・はさみ・ブロック・ボタンなどを並べて①「箱の上にボタンを置いてください。」②「ブロックのそばにはさみを置いてください」③「ブロックをはさみのそばに置いてください」

ありちは問題なくできるのだけれど、②と③のように主語が変化すると一瞬とまどいます。

これだけ短い指示、しかも1対1なのですが、耳からの情報は入りにくいのですね。なので集団の中で「あれをして、これをして。。」となると非常に理解しにくい、ということを見せてくださいました。

医師の描いた図形をまねして描く

三角、四角、菱形、を見ながら描くのですが、「見る」と「描く」の2つの作業を連動させることが大変だということだそうです。(ありちは以前はできませんでしたが、ずいぶんじょうずになっていました)

 これだと「同じ数」とわかるけれど、

      これだと「下が多い」になります。

    

手の器用さ

両手を出して「先生の手のまねをしてね」とチョキ・キツネ・右がグーで左がパーなどをまねをします。  

1年生だとスムーズについてくるものだそうでうが、ありちには若干とまどいがあります。

学校では思い描いたことが形にできないときは先生の手を借りているそうです。

ちなみにありちはのときに「ゲッツ!!」と元気よくポーズをとりました。<古い

相手の考えをどう理解するか

トトロと(クレヨン)しんちゃんのお人形、マーブルチョコレートの筒を使って。

「しんちゃんがマーブルチョコレートをもらいました。”チョコレートだ!!”と喜んであけてみると、中から鉛筆が出てきてしんちゃんはがっかりしました。次の日、しんちゃんはこれをトトロにあげました。さて、トトロは中に何が入っていると思ったでしょう?」

普通は箱を見て「チョコレート」というところですが、ありちは「鉛筆」と答えました。

と、いうようなことをあと2つ位したと思います。

先生方はもちろんですが、こたろんもありちの「苦手」が目に見える形になってすごくわかりやすかったです。

 

ありちは9月に発達検査を受けることになりました。

今までは「k式発達診断テスト」というのでしたが、今度は「WISK-Ⅲ」という検査だそうです。

 

ところでこたろん、今まで知らないことがありました。

機能自閉症≒アスペルガー症候群」だということを・・・・・

違いがイマイチよくわからないなあ・・・と思っていたら「医師によって分ける人もいますが対応の仕方は同じです」とのこと。要するに、「同じ」という医師もいるのですよね。なので「≒」です。

ぜーーぜんぜん、勉強不足でしたね。

 

そんなこんなで帰宅は7時半になり、夕飯はほか弁となりました。

「お母さんのご飯とほか弁とどっちがおいしい?」

「どっちも(おいしい)

相変わらず見事な模範解答が帰ってきました。

検査の後なので思うのでしょうが、こういうときって普通の子なら「お母さん!!(おせじ付き)」とか言うんじゃないのかなあ?と思ってありちはやっぱり面白いと思うこたろんなのでありました。

ちなちょのお誕生日は明日、ゆっくりする予定です。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感動の瞬間

2006-07-05 17:36:02 | 自閉症


今日は実家へ行っていました。
最近は週1で実家近くの鍼灸院のお世話になっています。
どうにもこうにも体がつらくて、ちょっとでも改善すればいいかなあ、と思います。


そんなワケでありちは今日、下校後、児童館へいきました。
以外と楽しいようで、「今日は児童館じゃないの?」と聞いてくるときもあります。

先ほど彼を迎えにいくと、体育館の先生がおっしゃいました。
「ありち、今日はすごかったんですよーー!!一輪車に挑戦したんですよ!!」と。

ありちは初めての経験だったのだけれど、壁をつたいながら小さい体育館のはじからはじまで行ったそうです。
転んでも、疲れても、「大丈夫!オレ、がんばるよ!!」と、なんと一往復


ありちはこれまで「へたれ男」でした。
保育園での竹馬の練習もちょっとやっておしまい。
うまくいかなければパニック。

ひらがなの練習も、数字を書くことも、なにもかもがすぐイヤになって「おれにはできないんだーー!!」と泣いて叫んで手がつけられないことがほとんどでした。

そのありちが、あきらめず、へこたれず、パニックも起こさず、
がんばった!!!
。・゜゜ '゜(*/□\*) '゜゜゜・。うわぁ~ん




子供の成長は突然やってくるって、わかっていたけどそれがこんな風にやってくるなんて。。。。。。


こたろん、感動の瞬間でした。



神様ありがとう
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちなちょ 発達外来へ行く

2006-07-03 21:14:37 | 自閉症


朝からどよ~~んとお疲れモードのこたろんです。


午後からちなちょを発達外来へ連れていきました。

結果は「やっぱりね」という感じでしょうか?
今後定期的に受診しながら経過を見ていくことになりました。
次は3ヵ月後、9月に予約をし、問診票(これが長い!!)もいただいてきました。


検査は1歳半健診の内容とあまりかわらず、りんごのところにりんごをはめ込むパズル、積み木、それに加えて靴、歯ブラシ、コップなどを出して「ちなちょちゃん、くつちょうだい」というもの、ぬいぐるみの「目はどこ?鼻は?口は?」というもの、そして、貯金箱におもちゃのお金を入れること。

ちなちょは最後の貯金箱が最後までできました。

あとは興味もあまり示さない感じでした。


医師が見たところでまず、挙げられたのが「人への関心の薄さ」
今日初めて医師と会ったにも関わらず、人見知りをするでもなければにっこりすることもなかったこと。
逆に、モノへの関心はとても強いそうです。

言葉を覚える過程には「大人の真似をする」ことがあるそうですが、今のちなちょはまだ、真似する力が弱いのだそうです。

「まだ、モノに名前があることがわかっていないみたいですね。多分、まだいろんな言葉が雑音に聞こえていると思います」とのこと。

なので「ちなちょ、ダメ!」と言っても通じないみたいです。

「言葉があるのがわからないのは私が教えないからですかねえ」の質問に「言葉は特別教えなくても普段の生活の中で自然に身についてきます」とのお答え。

こたろんが悪いわけではないことがわかってそこはちょっと安心。


最終的に診断するにはやっぱり3歳近くになってからで、ちなちょの場合、突然しゃべり始める感じがしないでもない(医者のカン?)とのことで、要観察となりました。

ただ、やはり1歳半で単語は出ていて欲しいし、もう2歳になるので指差しができていて欲しいところのようです。

脱走に関しては、「周りが気をつけるしかないものねえ。。お母さん大変ねえ」とのこと。

実際ちなちょ、外へ出るとこたろんの手を振り切ってどこまでも自分の行きたいところへ行ってしまう。
親のいない状況が今の段階では割りと平気だったりする。

欲しいものがあればこたろんをそこへ連れていき、こたろんの手をそのモノまで引っ張る。指で差して要求することはないのだ。

兄弟関係は出やすいというけれど、やっぱり兄弟で通っている子も多いとのことで、珍しいことでもないのだなあと思いました。

とりあえず、今年は病院で、3歳になると、最近近くに療育施設ができたそうで、様子をみてそこに行くのがいいのでは?との医師のアドバイスでした。

「お母さんの体調はどう?」とこたろんにも気を使ってくださる先生、ありがたいです。

昨日、そろそろオムツを取るかなあ。。?とトレパンマンを買ったこたろんですが、間違えて「ビッグ」を買ってしまいました。
けれど、今日の結果やちなちょの様子を見て、サイズ間違いは”まだ早いよ”という神のお告げかもしれないなあ、と思って納得のこたろんです。

先のことを考えても仕方ないので、今のちなちょを大事にしていこうと思います。
(*^_^*)


ところで、ありち、宿題で1から10までの数字を書く練習課題が出ましたが、形はともかく苦手の「8」と「9」を習得し、しかも名前がフルネームで書けるようになりました。

ありち ブラボーーー!!!
★⌒☆〓 祝 〓☆⌒★



こくごのノートはありちの大好きな「かぶとむし」「みいらやしき」「ようちゅう」「さなぎ」「あんもないと」などの言葉が並んで、その中に先生のお手本をなぞり書きしたありちの名前がありました。

ありちも頑張ってる。
先生も工夫してくださっている。

本当にありがたいことです。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

告知

2006-06-26 21:10:13 | 自閉症


ありちは、こたろんのひざに頭を乗せて、泣きじゃくっていました。


こたろん「ありちは、お友達にいじわるしたくないんだよね。いたずらなんてしたくないんだね。だけど、やっちゃうから、それが悲しいんだね。。。。」
ありち「うん。。」そして、ありちはホントに、見ているのがつらくなるほど悲痛な泣き声で激しく泣きました。



こたろん「ありち、今から大事なこと、いうよ。ありち、障害ってわかる?」

ありち「うん」

こたろん「手が動かなくなっちゃったり、足がうまくうごかなかったり、そういうの、障害っていうね。
実はね、ありちにも”自閉症”っていう障害があるんだよ。頭の中がね、ちょっと普通の人と違う。ありちがやりたくないのにイタズラしちゃうのは、ありちが悪いんじゃない、自閉症のせいなんだよ」


ありちはまた悲しくなって「そんなの取って!!!」と泣きました。


こたろん「それはお医者さんでもとれないんだよ。ありち、お母さん、ありちがいいこだって悪い子だって、お母さんにはありちが大事だから、ありちのこと、いつでも助けてあげるから、障害になんて負けるな!」

ありち「負けないよ。でも、負けちゃうんだよーー」

こたろん「負けちゃったら、いっぱいいっぱい泣けばいいんだよ。」



ありちは、小学校に入学してからときどき「オレは悪い子なんだよ。。。やりたくないのに、すぐイタズラしちゃうんだ。。。。」と悩んでいました。

どうしても衝動が抑えられない自分がいやでいやで、でも、どうしても「悪いこと」をしてしまう自分をもてあまして、「オレなんか死んだほうがいい」「オレ、出て行くよ、だれもいないところにいくよ。」と、たびたび涙を流して言っていました。



そして、今日、学校の帰りのありちはついに爆発してしまいました。

「オレなんか生まれなければよかった、オレなんか捨て子にしてよ、おうちなんか行かない!!やだよ。。。。。」


ありちは、泣いて、泣いて、今までみたことのない悲しい顔で泣いて。。。。


ありちの苦しさを、なんとか取ってあげたくて、ありちが悪いんじゃない、ありちの中の自閉症がイタズラするんだと、知らせることしかこたろんには思い浮かばなかった。。。


まだ、1年生なのに。。。すごい、ショックだったよね。
わけ、わからなかったかもしれない。
こたろんも、じょうずに説明できなかった。。。。


ただ、どんなことがあっても、お母さんはありちの味方だと、そのことを伝えるのが精一杯だった。



落ち着いたありちのリクエストで、夕飯にシチューをありちと2人で作った。
ありちはとっても楽しそうで、お小遣いも20円、もらえました。


「ありち、自閉症とお友達になろうね。」
「うん」ありちは、小さく答えました。


こたろんは、間違ったことをしてしまったろうか。。。。。


でも、きっと、ありちが消化できるときがくるはずと、信じるしかない。



本当は、こんなこというのはありちに対してすごく、失礼なこと。
けど、今日だけ。



ありち、普通に産んであげられなくて、ゴメンね。






コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発達外来

2006-06-20 13:12:52 | 自閉症


午前中、ありちの発達外来にいきました。
近況報告というか、困っていることの相談なのでありちは連れて行きませんでした。


ひらがなのこと、算数のこと、困難なところをどうすればいいか、のお知恵を拝借してまいりました。

ただし、宿題に10円あげたのはダメだしがでました。やっぱりねーー

小学校との連絡帳を持参して話をしたのですが、読みながら、「うーーん、頑張ってるね、ホント、頑張ってると思いますよ」とたくさんほめていただいて、こたろん、ちょっと涙が出ました。

いずれにしても、一度担任の先生と来て欲しいとのこと。
「お願いしなければいけないこともありますから」と、とてもありがたいことを言っていただき感謝感謝

先生の予定をお聞きしてから予約を入れる予定です。



「ちなちょがもう2歳になるんですけど、言葉が出ないです。しかもバイバイの手が自分の方を向いている気がするんですけど」

とお話したところ、「2歳で言葉が出ないときは気をつけてあげたほうがいいです。外に困っていることはありますか?一度きちんと診察しましょう」

と、いうわけで7月3日にちなちょの予約を入れてきました。




まだ診断されたわけではないし、まだ小さいので診断はつかないかもしれないし、なんだけど、今のところこたろんは「もしそうでも大丈夫」と思えています。

ありちで基礎編はずいぶん習ったし苦しんだ分、仮にちなちょが自閉症であってもそんなに動じないでいけるかな、と単純に考えています。

まあ、それなりに葛藤するかもしれないけど、ちゃんと乗り越えられる、そんな気がしています。



人生いろいろあると案外開き直るかもしれません。。。。。。って、フタを開けたらすごーいショックだったりして(^^;


そのうち印税生活でも目指すかなあ~~~<ウソ



今日はこれから自分の精神科に行ってきます。
コメントくださった皆様、お返事は後ほどさせていただきますね(*^_^*)
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする