たわいないみわ綴り

笹川美和 official blog

『なか四日の強行突破だったけれど、それはそれは楽しかった。魅惑のイタリア三都の旅。』後編

2015-09-28 15:48:50 | 日記
ー3日目・フィレンツェー
フィレンツェへもイタリアン新幹線(正式名称を覚えていないの…)に乗って向かいます。
こちらミラノ中央駅構内。

雰囲気が良いですよね。旅情を誘うと言うか。

ミラノからフィレンツェへは1時間半位だったと思います…

フィレンツェの駅へ降り立ち、バスに乗りミケランジェロ広場へ。
ここは小高い丘の上にあって、フィレンツェの街を一望できるです。
絵葉書みたいな景色でしたよ。

ここからトコトコ歩いて、サンタ・マリア聖堂(写真真ん中辺りのドーム型のとこね)を目指します。
結構歩くけど、川沿いを歩くし、街並みが綺麗なのであまり苦にならず。
そーこーしていうと、有名なヴェッキオ橋が近づいてきます。

ここを渡り、歩くと突如、

ドーーン!と、遭遇します、サンタ・マリア大聖堂。
ここは、私の中で、イコール、映画冷静と情熱のあいだ、を思い浮かべるのは私だけではないはず。
と、ここでも、お決まりの記念撮影。


時間も時間だから、ランチにしよう。
と、言う事で、この大聖堂の真下にあったオープンテラスのお店へ。

サラダ(オリーブオイルと塩、胡椒だけ!新鮮!)と、
伊に来て初めてのトマトソース。

パスタの硬さ絶妙、本当に美味しい。と、

肉ーーーー!!!!
なんでもフィレンツェはキアナ牛と言うブランド牛のステーキが有名なんですって。
Tボーンステーキが一番のオススメらしいのだけど、ヴォリュームが…
ってことで、タリアテーレ頂きました。
ルッコラもたっぷり!パルミジャーノ・レッジャーノこれでもかっ!とたっぷり!
赤身。肉喰ってるーって感じです。
美味しかったー。いいチョイスしました。
日本にもこの組み合わせあったらいいな。。。

お腹も満たされたら、散策です。
フィレンツェは街並みそのものが歴史的建造物。
どこを歩いてもため息がでるほど、美しい。

なんとも言えな優しい色味。

そんな街中で音楽、楽しんでたり、

馬車の馬さんたちがいたり。

こちらヴェッキオ宮殿。
いやはや、どこもかしこもシャッターチャンスの街です。

ピノキオの作者がフィレンツェ出身と言う事で、
ピノキオの故郷とも言われてるんですって。
ピノキオと撮った写真…画素数がなぜか大きくてここに載せれなくて、メカ音痴の私にはどーにも出来ないので、、、
気になる方、いらっしゃいましたらtwitter覗いて見てくださいませ。。。

夕飯も、フィレンツェで。
石畳の上にテーブルのあるお店へ。
ランチがっつりだったからね、軽く。

ミネストローネとペペロンチーノ。
まぁ具沢山なの!あっつあっつでね、私火傷しましたから(笑)
ペペロンチーノはね、日本のそれとはまるで別物でしたよ。
それからね、伊に来て、食事時とかお茶時に、かなりの率で皆さんの飲まれてる飲み物があってね。
友人と気になっていたので、お店の人に聞いて頼んでみました。
“皆んなが飲んでいるオレンジ色の飲み物はなーに?”
“あれはアポロスプリッツァ(確か…)、って言うオレンジリキュールの軽いお酒で、みんな大好きなのよ、試してみる?”
って事で、飲んでみました。
カンパリソーダ的な?

ごめん、お酒だけの写真がなくて…
アップの笹川すまぬ。
おでこのシワとか見逃して…
と、まぁこのお酒。
確かに飲みやすくて美味しかったですにょ。

あっ、この時ね。
隣の席にミドルのご夫婦が座られてね。
博多ご出身で、ツアーでいらしたとかで、フリータイム中で。
仲良くなりました(笑)
明るくて、楽しくて、お二人ともニコニコしてらして、
こちらまで楽しくなっちゃ素敵なご夫婦だったな。

ホロ酔いさんで、駅まで歩き、イタリアン新幹線に乗って無事ホテルへ。
三日目も盛りだくさんで終わりました。

ー4日目・コモ湖ー
伊、最終日。
この日はミラノ中央駅から30分ほどにある、コモ湖へ。
ここは、歴史的に古くから皇帝や各国王室の、現在はハリウッドセレブなんかの避暑地として有名なんですって。
6km先はスイス!素敵ねぇ。
目指すは湖の真ん中辺りに位置する、ベッラージョへ。
遊覧船に乗って2時間程です。
ゆったり船旅。ここまた景色が、湖畔の街並みと、山並みと。
美しいったらありゃしない。



飽きないんだよ。

帰りの遊覧船の時間なんかの都合であまり長居は出来ませんでしたが、
ちゃんと満喫してきたから!

ランチはここで!

夢の様な場所でしょ?(笑)

で、みんな食べてて、しかも美味しそうだったから、まずはこちら。

海老のサクサク…正式名が分からない…。海老が柔らかくておいっしいんだよ、私10本イケる。海老好きだから(笑)

そして、

サフランクリームリゾット、ポルチーニ添え&カルボナーラ!
惹かれるでしょ?
どちらも濃厚で美味しかったにょ。

あとね、私食事時にレモンソーダばっかり飲んでたんだけど、

なんと、デザイン、ワンピース(笑)
日本の漫画は凄いですねぇ。

細い坂道沿いに、たくさんの小さいお店が並んでいるんだけど、ここも絵本みたいに色彩が鮮やかでした。


あとね、結婚式もしていたよ。


確かに、ここ、ハネムーンによろしいかと(笑)
新婚さんになる予定の方、ご検討どーぞ!


これはね、船着場出てすぐのところに咲いてたお花なんだけど。
色こそ違えど、葉も花も金木犀によく似ているでしょ?
香ってみたらね、すんごくいい香りなの!
んとね、金木犀の香りにパイナップルとバニラを足したみたいな香り(笑)
お庭に欲しい。

そして、遠くアルプスの山への感動を込めて、

はい、やーま!

帰りは雨がポツリポツリと降ってきて危うい中、何とか電車に乗れて、ミラノへ。

ディナーの前に、ミラノ中央駅地下のスーパーマーケットでお土産を。
私、ヘーゼルナッツのチョコーレート大量に買いました。
家族へと言う名目で、基本的には私が食べるんですけどね、テヘッ!

テヘッ!

そして、正真正銘、最後の晩餐へ。
ホテルから歩いて数分の、満席のお店へ。
友人と真剣にメニーを選びました。だって最後の晩餐ですから。

魚介のマリネ。

色んな部位のお肉を、蒸した?茹でた?ものに、香味ソースをつけて食べるやつ。
実はこれ、隣の席のおじ様が食べていて(一人でペロリ!)、どれか教えてもらったの。
フランスの方だったよ。英語はしゃべれんからと、仏語?伊語をしゃべり通してた(笑)

ラザニアとジェノベーゼパスタ。
と、相成りました。
もう、お腹がはちきれんばかりで…
ドルチェまでいけなんだった(涙)

また、二人で来れたらいいねぇ。
なんて話ながら、旅を振り返っておりました。

ホテルに戻り、布団にダイブしたい気持ちを抑え、寂しい荷造り。
伊旅行最終日はこんな風に過ごしたのでありました。

ーエピローグー
通い慣れたミラノ中央駅からマルペンサ空港まで電車で一っ飛び。
友人は愛知に住んでいるので、ここでさよならなのです。

友人を見送り。

帰りの飛行機は、往路より何故か時間を早く感じ、成田には21日10時半位に到着しました。
帰ってきた途端、もうイタリアでの日々は遠い昔の様に感じられるのが不思議。

私、間違いなく今まで訪れた外国で一番好きな場所でした。

頭の片隅に焼きついたであろう景色や匂いの思い出は、
どんな時に、どんな風に歌として紡いで出てくるかなぁって、思ってます。
きっといつか私の唇を通して蘇るであろう。と、期待して。
そんな曲が出来たその時には、
さぁ、味わって聴いてね!
そんな願いを込めて、こう言いたいな(笑)

“Buon appetito !!”