北海道に東川という町があって
この街に「小西健二音楽堂」という
こじんまりとした音楽堂があるのですが、
ここで笹川さんがライブをしたら素敵ではないか?と思いまして…
始まりはこんな胸躍るお誘いからでした。
お誘いしてくださったのは、私がとても大切にしているプラネタリウムライブ「LIVE in the DARK」の演出をされている瀧澤さん。
さっそく会場となる小西健二音楽堂の資料を拝見し、写真を見た瞬間“わぁここで歌いたい!”と思い、すぐにその返事をさせて頂きました。
その後、東川町の資料を見たり、打ち合わせでお話を聞くうちに、まだ訪れたこともない東川町の魅力にすっかり感化させられたのでした。
東川町は、北海道の真ん中辺り。旭川空港から車でわずか10分。
旭岳を有する大雪山連峰、十勝岳連峰を臨み、水田広がる美しい町。
また、「写真の町」宣言を行い、写真を通して日本中、世界中と繋がっています。
そして今回、後に想いもよらなかった出会いを運んできてくれるきっかけになった旭川家具。
この旭川家具の約30%が東川町で作られているとのことで、たくさんの工房・クラフト作家さんが創作活動をされている町でもあります。
さてさて。
そもそも、瀧澤さんが、何故こんな素敵な町とお知り合いになったのか?
まずはここをお話ししなくちゃなりません。
それはズバリ。東川町の星空を撮影するため。
では何故東川町?
なんと、違う町の星空撮影をしに行った先で、偶然出会い、東川町をお勧めしてくれたのが東川町役場の方で、そこから東川町とのお仕事が始まったからなのでした。
そんな瀧澤さんが、初めて東川町を訪れたのは、まだ春を感じるには少し早い頃。
その時に案内して頂いた、たくさんの素敵な場所の一つが「小西健二音楽堂」で、
その場を見て、私に合いそうだなぁと思って下さったてんだから、感激です。泣けます。期待に応えます。
そして、お話は文頭へと繋がる訳なのです。
さらにこのお話は繋がり続けます。
直接瀧澤さんと打ち合わせをしていくと、本当に魅力溢れた町であり、また取り組んでいる幾つもの素敵なプロジェクトを知る事ができました。
その一つ、『学びの椅子』。
東川町の資料に目を通していて目に止まった一枚の写真。
それは、ご家族と在校生による花道を、椅子を抱えながら笑顔で歩く卒業生の写真でした。
それが中学校入学時、木製の“自分の椅子”(これが素敵なの!)をもらう事ができ、
その椅子を卒業する時にプレゼントしてもらえる家具産地ならではのプロジェクト『学びの椅子』。
このことを、今回ピアニストとしてお誘いした長谷川久美子さんにいかに印象的だったかを伝えると
“それは椅子の歌を作るべきだね!”
と、目から鱗の提案が。
そしてそのことを後日打ち合わせついでに瀧澤さんにチラリと話したところ
“それ、町役場の担当の方に伝えて良いですか?”
結果、町役場の方も喜んで下さった上に、お力添えくださることになったのでした。
しかも、“曲を作られるのであれば、その前に直接東川町に足を運び、家具工房、会場である音楽堂をご覧になりませんか?”と云うご提案まで。
画して夏至の日、北海道は東川町を訪問させて頂いたのでした。
1泊2日の滞在。無駄の無いスケジュール。
伝えたいことはたくさんあり過ぎますが(詳細に書けます)、全部を伝えてしまうとそれはただの旅行記(一生無縁だと思っていた楽しかった旭岳トレッキングとかさ…美味しいご飯とスイーツのお店たちとかさ…)になってしまうので、今回のライブに必要なことだけを断腸の思いでお話ししようと思います。
まず、今回の旅で数ある家具工房さんの中から、四つの工房にお邪魔させて頂きました。
お忙しい中、こんな家具のど素人極まりないもんの為に、皆さん本当に丁寧に説明してくださり、また私の愚問にもちっとも嫌な顔せず答えてくださりました。
そのお陰で、本当に本当に楽しく貴重な時間を過ごすことができました。
◯北の住まい設計社さん
◯むう工房さん
◯工房宮地さん
◯大雪木工さん
どの工房さんも、確かな高い技術力は当然のこと、独自の考え方と誇りを持っていて、かつ他の工房さんにも敬意を持っていらっしゃるのが格好良かった。
そして話しを進めていくと、皆さんとても面白いのです。本当に(笑)
当然欲しくなってしまったのは言うまでもありませんが、、、特に椅子。。。
もちろん楽しみにしていた「小西健二音楽堂」へも。
白樺の街路樹。外観からもう物語は始まっていました。
今回ライブのお誘いを頂いた時に、ここで歌いたいと思った理由が二つありました。
一つは音楽堂の雰囲気。
そしてもう一つは、ライブタイトルにもなっているベーゼンドルファーのピアノがあること。
ピアノを弾けますと云うのをはばかられてしまうほどの私ですが、ベーゼンドルファーの音色のファンなのです。
擬人化したベーゼンドルファーがいたらたぶん恋におちます。(笑)
しかも、ライブ当日は東川町在住のキャンドルアーティストlampoさんが室内装飾を手掛けてくださります。
歌だけでは無い、特別で上質な時間と空間を過ごして頂きたい。
ただ決して大きな会場ではないので(そこが良いの。)、お席数は25席とさせて頂きました。
長い長い文章になってしまいました。
でも今回のライブは、始まりの始まりから知って頂かなくては、
いえ、むしろ始まりの始まりも含めてライブなのだと思ったのです。
東川町民の皆さんは、初めてお会いできますことを心より楽しみにしております。
北海道内からいらっしゃる方も、きっとお久しぶりとなることでしょう。
北海道外からいらっしゃる方は、旅の一場面として。
ベストシーズンの北海道東川町へ遊びにいらしてみませんか?
東川町にて、ベーゼンドルファーと新曲をご用意してお待ちしております。
笹川美和
この街に「小西健二音楽堂」という
こじんまりとした音楽堂があるのですが、
ここで笹川さんがライブをしたら素敵ではないか?と思いまして…
始まりはこんな胸躍るお誘いからでした。
お誘いしてくださったのは、私がとても大切にしているプラネタリウムライブ「LIVE in the DARK」の演出をされている瀧澤さん。
さっそく会場となる小西健二音楽堂の資料を拝見し、写真を見た瞬間“わぁここで歌いたい!”と思い、すぐにその返事をさせて頂きました。
その後、東川町の資料を見たり、打ち合わせでお話を聞くうちに、まだ訪れたこともない東川町の魅力にすっかり感化させられたのでした。
東川町は、北海道の真ん中辺り。旭川空港から車でわずか10分。
旭岳を有する大雪山連峰、十勝岳連峰を臨み、水田広がる美しい町。
また、「写真の町」宣言を行い、写真を通して日本中、世界中と繋がっています。
そして今回、後に想いもよらなかった出会いを運んできてくれるきっかけになった旭川家具。
この旭川家具の約30%が東川町で作られているとのことで、たくさんの工房・クラフト作家さんが創作活動をされている町でもあります。
さてさて。
そもそも、瀧澤さんが、何故こんな素敵な町とお知り合いになったのか?
まずはここをお話ししなくちゃなりません。
それはズバリ。東川町の星空を撮影するため。
では何故東川町?
なんと、違う町の星空撮影をしに行った先で、偶然出会い、東川町をお勧めしてくれたのが東川町役場の方で、そこから東川町とのお仕事が始まったからなのでした。
そんな瀧澤さんが、初めて東川町を訪れたのは、まだ春を感じるには少し早い頃。
その時に案内して頂いた、たくさんの素敵な場所の一つが「小西健二音楽堂」で、
その場を見て、私に合いそうだなぁと思って下さったてんだから、感激です。泣けます。期待に応えます。
そして、お話は文頭へと繋がる訳なのです。
さらにこのお話は繋がり続けます。
直接瀧澤さんと打ち合わせをしていくと、本当に魅力溢れた町であり、また取り組んでいる幾つもの素敵なプロジェクトを知る事ができました。
その一つ、『学びの椅子』。
東川町の資料に目を通していて目に止まった一枚の写真。
それは、ご家族と在校生による花道を、椅子を抱えながら笑顔で歩く卒業生の写真でした。
それが中学校入学時、木製の“自分の椅子”(これが素敵なの!)をもらう事ができ、
その椅子を卒業する時にプレゼントしてもらえる家具産地ならではのプロジェクト『学びの椅子』。
このことを、今回ピアニストとしてお誘いした長谷川久美子さんにいかに印象的だったかを伝えると
“それは椅子の歌を作るべきだね!”
と、目から鱗の提案が。
そしてそのことを後日打ち合わせついでに瀧澤さんにチラリと話したところ
“それ、町役場の担当の方に伝えて良いですか?”
結果、町役場の方も喜んで下さった上に、お力添えくださることになったのでした。
しかも、“曲を作られるのであれば、その前に直接東川町に足を運び、家具工房、会場である音楽堂をご覧になりませんか?”と云うご提案まで。
画して夏至の日、北海道は東川町を訪問させて頂いたのでした。
1泊2日の滞在。無駄の無いスケジュール。
伝えたいことはたくさんあり過ぎますが(詳細に書けます)、全部を伝えてしまうとそれはただの旅行記(一生無縁だと思っていた楽しかった旭岳トレッキングとかさ…美味しいご飯とスイーツのお店たちとかさ…)になってしまうので、今回のライブに必要なことだけを断腸の思いでお話ししようと思います。
まず、今回の旅で数ある家具工房さんの中から、四つの工房にお邪魔させて頂きました。
お忙しい中、こんな家具のど素人極まりないもんの為に、皆さん本当に丁寧に説明してくださり、また私の愚問にもちっとも嫌な顔せず答えてくださりました。
そのお陰で、本当に本当に楽しく貴重な時間を過ごすことができました。
◯北の住まい設計社さん
◯むう工房さん
◯工房宮地さん
◯大雪木工さん
どの工房さんも、確かな高い技術力は当然のこと、独自の考え方と誇りを持っていて、かつ他の工房さんにも敬意を持っていらっしゃるのが格好良かった。
そして話しを進めていくと、皆さんとても面白いのです。本当に(笑)
当然欲しくなってしまったのは言うまでもありませんが、、、特に椅子。。。
もちろん楽しみにしていた「小西健二音楽堂」へも。
白樺の街路樹。外観からもう物語は始まっていました。
今回ライブのお誘いを頂いた時に、ここで歌いたいと思った理由が二つありました。
一つは音楽堂の雰囲気。
そしてもう一つは、ライブタイトルにもなっているベーゼンドルファーのピアノがあること。
ピアノを弾けますと云うのをはばかられてしまうほどの私ですが、ベーゼンドルファーの音色のファンなのです。
擬人化したベーゼンドルファーがいたらたぶん恋におちます。(笑)
しかも、ライブ当日は東川町在住のキャンドルアーティストlampoさんが室内装飾を手掛けてくださります。
歌だけでは無い、特別で上質な時間と空間を過ごして頂きたい。
ただ決して大きな会場ではないので(そこが良いの。)、お席数は25席とさせて頂きました。
長い長い文章になってしまいました。
でも今回のライブは、始まりの始まりから知って頂かなくては、
いえ、むしろ始まりの始まりも含めてライブなのだと思ったのです。
東川町民の皆さんは、初めてお会いできますことを心より楽しみにしております。
北海道内からいらっしゃる方も、きっとお久しぶりとなることでしょう。
北海道外からいらっしゃる方は、旅の一場面として。
ベストシーズンの北海道東川町へ遊びにいらしてみませんか?
東川町にて、ベーゼンドルファーと新曲をご用意してお待ちしております。
笹川美和