サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

ブランドとは何か

2019-01-03 08:31:35 | 日記

もう一つ視点を変えて「ブランディングとは何か?」について述べて参ります。
ブランディングとは、文字通り自店を「ブランド店にするための手法」です。

これを「西瓜」に例えてみましょう。
◎「製品」とは、生産農家から出荷された西瓜です。
◎「商品」とは、果物専門店が化粧箱に入れた西瓜です。
つまり、製品に「お客の心を掴む要素」を乗じたものが「商品」と言えます。
これによって西瓜の値段は高くなりますが「価値」も高まっています。

この「果物専門店」の経営の仕方を「サロン経営」に取り込む訳です。
そこには「お客の心を掴む心くばり」がありますが、その「ベース」となっているのは何か。
◎経営の理念であり、
◎製品の品質であり、
◎サービスの演出です。
この三つで「価値」を高めることに成ります。

◎白米のご飯もいいが、さらに古風な容器に、ふりかけをまぶした「茶づけ」にすれば、高付加価値が付きます。
◎「サービスの演出」を高めれば、素材がステンレスであってもジュエリーと呼ばれる商品にすることも可能です。

 つまり、ブランドとは「その人にとって、究極の価値になっている状態」のことです。
「あのサロンだから」・「あの美容師でなければ」という理由で選ばれる存在になるということです。

こういうサービスが出来るならば、最強の武器になります。
何故なら、どれだけ価格が高かろうが選んでくれますし、どんな商品を出しても買ってくれますし、商品の良さを伝えなくても自動的に選んでくれます。

こういう状態になると集客は一切不要で、多くの「口コミの波」が起きて紹介客が増えます。同伴客が増えます。
ここに「ブランデイング」の狙いがあります。明日に続きます