サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

5,経営理念確立の重要性。

2019-01-10 09:23:47 | 日記


5-1,経営活動は、経営理念の具現化にある。
サロン経営上の政策や方針は経営理念を柱として運営されるもので、「経営活動の全ての活動を方向づけする究極的な価値観」です。
したがって、サロン経営の戦略立案に際しては経営理念の実現を目的として、基本的方針や具体案を組立て実行するものです。このような理由から、経営トップから第一線のスタッフに至る全員が、この「経営理念が浸透しているか否か」で、経営の成果は大きく左右されることになります。

 つまり、経営理念とは「サロンの存続目的を追求するための思想の確立である」です。 従って、先ずは「経営者としての経営に対する思い」を明確にします。


5-2,経営理念作成上の要諦。
   サロン経営に対しては、二つの大切な協力者が存在します。
◎一つは、サロン経営に参加する家族を含めた全従業員です。
◎一つは、サロンの利用して頂くお客様のことです。
   この両者に対し、経営トップとしての考えを明らかにするものです。これは言い換えれば、サロンの存続原点であり、サロン経営の使命でもあります。

したがって、次の視点から経営者としての考えを明確にします。
1.何を目的として経営するのか。
2,何によって地域社会に貢献するか。
3,自店がターゲットとするのは誰か。
4,全従業者の人生に対し、どのような使命感を持って臨むか。
5,自店の将来目標を、どのように描くか。
  以上のことに対し、経営者としての考えを明確にします。
  
 ここが明確でなければ、「サロンのブランド化」は出来ません。極端に言えば、「自店が存在しなくても誰も困らない」ということです。それは、サロンの存在価値が無いということになります。
 明日に続きます