Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

NYC2

2013-03-18 00:20:54 | daily life
今日は日曜日、ということで一時就職のことは忘れて、
NYを楽しもうということで一日中周りにまわった。

まずはNYで今かなり注目されている廃棄された鉄道線からパブリックスペーズに転用された、
High Lineに。以前から都市計画を勉強するからには一度は行きたかったけど、
ついに行けずに今までずるずる来てしまった。何としても今日は行こうという決心で行ってきた。
High Lineは建物の間に突如出現する、何とも奇妙な感じだった。
ある意味では建築をやっている学生が思いつきそうな建物の間に道を通すというアイデアだが、
それが実現していて、しかも空間的にも豊かでとても面白いから驚きだ。
ついに独りでにテンションが上がってしまい、子供みたいにはしゃいでしまった。
でも、このプロジェクトが世界中の放置された鉄道を再生させる方法として、
今までの常識を覆したのは間違いもない。










その後はMoMAに行き、現代美術に触れた。
有名な日本建築家による増設された部分も含めて、かなりの面積があったので
途中までは一つ一つゆっくり見れていたけど、途中から次第にとばしとばし見るようになっていた。
世界中のモダンアートが展示されていたのでたくさんアートはあったけど、
全く飽きずに見ることができた。
また建築や庭園もとても工夫がこらされていて、白を基調とした建物だけど
ぜんぜん単調さを感じさせずに、しかも洗練された建築物だった。
あと建築の展示もいくつかあり現代の建築の巨匠であるコールハース、チュミ、アイゼンマン、
ゲーリーといった人たちのDeconstructionの初期作品のドローイングや模型が展示されていて、
僕にはとても刺激的だった。

また以前の都市計画の学会でお会いした日本人の方と偶然マンハッタンのど真ん中でお会いしたり、
NYでファッションデザインをしている友達とゆっくりと色んなことを話せて、
とても有意義な一日を過ごすことができた。
今日はたくさん楽しんだから明日からしっかり仕事探しに集中しようと心に決めた。
さてどうなることやら。

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