姫路城英語ガイドのひとりごと

姫路城英語ボランティアガイドでの出来事や姫路城のあれこれを綴ります。

リボンを付けた鯱

2012年07月04日 | 
先日、オーストラリア人のカップルとスウェーデン人一人のジョイントツアーの時、「天空の白鷺」に上がって、三左衛門は目が点になりました。なんと奈良で焼かれ新調された鯱瓦にリボンが付けられていたのです。





当然の如くゲストから質問がありました。
「なぜリボンを付けているのか?」
「・・・・・多分、新しいのでお祝いの意味が込められているのでしょう。でも、よくわからない」

ツアー後早速調べました。

http://hsuishin.exblog.jp/18061935/
昭和の大修理で瓦葺き棟梁を務め、今回も鯱瓦を制作された奈良県の山本清一さんは、「鯱に付けているリボンは、奈良の唐招提寺の鴟尾(しび)を新調した時に付けたものと同じもので、東日本大震災復興への思いも込めて『絆』を表しています。今回取り付けた『平成の鯱』にもその役目を果たしてほしいですね。」と話されていました。


知らなかった
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