神島沖、海底に埋められた一本の送水管。鳥羽から神島へ生活用水を送る、文字通りライフライン。何らかの原因でその送水管が損傷したのが10月2日の明け方。その数時間後、島内にあるいくつかのスピーカーから聞こえてきたのは「断水」を告げる町内会長の声でした。 「点検かなんかでしょ、すぐ終るよ」そう思ったのは僕だけではないはず。まさかこんなに長く続くなんて・・・。
あれから12日目、いまだに原因すらつかめていないのが現状です。「まさか」
自分たちの身にこんな事が起きるなんて想像もしていませんでした。
20年以上前、まだ鳥羽からの送水がなかった頃、神島の水道代は現在の倍以上。
両親も死んだばあちゃんも水の無駄遣いには異常に厳しく、よく拳骨を喰らいました。僕だってバカじゃありません。何度かどつかれるうちに何となぁくわかってはいました。いや、わかってるつもりでいました。あの時の気持ちと今の気持ちでは
雲泥の差があります。頭だけじゃなく身体でも理解できたんでしょうね、きっと。
こんなに大切なものなんですねぇ、水って。いや水だけじゃない、電気、ガス、油、木、空気・・・。大事な事を気づかせてくれた、いいきっかけになったのかもしれません。こういう場所で商売をしている以上、地域の乱れはそのまま僕らの生活に響いてきます。ひとつひとつ、気持ちを入れて仕事していこうと思います。
来月の遊歩道の草刈りはもうちょっと丁寧にやろうっと。
次回もこの断水で得た経験や助けてくれた人たちについて。
あれから12日目、いまだに原因すらつかめていないのが現状です。「まさか」
自分たちの身にこんな事が起きるなんて想像もしていませんでした。
20年以上前、まだ鳥羽からの送水がなかった頃、神島の水道代は現在の倍以上。
両親も死んだばあちゃんも水の無駄遣いには異常に厳しく、よく拳骨を喰らいました。僕だってバカじゃありません。何度かどつかれるうちに何となぁくわかってはいました。いや、わかってるつもりでいました。あの時の気持ちと今の気持ちでは
雲泥の差があります。頭だけじゃなく身体でも理解できたんでしょうね、きっと。
こんなに大切なものなんですねぇ、水って。いや水だけじゃない、電気、ガス、油、木、空気・・・。大事な事を気づかせてくれた、いいきっかけになったのかもしれません。こういう場所で商売をしている以上、地域の乱れはそのまま僕らの生活に響いてきます。ひとつひとつ、気持ちを入れて仕事していこうと思います。
来月の遊歩道の草刈りはもうちょっと丁寧にやろうっと。
次回もこの断水で得た経験や助けてくれた人たちについて。