巨人の育成枠ルーキー星野真澄投手が、開幕前に晴れて支配下登録をされ、背番号100から95に変更になりました。まだまだ、大きな背番号ですが、本人にしてみれば、この5の違いは非常に大きなものでしょう。山口鉄也、松本哲也、オビスポ、隠善などに続く育成枠出身の支配下登録で、ますます育成枠が重要な育成ルートになっています。
それ以外でも、ドラフト1位の長野久義が実戦向きなところを示し、主軸の亀井を一塁に追いやりそうな勢いですし、その一塁にはかつての主力中の主力高橋由伸がいます。ケガがあったとはいえ、松井と並ぶ大黒柱だった選手がその地位に安住していられないのです。若手でも中井と大田が主力入りへの争いをしていますし、4年目の坂本は遊撃手の地位を不動のものにしています。
数年前の巨人では、即戦力でない生え抜き選手がレギュラーを取るなんて考えられない時代が続いていましたが、育てるという方針をしっかり持てば、こんなふうにうれしい悲鳴が起こるような状況になるんですよね。育てるという方針に立てば、どんどん育つという良循環になっていくのだと思います。こうした良循環を一時のことで終わらせずに、真の伝統にしてほしいものです。
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