昨日の太田総理の番組観ました?
ん~~っと…番組名忘れた…
なんだか… 観ていて歯痒かったです。
ざけんじゃねぇよ…と思いました。(んまぁ、お下品)
三世議員の、ちっとも的を射ない発言とか、
資本主義はこんなもんだ…と言った人とか、
そこから抜け出す努力をしたのか…とか、
派遣には責任のある仕事を任せられないから、
社員より収入が少ないのは当たり前……みたいな。
ぜぇ~~~んぜん、分かっちゃあいない。
一度、派遣を経験してから言ってみぃ! と思いましたね。
それこそ、ドラマの「派遣の品格」を観たら、少しは感じるかも…ね
でさ… 根本的なことを無視しちゃいけませんぜ。
根本的なこと……何だと思います?
派遣も人格を持った人間だってこと…さ。
フツーの社員には様々な手当てがあり、
福利厚生、ボーナス、退職金…など、
フツーの会社なら当たり前。
フツーの社員は、フツーに、
「自分には生活があるから当たり前」って思ってる。
Mも正社員で働いてたときは、全く当たり前だったし。
ベースアップだって、物価が上がるんだから、
給料も上がるのは当たり前! って思ってた。
特にバブルの頃だったし。
でも… 派遣、パート、アルバイトなんかは、
社員じゃないから、そのフツーがない。
やってる仕事は社員と同じ、
いや…社員以上の忙しさで働く人もいる。
でも、扱いは紙とか鉛筆と同じなの。
要するに人としての扱いではなく、
「消耗品」
そこには人格がないんですね。
だから派遣先の経営者は、自分が使ってる消耗品(人間)に対して、
その人の生活が成り立とうがどうだろうが、ゼンゼン関係ないの。
社員さえ手厚く保護してりゃそれでいいのよね。
そこが格差の始まりだってこと、もういい加減気づいたらどうよ?
気づいてるけど、気づかないふりしてるのか…。
性質わるぅ……
Mは貧富の差ってのは、あって当たり前だと思う。
でも、同じ能力があって、同じ仕事をしてる人間の賃金や、
同じ空間で働く人間の労働形態に格差があるのは……
なんかちょっと違いませんか? と言いたいですね。
Mが以前、派遣で仕事をしてたケーブルTVの会社は、
お茶を飲むヒマなど全く無く、ぎっしり仕事で埋まってました。
で、どんなに忙しいと分かってても、
社員は退社時間になって用事がある時は、ソッコウ退社。
どんなに忙しい日でも有給を使って休んじゃう。
しかも週休二日ってことで、
平日に休まずに、忙しい土、日に当然のようにお休み。
なんで忙しい時に社員が会社を休めるの? と呆れるM
結局、派遣のM達がいるからアテにしてるってこと。
仕事に対するプライドがないくせに「正社員」なわけよね。
愛社精神のない社員って、ちょっとカナシイ。
Mが経営してる会社なら、そんな人いらなぁ~い。
逆に、責任感のある派遣を正社にしちゃう
他にも大手プロバイダーの会社…
ここはサイテーでした…
正社員は、派遣に対して、ものすごぉ~く横柄な態度。
すごく仕事のし辛い環境で、覚えたいこともなかなか覚えられない。
何のために仕事をしているか分からない状態。
顧客第一より、正社員様のご機嫌第一なんだもの。
で、Mはすぐ上の上司に
「仕事を教える能力の無い正社員が、
派遣に教えるというより、威圧的に命令するんですが、
みんな萎縮して、仕事を覚えるどころじゃなくなるんですよね…。」と、言うと、
その上司は何を思ったのか、
他の部や課の「長」のつく人達を集めてきて、
会議室にMを呼び出し、Mの前には4人お偉いさん。
そのうちの一人が「会社批判だ…」と、これまた威圧的に出てきたの。
へぇ…ここの会社では、
派遣が意見を言ったら…てか、上司に現状困ってる事を相談したら
『会社批判』なんかい…と思い、
Mは「現状を現場の上司に相談したことが、
なぜ会社批判になるのか説明していただけますか?」と呆れながら聞きました。
悪いけど…Mちゃん、そういうのビビらないし、
会社批判するつもりなんてミジンもなかったから、ものすごい心外だったっす。
唯一批判したとしたら、『何様状態』の正社員のことだけだし…。
仕事をバリバリできる人が、
他人に仕事を教える事の出来る人かって~と、
……そりゃ、違う。勘違いしないで欲しいわ。
イロイロ話をして、お偉いさんたちは分かったようで、
勘違いして悪かった…ボソボソ……と。
だけど、Mはすかり呆れて、その会社で仕事をする気はなくなったんで、
即刻、派遣会社にクレームを入れて、
その派遣先の大手プロバイダー会社を辞めました。
会社批判だと言った派遣先の上司達は、
Mに対してパワーハラスメントしたんですよね。
たかがイチ派遣社員を、4人の役職のある年配のおじさんが
よってたかってイジメたのよぉ~
能力の無いMの上司のどんな言葉に迷わされたかは知らないけど、
一方的なのってどうよ?
それを冷静に派遣会社に言うと、そんな会社とは思わなかった…と、
次の派遣先を紹介してくれました。
そりゃ、そうだよね。
皆、生活かかってるから、何も言わないで我慢するしかないんです。
でもMが辞めた次の日すぐ、同期で入った派遣さん全員、
結束して派遣先の会社を辞めたようです
これには派遣会社も大慌てだったようで、担当者は青くなってました。
…そりゃ、ちょっと皆さん…大人げないよ…って思ったけど、
それだけひどかった…
我慢に我慢を重ねてたってことなんです。
どんなに大手だろうが、
Mは、あのお粗末な人たちのいるプロバイダーは絶対使わないし、
辞めた派遣さんたちも同じだろうな……
…てか… 話を元に戻しますと…
今回の太田総理の法案は“派遣、パートは税金を免除する”というもので、
番組的には否決されたんだけど、それは仕方ないかな…。
働く人は、フツーに賃金を貰って、
フツーに税金を納めて、まともな生活が出来るようにするべき。
派遣、パートの雇用問題と、税金問題は別だものね…
今回の本物の国会では、「再チャレンジ」と銘打って
ワーキングプアの問題が……
あれれ? どこ行っちゃったの??
大事なことでしょうが
格差是正…って、国会議員も、企業の雇用する側も、
本当はやりたくない問題なんだ?
でもね、人が必要なくせに、人件費を削減する企業って……
たかが知れてるってことなんだろうなって思う。
特に大手スーパーなんてそう。
夜遅くまで営業して(24時間のところもあるし…)
土曜、日曜、祝祭日は稼ぎ時ですもの、
人は絶対必要なんです。
何度も言うけど、人件費は消耗品費じゃないんだよっ
そんな企業で、派遣、パート、アルバイトの雇用人数が、
常時、正社員以上っていうのって、
経営者は恥ずかしいと思わないのかな。
イベントなどで瞬間多くなるのはかまわないけど、
年中無休で営業しているのに、しかも正社員になりたい人が多いのに、
正社員への道は険しく、非正社員の多い会社…って、どうなの??
ちょっと信用性に欠ける気がするなぁ…
どんなに大手でも、どんなにエコに取り組んでいても
根本的な、人の使い方がなってない企業っていうのは…
フツーに考えてどうよ?
そんな会社の株なんかMは絶対買わない
…てか、買うお金もないけど……さっ
各自のライフスタイルってあるから、
Mのように、正社員じゃないほうがいいって人もいる。
でも、正社員になりたいと思って働いている人の
鼻先でドアを閉めないでほしい。
で、
正社員でなくても、同じような質、量の仕事をしているのなら、
同じ対価を受け取って当たり前だし
Mは、正社員にはなりたくないけど、
企業には、フツーに賃金の格差是正を強く望みます
※ここで言ってる『フツーの』っていうのは、常識的とか一般的と言う意味です。