サナリ日記

貧乏でもがんばっている編集プロダクションの日常

携帯

2007-12-14 18:20:45 | Weblog
昨日は中央線で某編集プロダクションを訪れました。

その車内で、優先席にすわっていたおばさん。
突然、優先席以外の席に座っているサラリーマンの前まで行き、
何事か文句を言っておりました。
様子を伺っていると、どうやら携帯を使うなと注意しているらしい。
しかも、

「マナーモードではなく、電源を切れ」

と、しつこく。
彼女はもしかして、
ペースメーカーなどを使用している方なのかと思いましたが、
どうやら違う様子。
ただ単に、注意をしたがっているように見えました。

彼女は薄汚れている洋服に身を包み、
恐ろしく汚いカートを持っており、

「ケータイを持ってるやつはいねーがー?
ケータイを使ってるやつはいねーがー?」

と、“なまはげ”よろしくキョロキョロしておりました。

彼女の座っている横は空いており、
周囲はみんな、彼女の様子を伺っておりました。

次の駅に着いた時。
私はドアの前に立っていたので、
ホームに立っている人が見えます。
そこに、まさに携帯を見ながら乗り込んでこようとする女性の姿が。

あら。標的登場♪

彼女は電車に乗り込み、
期待を裏切らずにおばさんの横に座りました。


「携帯はやめてください」
「電源は切ってください」
「あ、電源切ってない!」
「電源切って!」

と、携帯をしまった女性に向かってしつこく言い、
女性が立ち上がって席を移動しているのにもかかわらず、
追いかけながら、

「電源切って!」

と、迫ってました。

いろんな意味で、
“優先席付近では携帯は出さない方がいい”
ということを、しみじみ感じました。

みなさん、気をつけましょうね。

忘年会

2007-12-11 17:50:18 | Weblog
昨日は世界第二位のマジシャン、Y嬢と忘年会。
場所は新宿歌舞伎町。
コマ劇場の裏という怪しい場所でした。

1年を締めくくる最後の料理は宮崎料理♪
焼酎といろいろ問題のあった鶏肉料理で乾杯しました。
そこで繰り広げられた会話といえば、
またも“バスト”の話。

Yちゃん:「いいわよねー、それ(私の胸)自前でしょ?」

新人編集者:「最近小さくなったけど、一応自前」

Yちゃん:「十分よ。うちのダンナがね、胸じゃないところ触るのよ~」


彼女の話によると、トレーナーの刺繍の突起部分を間違ってまさぐっているそうです。
腹が立って「違う!」と、手をとって誘導するということもするそうですが、

「違うって言う私の悲しい気持ちわかる?」

と、言われて私は同情よりも大爆笑。

Yちゃんはダンナ様を、

「モウパイのできないやつ」

と、罵っておりました。
モウパイは私もシロとリャンゾウしかわかりません。


隣に相席で座ってた男性3人はドン引きしておりましたが、
私はYちゃんの話を聞いてひたすら大笑いしておりました。

最近、嫌なことがあって沈んでいた私ですが、
Yちゃんのおかげで元気が湧きました。
本当にありがとう、Yちゃん。
来年もまた楽しいお話聞かせてください。


ところで、Yちゃんの名字を今まで間違えてました。
資料を提供していただいた本にも間違ったまま奥付に載せてしまっています。
彼女の名字の“島”という字。本当は“嶋”だったそうです。
そういう肝心なことは早く言ってください……。

「そんなこと、言わないわよ~。別に間違ってたっていいのよ」

こういう心の広い方ばかりだと、
「刷り直し」という編集者には痛い言葉がかなり減ると思います。
お詫びと訂正を、この場を借りて申し上げます。

ワンセグ

2007-12-10 17:34:27 | Weblog
あまりネタがございません。
よって更新が難しいです。
ですので、私的なことをひとつ。

携帯を変えました。
私の使っていたのは“TU-KA”という絶滅危惧種です。
来年の3月にサービスが終了してしまうということで、
一年ぐらい前から、

「サービスが終了します」

と、手紙が来て、

「今なら安く機種変ができます」

と、手紙が来て、

「無料で交換できる機種が登場!」

と、手紙が来て、

「無料交換の機種がさらに拡大!」

と、手紙が来て、

「希望の機種を持って訪問します。自宅で機種変!」

と、手紙が来ました。
最近では、

「日立のWOOO携帯も無料!事務手数料もタダ!」

ということでした。
そこまで言われたら、機種変をしないといけない……。

テレビなんて見ないくせに、
テレビがついている電話を無料交換という言葉につられてしまいました。
通常、27000円もかかる機種変が無料。イエーイ♪

そして、携帯に疎い私。
ワンセグってなに?
テレビを見るのにお金がかかるの?
使い方がぜーんぜんわかりません。

そこで持つべきものは、
こういうものに強い友達。
チャットで教えてもらいました。

とりあえずは、テレビを見るだけなら、
お金はかからないとのこと。
ただ、充電がなくなるのが早いと。

充電するのめんどくさー。
絶対テレビなんて見ない。


また、不要なものを手に入れてしまいました……。

あらすじ

2007-12-05 18:02:09 | Weblog
今日は映画のあらすじを書く仕事をしております。
140文字以内ですべてを書くのは難しい……。


「ある愛の詩」について書こうとしたとき。

新人編集者:「ねーさん、“ある愛の詩”って観ました?」

隣の美女:「観たわよ。えーと、どんな内容だったっけ?」

新人編集者:「金持ちの息子と貧乏人の娘が結婚するの。で、娘が白血病で死んじゃうってやつ」

隣の美女:「あー!思い出した。確か妊娠してて死ぬ前に子どもを生むのよね」


「ある愛の詩」にそんなストーリーはありません。
勝手に追加しないでください。


「タイタニック」について書こうとしたとき。

新人編集者:「映画館で観たのに、ほとんどストーリーを忘れてます」

隣の美女:「聞いてよ!それなら詳しく語れるわよ」

新人編集者:「何回も観たんですか?」

隣の美女:「いや、テレビで。泣きすぎて頭痛くなっちゃったの」

新人編集者:「頭が痛いほど、どこらへんで泣けたんですか?」

隣の美女:「船が沈んで、流氷につかまって話してるときなんか……」


流氷が浮いている海に落ちただけで死にます。
勝手に作らないでください。


人の記憶はあてになりませんね。


ところで、誰か『パリの恋人』のあらすじ教えてください。
ネットで調べても満足いくものがありません。

なつかしい思い出

2007-12-04 18:02:18 | Weblog
土・日は仕事だったため、無理やり社長に帰されました。

新人編集者:「大丈夫ですよ、弊社の中ではまだ若いし」

社長:「ダメだ!帰れ」

新人編集者:「社長だってずーっと仕事だったじゃないですか」

社長:「俺は社長だからそんなの関係ないんだ」

新人編集者:「私もやることがたくさんあるんです」

社長:「労働基準法で俺が訴えられたらどうするんだ」

新人編集者:「言わなきゃわかりませんよ、そんなの」

社長:「倒れたらどうする!」

新人編集者:「転んだって言えばいいじゃない」

社長:「いいから。じゃあ、一緒に帰ろう」


なんだよ、社長が帰りたいのかよ……。
ということで、お昼ごはんをご馳走してもらって、
そのまま帰宅することに。
別れ際に、社長が「ゆっくり休めよ」といってくれました。

その後、1時間後ぐらいから、

「写真の手配は?」
「請求書は?」
「イラストいつあがる?」
「来週校了できる?」

と、次々に携帯メールが入ってきます。
全然休めません。
会社にいた方がどれだけ疲れなかったことか……。



まあ、せっかく早く帰ってきたので、
行きつけの魚屋さんへお刺身を買いに行きました。
今日は貝類が美味しいとのこと。

魚屋さん:「らっしゃい!」

新人編集者:「この貝、美味しそう。これなに?」

魚屋さん:「見たまま!」

新人編集者:「バカ貝!」

魚屋さん:「違うよ。ヒントは“お姉さん(私)がこの貝を見てる”」

新人編集者:「勃●貝!」


バカです。
しかも大声で。
まあ、ちゃんと“ホッキ貝”と聞こえたようですが。


私は女子高でした。
授業中、ふと窓の外を見ると一台の車が止まっている。
何気なくその車の中を見たら、男の人が自慰行為を……。

前後の席の子に教えて、それがだんだん伝わり、
それを見た女の子たちで教室中が大騒ぎ。

先生が警察に通報したところ、その男は捕まったそうです。
その後の噂によると、

「女子高生に見られながら自慰行為をするのが快感だ」

と答えたとかなんとか。
ホントかどうかは不明。

魚屋さんで、“お姉さんが見てる”の一言で、
このことを瞬時に思い出しました。



あの男は今、どうしているのだろうか。