四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

ヨーロッパ鉄道旅行⑦ツェルマット→サンモリッツ→ティラーノ

2015-05-18 | 旅行(*海外)

4/30(木)この日は、列車とバスを乗継ぎながら長時間の移動&
ティラーノ泊
山岳鉄道の車窓風景を楽しむ一日になります

■氷河急行/902
 (ツェルマット→サンモリッツ/08:53→16:55)
 *鉄道パス割引料金区間と、一部パスが無効な区間があります
■レーティッシュ鉄道ベルニナ線・バス利用2回
 (サンモリッツ→ティラーノ/17:48→20:10)
 *バスを含め、全区間鉄道パスで乗車できます
 *ベルニナ特急列車ではなく、景勝路線をゆっくり楽しむために
  同じ路線を走る普通列車を利用しました♪

が・・サンモリッツ→ティラーノの乗り継ぎ中に、大きなハプニングが起こりました (((゚O゚;) ) ... 時系列で話を進めます(^-^



■【ツェルマット】

sun 朝起きて部屋の窓を開けると、ちょうどマッターホルンの方角の霧や雲が晴れていくところでした


朝日に照らせれ、金色に輝いた姿を見せたマッターホルン


しばらくすると、白いマッターホルンになりました
山の天気は、これはもう神頼みですが、本当に晴れて良かった・・


ホテルの朝食を食べてから、ツェルマットの町を散歩run
カトリック教会の前の通りを歩いていたら、上空にヘリが旋回しているのに気づきました
「遭難者?」と思い、目を凝らして見たら、物資のようでした
山小屋へ運ぶのでしょうか?
スキー板とストックを担いだ若者ともすれ違いました(^-^ 

 


チェックアウトして駅に向かいます


■【氷河急行】



天気が良すぎて列車内の様子が反射して窓ガラスに映り込んでしまい、なかなかうまく撮れません(^-^;)

 





 



 


途中、ディセンティス駅で停車時間が長いので、ホームに下りて写真を撮ったり外の空気を吸ったりされる方が多いです
向かいのホームにゴッタルド線の列車が停車していました














氷河特急列車の車内では、この旅行中初めて会う日本人と話しました
私たちより7歳くらい年上のご夫婦、スイスパスを使ってご旅行@結婚35周年記念だそうです(^-^
子供たちの話をしたり、仕事の話をしたり、旅行者と久しぶりに日本語で会話するのが新鮮で、異国で同胞に会った喜びを感じました

■【サンモリッツ】


 氷河特急を降りて、この後ティラーノまでの
 こま切れでやや複雑な乗継ぎを確認します
        down

①サンモリッツ(17:48発のバス)→②ポントレジーナ(18:08発の列車)→③ポスキアーヴォ(19:40発のバス)→ティラーノ(20:10着)

バスの時間までまだあったのでサンモリッツ湖まで歩いて行ってみます




サンモリッツ駅に戻り、
①サンモリッツ(17:48発のバス)→ポントレジーナ行きに乗ります


②ポントレジーナ(18:08発の列車)→ポスキアーヴォ行きに乗ります
この列車!すごいです☆downこんなの初めて~\(^o^)/!!

一等車が一両、二等車が一両のたったの二両編成で、後には客車以上に長く続く木材を積んだ貨車が続いています@@
しかも、一両中に座席はたった12席(多分)しかありません!!
乗客は3人... 二等車には女性が一人、一等車にも私たち二人だけ..
1時間半位続く、車窓風景が楽しみでたまりませんo(^-^)o




「こんな列車に乗りたかったあ~\(^o^)/」

・・と、私がはしゃいでいたその時です・・

「あれっ?俺の茶色のリュックがないっっ!」

「えっ?まじ?」←にわかには信じられない私

「どうしたっけ・・」←青ざめて元気がなくなる夫


私のデジカメで撮った画像を逆送りしてチェックしてみます...

すると、①のバスの中ではちゃんと夫の前に置いてあった茶色いバッグが、この列車②に乗る前に写したホームでは背負っていません...

「バス①の中に忘れてきた.. orz 」

スイス滞在3日分の最低限必要なものが入っていました・・電源コード・各種コンセント類、夫のiPad、夫の服の着替え、洗面用具ポーチの中にはついでに私の化粧品も、あと、私のPC・・
相談しようにも車掌さんも乗っていません

「次の駅で俺だけ降りて戻ろうかな...」

「こんな小さな駅で降りてもどうしようもないし、連絡をとりたいのは路線バスの方だから、予定通りポスキアーヴォに着いて、一緒に落ち着いてから問い合わせをスタートしようよ」

サンモリッツ以降の乗継ぎの駅名や到着・出発時間、今夜の宿泊ホテル名、連絡先を書き出したメモを数部作り始める夫・・


すっかり意気消沈している夫を見ていると、かわいそうになってきて、そっとしておくというか.. 気のすむようにしたいことをしてもらっておくことにしました

私自身は、車窓の撮影を続けていることが一番いいような気がして、二人きりの一等車内を一人だけ右に左に移動しては写真撮影(^-^ 

時々「見て見て!今、左、左~~」と教えてあげるのですが、上の空で気の無い返事しかかえってこないのでなんだかかわいそうでした。。

窓ガラスに反射して車内が映りこんでしまうのが惜しいのですが、素晴らしい景色の連続です
氷河特急もゴージャスで素敵でしたが、私にはどちらかというとベルニナ線の方が深く心に残る旅になりました

以下に続く写真は、息を呑む、モルテラッチ氷河からビアンコ湖に続く車窓です

 

 

 

 

 

 




ポスキアーヴォ駅につきました!
19:40発のティラーノ行きのバスの発車時間までは20分ほど・・
すぐに、駅員さんのいる部屋に駆け込みますrunrun


英語の話せる駅員さんは一人でした
時刻表とメモを見せながら、切羽詰まった状況を必死に説明しました
ポスキアーヴォ駅のこの駅員さんの対応は素晴らしかったです!!
ドイツ語かスイス語かもわかりませんでしたが、バスも含め、あちこちに電話をかけて問い合わせて下さいました
しかし、地方の小さい駅の事務所は17時で閉ってしまうようで、荷物の有無の確認まではとれませんでした。。

それでも、この後もし荷物の存在が確認できた場合は、明日ティラーノかサンモリッツの駅のどちらかで受け取れるように手配してくれることを約束してくれました

目を見てしっかり話を聞いてくれて、きちんと説明もしてくれるこの駅員さんに荷物の運命を託せたことで、なんだかとても心強い気持ちになりました

③ポスキアーヴォ(19:40発のバス)→ティラーノ行きに飛び乗ります
乗客は私たちを含めて3人... 小さなマイクロバス(but ベンツ)です

 
 このバスで国境を越えます flag6flag7 
 スイスからの国境を越えてすぐのところにある
 北イタリアの小さな町が、ティラーノです



■【ティラーノ】

   着きました d(^-^)

予約したホテルは駅前にあり、126€/一泊二人で朝夕2食付き

写真で見たベランダ付きの部屋をリクエストしていました
ティラーノの駅舎が見える、リクエスト通りの部屋が用意されていて
しかも食事は、ちゃんとチョイスまでできてすごく美味しく、ものすごく感激しました(*^-^*)




例の茶色のリュックには、化粧品や洗面用具も入っていたので、ティラーノの町で調達しようと歩いてみましたが、この時間は飲食店以外のお店はもう閉っていました..

気をとり直して食事に(^^)/fork




チョイスできた料理はどれも、宿泊料込みとは思えないような美味しさ♪d(⌒o⌒)b♪
お酒類は別料金ですが、どれも良心的な安さでした★
美味しい料理とお酒で、夫も少しずつ元気が出てきてよかったです!




あのリュックがちゃんと見つかって、明日は
どうか.. 駅に届いていますように... (✿◡‿◡ฺ)



ラテについてきたsymbol3クッキーの星symbol3にも願いをかけながら ...

この日も.. もちろん
バタンキュ~ (o◠ˆ◠✿) zzz
symbol3

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