先週月曜日夜遅く、九州から帰ってきてから・・
水曜日はスポーツセンター、木曜日は友人とランチ、金曜日は夫と歌舞伎へ、土曜日は次男一家が遊びにきて・・と私にしては珍しく予定が続き、今日は久しぶりにのんびり日。
たまっていた家事を片付けながらゆっくり過ごしました。
どの話題からにしようか?迷いましたが、4/25(金)千穐楽だった歌舞伎座(夜の部)から書いておこうと思います。
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【演目】
一、彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)
杉坂墓所
毛谷村
二、新歌舞伎十八番の内
春興鏡獅子
三、無筆の出世
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千穐楽ということもあって、役者さんの奥様たちもたくさんお見えで華やかな雰囲気でした。
通路を挟んだ斜め後ろにいらしたのは、寺島しのぶさんの旦那さん(ローラン・グナシアさん)だったかと思います。
「鏡獅子」の胡蝶の精役に、ご子息の尾上眞秀さんが出ていましたし。^^
演目が、おそらく外国人にも人気の「鏡獅子」だったからか、インバウンドの観客もたくさん見かけました。
幕間に外国人客が Shishimai ! !・・と満足そうに感動の面持ちで話しているのが聞こえてきて、私まで嬉しく誇らしくなりました。
*『鏡獅子』
尾上右近さんの一人二役(小姓弥生・獅子の精)が素晴らしかったです。
手踊りの美しさやたおやかさに見惚れていたのが、獅子の精になり狂いから毛振りへと見事な変貌で感動しました!!
表情も動きも魂が乗り移っているような素晴らしい若獅子で、すっかりファンになりました☆
胡蝶の精たち(尾上眞秀・坂東亀三郎)の踊りもしっかり魅せてくれました。
(ネットより家系図をお借りしました↓)
*『彦山権現誓助剱』
場面が(彦山)という、昔夫の両親に連れて行ってもらったことがある場所だったので、なんだか気持ちが入りました。
片岡仁左衛門さんの着物姿の良さは毎度ながらさすがだなあ・・と思います。
*『無筆の出世』
中間治助(松山伊予守治助)役の尾上松緑さんが好きなので、舞台に引き込まれるのは言わずもがな。
講談シリーズの新作歌舞伎で、人間国宝の講談師・神田松鯉(かんだしょうり)さんの語りが面白く、観客を舞台に引っ張ります。
張扇(はりおうぎ)で台(釈台)を打ちながら語るのは、場面転換や盛り上がりなどの効果音なのですね!!
講談シリーズ、面白いです♪ ^^
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幕間に食べたお弁当は、歌舞伎座地下売店で買った→「新世界グリル梵のヘレカツサンド」と「八重洲とよだのプレミアム海苔弁」
夫と分けて食べました。
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大入り満席の会場には、着物姿の観客も多かったです。
『鏡獅子』の演目に合わせて、牡丹の柄の帯を締めている方を多く見かけました。
私も、牡丹の帯にしようかなあ・・とも思ったのですが、
家のベランダのバラが、今まさに咲き始めているところでして、塩沢に薔薇の八寸名古屋帯をコーディネートして出かけました。(^。^)
この季節に締めたくなる帯です。
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