私は、７年前だか、８月にここに行ったんだった。
そのおりの写真をめくって見る。
一行は男女７～８人から１０人、前日は本島であちこち行ったり、残波ロイヤルに２泊した。
そして、那覇からは高速船で１時間、座間味島を経由して阿嘉島へ渡った。
諸島のなかで一番大きい島は渡嘉敷島というの、このときは寄らなかった。
めあての阿嘉島は、けるま島、ふかち島と橋で繋がっていて、海水浴の場所がおすすめ。
と言い出しべえのＭちゃんがいうのだ。
ペンションくばというのへ２泊して、晩は酒盛りだったね。
阿嘉島の古い民家が保存されている。高良家住宅。
台風が多いので、風よけの石壁に守られ、低いところに建っている。
島の古老が蛇皮線で阿里屋ユンタとか唄ってくれる。
ペンションくばというのは、主人が久場さんらしい。
この島のむこうに久場島というのがある。聞くと無人島。
そういえば、尖閣にも久場島というのがある。
大体、沖縄にはほうぼうに同じ名前の人がいたり、地名にも同じものが使われていたりするのでした。
そしてこの久場さん、われわれが宴会で盛り上がっているとき、部屋の前のテラスで、蛇皮線を爪弾いているのでした。
久場さん、いうのだけれど、自分はお酒のめないのでと、静かに笑っていたのでした。
私らが、飲んで盛り上がって、するものだから、呆れていたのかも。
