この日の様子をTVで見ていたが、民主党内グループごとの意思の錯綜や、判断の相違の流れがどうにも理解できなかった。
菅さんは、民主党の議員総会で、震災の復興、復旧や原発問題に一定の道筋がついたら、その先は若い人に責任を引き継いでもらうと表明した。(条件付辞任予告)
わたしは、これを聞いて、復興、復旧や原発問題、これはそんなにたやすく道筋が付かない困難な問題だから、恐らく相当の時日を要するものと思った。
ところが、鳩山元総理の話では、二次補正と復興法案を上程の目処をつけたら、菅さんは身を捨ててもらうみたいに言明。
岡田幹事長は、菅・鳩山の確認書をみると、合意事項には3点あり、だが、それには、菅さんが止めるとの言葉は書かれていない。とのこと。
岡田氏のこの発言を聞いた鳩山さんは、それはウソですよ。ウソいっちゃいけないとのこと。
わたしは、普通に聞いていて、理解の齟齬だらけのように感じたものでした。
でも、不信任案が否決されたので、菅内閣の信用が増加、回復したのかというとまったく逆。
理屈はともかく、賞味期限がもうそんなに長く残っていないという雰囲気はしっかり分ったのでした。
期限切れ間近かの内閣が国民の信頼にこたえられるか、あるいは外国の信用を得られるか。
民主党の、与党としての政治責任は、これから具体的には誰が、どうけじめをつけてゆくつもりなのか。
さっぱり分らぬ。まさか、政治とカネで信を失ったはずの鳩山さんや小沢さんが仕切るのではないでしょうね。
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