湖畔にいた鳩

水元公園の入口には、くびれたワンドを横切る橋が造られていて、岸辺を眺めながら歩くことができます。
その橋の手すりに、鳩が止まっていました。



人が近寄っても逃げません。右目で私を見ています。
左目では、対岸の岸辺が映っているに違いありません。



鳥というのは、右目と左目が同時に別のものを見ていて、混乱しないのですね。
この鳩、見ると足に輪があります。無所属じゃないんだ。ねぐらがあって、餌ももらえるんだ。
なのに、この昼さがり、一人でこんな橋のところにいて、いいんかい？

深まりゆく秋、水元公園は平和な佇まいを見せてくれているのでした。