日本の政治は、目指す方向をすっかり見失ってしまった。
昨年8月の衆院選で、民主が圧勝して、政権交代が起こった。
鳩山政権になると、マニフェスト実行の困難、普天間問題、政治とカネ問題で小鳩コンビが失格。
菅氏が後継になったが、財政不健全の状況にたいして、消費税を言い出して、参院選挙で大敗。
国民の声
子供手当てが月2万6千円くれるのは、結局、国債の増発、つまり、子供が大きくなったら子供が返済しなくてはならない借金じゃないか。
そう思っていたら、こんどは消費税だ、子供手当とチャラじゃないか。
子供がいないうちでは、ぼったくられるだけじゃないか。
というわけだ。
これでは、国民は、民主政権がブレる、信用できない、などで見限ったとも判断できるのではないか。
民主党は、素人集団と思われてしまったかも。
衆参でねじれ状況になってしまった。
このまま、菅政権が続くことは無理なんじゃないか。そう思える。
それでも、次のようなことは、日本にとって改善しなくてはならない絶対の項目であるはずだ。
小さな政府を目指すべきだ。民でできることは極力民に渡すべきだ。
行政の無駄を省くべきだ。天下りや渡りなどで、官僚に税金を食われてはならない。
ダムや道路や空港など、公共投資の非効率が累積しているが、是正せねばならぬ。
安易なばらまきは禁物だ。農家への個別所得補償制度は農家からも評価されていない。
日本の産業がもっと競争力を持たねばならない。放置すると、日本の有力会社は外国へ行ってしまう。
経済を回復させる。雇用状況を改善する。
外交、防衛、安保の枠組みは、日本の先進国としてのリーダーシップを維持する上で戦略性のある形をつくるべきだ。
こういうことを、真剣になって、地道に、一心に貫いてゆく政治家が出てきて欲しい。
そこに日本の解決ポイントがあるはずだ。
最新の画像もっと見る
最近の「時の話題」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事