私の中学時代の遠い話題なので、躊躇しているのです。
そう。「昔はものを思わざりけり」、なのよ。
この記事は、読売新聞だそうで、芦屋の中学時分の友達、Fくんが送ってくれたのです。
小阪家住宅は、芦屋の庄屋の建物で、この辺では江戸時代後期の古い茅葺きの住宅とのこと。
これだけなら何てことないのだが、小阪の当主は私の山手中学時代の同級生。
そして、私も彼の近所に住んでいたので、毎日彼の自転車のケツに乗せてもらって登校していた。
そう、毎日私の家へきて私を呼んでくれてたのでした。
そのお陰でといっちゃあ何ですが、二人共遅刻常習犯となっていたんでした。
新聞の写真の家をみても、さあこんな家だったろうなあ。でも、こんな道端には建っていなかったのだが。庭木が鬱蒼としていたという思いがする。
その昔のこととて、当時は彼の家を見ても、大きいけど、空襲で焼けなかったんだろう、ぐらいしか思いが至らなかったのです。
去年11月、中学の同窓会が芦屋の竹園であって、私も出席しました。
その折には、新聞記事をくれたFくんが幹事で、その昔の庄屋さま、小阪くんとも歓談することができたのです。
ほかにも、中学時代の悪ガキぶっていた悪ガキども、数多くの友達とも合うことができたんです。
私自身は、芦屋在住は中学・高校くらいで、その後は転居してしまって芦屋とは疎遠だったんです。
でも、芦屋で古い人は根が生えたようにずっと居るので、今だって昔の友達がいっぱいいるのです。物語だっていっぱいある。
そんなことあれこれ思い出しますと、俺も昔は粗雑だったなあ、ものを思わざりけりだったなあ。とふりかえる私なのでした。
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