サンズ・トーク

猪瀬都知事とオリンピック

猪瀬都知事が、オリンピック招致にからみ可なりなデメリット発言をしてしまった。
ライバルのイスタンブールを、イスラムは互いに喧嘩ばかりしていると、誹謗したそうだ。
それも、ニューヨークで。

ニューヨークタイムスに乗ったから全世界に広まり、オリンピック東京誘致を期待しているスポーツマンは、不安に苛まれている。

知事は、早速トルコに謝罪する旨の連絡をしたらしい。
今朝の朝日新聞には、トルコの青年スポーツ大臣が謝罪を受け入れると表明したという。
大臣の言葉がこう書かれていた。
「今後は、国際オリンピック委員会の規範にのっとって友好的に競争することを望む。」
「トルコ人と日本人が保ってきた友情と、互いを尊敬する関係を大事に思っている。」

猪瀬さんの発言にくらべ、トルコの大臣発言は、大人であり、温和であり、余裕十分、スポーツ精神がバックボーンを貫いていてとてもさわやか。

今思うが、猪瀬都知事がテニスする映像、ジョギングする映像が目に浮かぶが、心ん中はスポーツマンじゃないね。
前の石原さんは、超上から目線で相手を蔑視する。罵倒する。猪瀬さんも上かた目線は同じこと。
お二人とも文筆業で、人物像や事象をとかくデフォルメして言ったり、あらわしたり、結局、自己チューな人柄なのだろう。

スポーツは、相手があって、これと戦う。ベストを尽くす。でも、戦ってくれた相手を良く認識する。評価する。
戦ってくれた相手を、敬意をもって尊重するのがスポーツの本質なのだ。

かつて、フランスのシラク(元首相)が、オリンピックに立候補しているロンドンのことを指して、
「イギリスは、フィンランドのつぎに料理の不味い国だ。」とむちゃくちゃなことを放言して、結果オリンピックはロンドンに決まったらしい。
猪瀬さんは、東京招致が不成功なら、どのように責任を取るのだろう。
ひとごとながら、胃が痛む思いがするのだった。
ああ、やんなっちゃった。

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