サンズ・トーク

休日分散化について(二)

昨日、当ブログで、観光庁で休日分散化の検討が始まったことを述べた。これが、社会の活性化にとって、有効かどうか。
私は、疑問に思っているのだがこれにつき、マクロ経済学の森永卓郎氏の意見を見たが、非常に共感を覚えたので紹介しよう。

森永氏
欧米各国では、年休を完全消化することで、別々に休みをとることが習慣化している。
日本が観光立国を目指すなら、まずそこから始めるべきだ。
そもそも、5日も休みがあっても、それをフル活用できるほど、仕事や財布に余裕があるサラリーマンは少ない。
3連休が各月に分散している今よりも、経済活力が下がる可能性は高い。

年次有給休暇の制度があっても、その取得率は非常に低いのが、日本の勤労環境の現実なのだ。
OLはともかく、妻子あるおじさんクラスの階層になるほど、仕事にゆとりがなく、有給を取れないし、意識の問題かもしれないが、仕事・命なのだ。
有給休暇を利用してレジャーや観光を楽しむほど、日本の勤め人はゆとりがない。

だから、この勤労環境、意識をどう変えてゆくか、これを考えることが先決だといっているのだ。

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