水戸藩中屋敷の庭園だったところ。
回遊式築山泉水庭園といわれますが、園路の延べ段というのが、中国風の素朴な石だたみでした。
切り石と玉石を巧みに組み合わせている。
二代藩主が徳川光圀、先代の作庭を中国風にアレンジして完成させたといわれる。
光圀の手が入ってから350年は経っていて、それだけ年期がはいっているようなのだ。
塵ひとつ、落し物ひとつ落ちていなかった。
石の表面はいろんな色で光っている。
私は下向いて歩いているが、別に世をはかなんでいるわけじゃない。
今まで、懲りもせず、誰はばかることもなく、私は人生を歩いてきた。
延べ段のさまざまな風情が、私のこれまでの足跡を象徴しておるのだ。
どうだ。
ふと、目を上げれば、紅葉が散り残っていました。
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