この悠然とした平和そのものの新川は、正面の大和田機場によって締め切られています。
機場のある場所の所在は、八千代市下市場。
早く言えば、ここまでが印旛沼のようで、橋から川をのぞき込むと、釣り師が鮒を釣っています。
大和田機場から下は川の名も花見川と変わるのです。
機場のすぐ下に成田街道の橋が架かっており、その下には京成電鉄の鉄橋があるのです。
この川の下手のほうずっと先は、千葉市花見川区になっています。
さて、そこでこの橋のたもとに、大和田機場からの説明版があります。
機場は、平水のときは締め切られている。
印旛沼の水量が増えて溢水のおそれのある場合には、断続的にサイレンを鳴らして放水する。
周辺の人は、急激な放水をすることがあるから、サイレンに気をつけるべし。
というのだ。
結局、新川が花見川になっても、水は花見川を流れ下ることは滅多にない。
洪水の危険があるときだけ、放水しますという川なのだ。
そうすると、印旛沼の水は、ほとんどここからは流出していない。
それでは、果たしてどこから、印旛沼の水は川下に流れてゆくのか。
私には、判らない。わからないのだ。
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