天候は、日々変化する。
外出する人は、天気予報を見て自己責任において雨具、装束を決めて行動する。
家庭婦人は、洗濯など家事の処理をする。ほか、農業、漁業、商店なども天気予報は重要な情報ではある。
だが、最近の天気予報は、とかく視聴者にすりよるかのごとき表現も目について余分なことを言っている感がしてならないのである。
寒波のすじ状の雲が張り出して、低気圧の動きから関東平野部でも、雨だが、みぞれから雪に変わる心配がある などというのだが、見ている人に取越し苦労を強いているようにも思えるのである。
関東平野部だって、港区と練馬区では違う。八王子と川越では違う。千葉と筑波でも違うだろう。
昨日は、どこのテレビでも大雪懸念が主流だった。
でも、そういうのは、もしかすると大雪になるかも知れないというのだが、それに付け加えるようにお出かけの際の雨具は、装束はと注意を喚起するので、それはちょっと余分じゃないのと思うのである。
それに追い打ちをかけるように、路面凍結で転倒する事故がこれまでに何人という。
こんな天気情報をテレビのA局、B局、C局が、こぞって同じことをかなりの時間をかけて知らせてくれるのだが、何となく電波の無駄じゃないかとさえ感じます。
羽田、成田の発着。新宿南口、新橋の駅頭のお天気などもしょっちゅう映される。
台風のとき、テレビのレポーターが吹きっさらしの海ぎわで、風に翻弄されながら、声をからして現状を報道する。
若手のレポーターなんだろうが、あんまり想像力のない報道である。
そしてふと、この私だって天気について余計なこと言っているのではないかと反省したりします。
豪雪地帯、屋根の雪下ろしや道路の除雪作業に労力が必要な地帯。
過疎で、雪下ろしをする人手がなくて、高齢者でも屋根へ登らねばならない地域の大変さも現にあるのです。
私の言っている大げさな天気予報というのも、関東平野部に住む人のお気楽な感じなのかなあ。
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大袈裟くん
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