鮎毛バリ釣りと金沢サクラマス情報その2

金澤孔雀鮎毛バリ本舗 「けばりや中山」
加賀伝統工芸研究所 ・毛バリ部門

錘(オモリ)は、8匁以上で中鮎

2010-07-17 11:27:00 | 年月別鮎毛バリ名入り鮎釣果関連情報
 
金沢犀川
追記
○2010年7月18日(日)晴れ
気温 30度以上
早朝
 水温が高い
  青色か緑色が入った毛バリ
   紫陽花(元青胴金)
   青三光(全体が青毛に中金)

  銀色の毛バリ
   二日月 銀帯2本中帯赤
   銀熊  銀帯2本中帯黒

 夕方増水、水温下がる
 ピンク系の毛バリ
  えりこく3号

○2010年7月17日(土)晴れ
梅雨があけました。

釣れ毛バリ
朝夕
 紫陽花(あじさい)金底と銀底

 八ッ橋金底(やつはしきんぞこ)

 こまつ元赤

日没後
 えりこく3号(胴ピンクラメ底)

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○2010年7月16日(金)の釣れバリ
上流
 紫陽花(あじさい)金底と銀底

 八ッ橋金底(やつはしきんぞこ)

 赤熊中金(あかくまちゅうきん)

 金八(きんぱち)

 銀ラメの毛バリも釣れています。

 白熊各種

中流
 赤熊中銀(あかくまちゅうぎん)

 かに

 青ライオン元黒銀帯

 赤三光(あかさんこう)
  赤詰め巻きに銀帯かまたは、金帯1本

 他にもあります。

 金が銀より釣れました。


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金沢犀川
○普段から、ダムの上水、下水を排水しているのか

 手取川より水量は多いです。

○犀川の上流から取水された辰巳用水の水は、

 分流され、金沢の

 末町浄水場(すえまちじょうすいじょう)で

 日本で2つしかない

 化学薬品を沈殿剤使わない浄水場に入ります。

 ここで作られた水道水は、ペットボトルで

 販売されています。

 昨年は、数万本売れました。

 辰巳用水の水は、日本三名園「兼六園」に流れています。
 兼六園ホームページ 「新規ウィンドウで開く」のアイコン

 犀川の水が汚れるとすぐに兼六園の池が濁ります。

 近年は、透きとおった池に泳ぐ魚が見えます。

 兼六園の水が汚れると、各所から電話が鳴り響きます。

○金沢犀川は、地方の小河川なので濁りは早く取れます。

 解禁から、毎日釣っている先輩もおられます。

○さて、晴れて足場が良くなると鮎が釣れます。

 鮎がようやく大きくなってきました。

○ ここで、不思議なことが起こっています。

 毛バリの仕掛け、オモリ8匁以上の先輩に

 中鮎が集中しています。

 錘は、8匁から10匁以上がいいようです。

 錘が軽いと当たりがあっても3分の2は

 釣り上げられません。

問題点
 友釣りの竿の場合、3匁以上の錘が付けられません。

対処方法

 使っていない友釣りの竿の穂先のチワワから

 竿尻に向かって15センチぐらいの所に、

 たこ糸で「輪」のチワワを付ける。

 瞬間接着剤で補強

 本当の竿先は友釣り用。

 途中のチワワは、毛バリ釣り用

 ☆毛バリ竿でも2つか3つのチワワを作って

 錘の重さで使うチワワの位置を変える場合もあります。

 本気で大アユ、尺アユを狙う場合は、

 10匁以上です。

 尺アユは、毛バリに食いついても円を描かないそうです。

 ひたすら直線に走ります。

 みち糸は、1.5号以上のナイロン。

 0.8号のナイロンでは、みち糸が伸び切って

 バウンドして外れます。

 2号のナイロンは、伸びが大きいのか

 アユが走っても粘りと溜めがあります。

○7月に入ると当たりがない時でも、

 鮎が毛バリを咥えて

 当たりが竿先にでる前出る前に、魚体をくねらせて

 毛ばりを外していきます。

 釣り糸の30センチ横の水中でキラリ鮎が光って

 悠々と返しのない毛バリを外していくのがみえます。

 土用まで生きてきた鮎は、学習しています。

 見ていますが気に留めない人が多い。

 本にもでています。
参照
 アユー生態と釣法 世界文化社
 昭和59年発行
118ページ
 対処方法
「アユが釣れる」
 サオ先にいきなり出るアタリで釣れたアユは
 「釣れた」のである。
「アユを釣る」
 みち糸に目印を付ける
 目印が、左右にわずか数ミリ揺れる
 目印だけが一瞬だけ止まったように見える
 ・・・
 食いしぶる大アユを、あの手この手で誘う。
 あるか、ないかアタリをとり、始まるであろう
 強い引き込みを息をつめて待つ。
 小さな小さな引き込みが次第に大きくなり、
 やがてサオ先をズブズブと水中に持ち込む。
 いなしたり、ひいたり、強引きを耐えに耐えて
 手中にした大アユ感触は、たとえ1日に3匹でも、
 5匹の釣果でも、「釣った」という充実感に満たされる。
 何年経っても釣り場と共に鮮烈に思い出し、
 忘れることはできない。
 本当の意味でのドブ釣りで「釣った」1匹のアユは、
 「釣れた」10匹、20匹のアユより
 何倍かの価値があるかを知っていただきたい。
参照終わり

 普通は上記のアタリはとれません。

 「釣れた」でいいのではないでしょうか。

○濁りで釣れない。

 土用隠れは釣れない。

 人から聞いたことを鵜呑みにする人は、

 川を観察しないで、人の意見に振り回されて

 生きてきたのかもしれません。

 鮎が釣れない時に、鮎を釣るには、自然の観察と

 釣れる先輩の観察が大事です。



○鮎釣りで釣れる毛バリを、先輩に挨拶して聞きます。

 教えて頂けない先輩が多数です。

○しかし、白金の伝統工芸士の先輩は、

 毛バリの名前どころか、鮎を釣るポイントまで

 若い頃から先輩に教わった。

 教えても何も問題はない。

 毛バリの名前を教えて釣れるほど簡単な釣りでないよ。

 そうなのです。

 同じ毛バリを付けて並んで釣っても

 釣れる人と釣れない釣り人が、ハッキリ別れます。

 大きい鮎が釣れる人と小さい鮎が釣れる人も別れます。

○自然に感謝

 毎日、釣り場に入る時、帰る時に

 「釣り場」、「釣り人」に挨拶することが一番大事です。

 心配しなくても釣果は、後で付いてきます。

 そうかな。


○小河川では、水に立ち込まない釣り方でも

 塩焼きサイズが混じります。

○足元が滑る場合があります。

 十分注意してください。

 必ず、複数人がいる場所で釣りをしてください。

 緊張していて川に落ち難いです。

 助けられませんが、通報だけは出来ます。

○釣りが無理な人は、竿をたたんで

 釣り自慢が出来ます。

 誰もが笑って自慢話を聞いて頂けます。


 

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