鮎毛バリ釣りと金沢サクラマス情報その2

金澤孔雀鮎毛バリ本舗 「けばりや中山」
加賀伝統工芸研究所 ・毛バリ部門

追良瀬川へ銀鮎を求め て黒髪太郎が行く

2010-08-29 12:25:00 | 日本鮎毛バリ通信「黒髪太郎が行く」
 
黒髪太郎が行く

 7月と8月、青森県の白神山地から

 日本海へ流入する赤石川と追良瀬川に

 出漁した。

 7月中旬の連休には、追良瀬川で、

 東京鮎毛バリ研の8人組と合流。

 私は少し浮気して彼等より

 300メートル下流の私好みの深い渕で

 サオを出す。

 早朝だけで16~18センチ級を

 20尾台と好漁。

 そのうちの3尾は身体全体が

 すばらしい金色で感激した。


  地元の人は
   赤石の金鮎、

   追良瀬の銀鮎

  と言っている。


近年地元の評判は赤石より追良瀬の鮎が美味いという。

○8月の出漁は初体験。再びそこの渕に入川。

 しかし当たりは全くなく、

 魚は全部下流へ上がったと判断。

 そこより上流5キロにある観音堂前の渕へ移動。

(写真下↓観音堂前の淵)


 3時間ほどで18~19センチ級を18尾。

 満足して宿に引き上げた。


○翌朝柳の下にドジョーがいると、同場所へ7時到着。

 そこには弘前ドブ研のKさん達5人組が仕度していた。

 20センチ級狙いに上流に入川したが、

アブの大群に嫌気をさして下流に移動したという。

 早速、2~3を釣り上げると、雨とカミナリpikaに遭遇。

観音堂に休んで雨を待つ。

 一眠りすると雨も止んで、再びサオを出すも、

当たりなく正午に納竿。

とにかくアブには参った。

手袋の上からも刺す。

アブは黒色を好むらしく、

黒の朋長靴には100匹ほどのアブが

まつわりついている。

また、サオが動くのでそれにも興味があるようだ。


○結論として、

この地方の出漁8月は一考を要する。

 地元の人のアブ対策として

①防虫ネットで顔を防漢している

②ハッカ油を使う。

 しかし私の経験では多量のアブには通用しない

③私達の年代はアブに刺されているので、

 免疫性がありそれはど腫れないし、カユミも少ない。

 初体験の人は熱を出して大変な騒ぎになるという
 十分気をつけて下さい。



参照図書
「鮎毛バリ釣り大全」
(20、21頁の写真、地図を抜粋)
2008年3月20日初版発行
著者 澤渡 要(さわど かなめ)
発行 株式会社 マグナ
発売 河出書房新社
ISBN:978-4-309-90764-2



********************
考察

水の綺麗な冷たい最上流の流れの所に

アブの小さいのがたくさんいます。

アブは、茶色です。

北陸では、「アブ」の半分ぐらいの「オロロ」と呼ばれる

刺すと痛い虫がいます。

色は灰色と白の縞模様で全体的外観は白ぽいです。

刺されるととても痛いです。

友釣りの黒いウェイダーの上からでも針を

刺していくそうです。

1匹で来ることはありません。

蜂が巣の周りで飛んでいるくらい。

めまぐるしく飛んでいます。


鮎毛バリに「オロロ」というのがあります。

「おろろ」とひらがな表記
使用法
 晴れの日
 すき水
 日中
 深場

 釣れるでしょうが、アブ対策が必要です。

 しかし、

 あぶ対策をしたのは、砂防堰堤ができる前です。

 今は、鮎が遡上できません。
 



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