クリアファイルのその中は

何気ない毎日は、何気なく良い。

迷信とは言わせない

2012-05-07 20:37:36 | 日記
「夜に口笛をふいたら蛇が出る」

と、昔よく母に叱られたものだ。

最近はある絵本で口笛では「泥棒が来る」という話もあったりする。

うちの子らときたら、

「蛇が出たとしても、だからどうよ?」ってな調子で、怖がりもしない。

だったら「泥棒が来る」の方がオドシになっていいのかもしれない。

もっとも、そんな迷信に怖がる年でもないのだが。

(実際我が家は3度泥棒に入られているが、だれも夜中に口笛は吹いていなかった。
迷信扱いされても仕方あるまい)



私がまだ小学生の頃、祖父がトイレに白い蛇がいたのを見た。

祖父は「白い蛇は縁起が良い」と喜んでいたが、子供の私にはそうはいかない。

私はその後トイレに入るのが怖くて仕方なかった。

だって考えてもごらんなさい、お尻を丸出ししているんですよ。

そう、その当時はまだ和式トイレだったから。

なんて無防備な恰好でしょう。


≪そこに蛇がニョロリと来て、お尻の穴にニュルリと入る・・・かもしれない≫


毎回そんな事を考えてしまい、私の鼓動は早まり、冷や汗をジワジワとかき、
最悪のトイレタイムだった。



先日ヤモリがニョロリとトイレの窓に張り付いているのを見た。

蘇るあの記憶。

蛇もヤモリも「ニョロリ」系なのだ。

そういえば最近よく長男が夜中に口笛を吹いている。


笑われてもいい。
やっぱりちゃんと言わなければ。


「夜中に口笛を吹いたらお尻の穴が危ない」って。