神頼みは別の事にとっておく

いつも宣言しているが、私は今の借家を絶対買い取るつもりだ。

周りの人からその志に対し、「女出一つで偉いねぇ」とよく言われるが、
その資金は≪ロト6の当選金≫で買うつもりと言うと、呆れ果てられる。当然だな。
それは【志】なんていうスゴイものじゃないから。

しかし、私はこの他力本願に本気で掛けている。
と言っても、神様仏様には頼まない。
こんなクダラナイことは頼んではいけない。

ロト６は自分の力で勝ち取る。
これが大事。

この力というのは、数字をヒットさせる力とか運とかではない。
1週間をいかに正しく生きるかという力だ。

だから毎週木曜日の当選日は、1週間をいかに生きたかを問う日となっている。

採点基準は以下の項目を全て守れたら合格。
人として素敵な1週間を過ごせたら、ロト６は絶対当たると思う。

人を妬まない。
ウソをつかない。
約束を守る。
人を悪く言わない、バカにしない。
自分を誤魔化さない。

しかし、これがとても難しいのだ。
私が唯一守り通せるのは「約束を守る」という事くらいだ。

人を羨ましく思ったり、
スムーズに事を進めるために小さなウソを言ったり、
テレビでアホなことをしている人を馬鹿にしたり、
本当はイヤなのに嬉しいふりをしたり・・・

出来ない、意外と出来ない！

そして今日は木曜日。
これを書き終えたら当然番号を確認するつもり。

でも、もう結果は分かっている。

切り落とし牛300ｇを買っていた私の隣にいたオバサンは、1500円/ｇのステーキを肉を購入。いいなぁ。

息子の声が小さすぎて何を言っているのか判らなかったが、なんとなくニュアンスで「そっか～」とウソの相槌。

鳩○元首相ってバカじゃないの？早く政治家辞めちゃいな！とテレビに向かって悪態をつく。

・・・ああ・・・まだまだ思い当たることがいっぱいある。

落選確実だな。

聞けばロト6の１等当選確率は6,000,000の１だそうだ。

私がまるで聖人のような1週間を過ごす確率を考えると・・・絶対当選しそうもないな。


地道に働いて家を買った方が早いかも。


神様仏様。
みんなが健康でありますように。
私はみんなが帰ってこれる家を持てるよう頑張りますから。

カラス戦争に終わりはこない

人間ＶＳカラスの熾烈な戦いは果てることなく続いていた。


シートをかぶせ、端を煉瓦で押さえ、ペットボトルを並べたり・・・と、人間側も努力をしていたが
それでも幾度となくカラスに荒らされてきた。

最近になって周辺の収集所では、各班自費でアルミサークルを設置されるようになった。

気が付くとこの辺りで設置していないのはウチの班だけ。

当然、行き場の無くなったカラスがウチを狙う。

シートの端のペットボトルをくちばしでずらし、恐れを知らぬ切り込み隊長カラスがシートに潜り込む。

その様子を木の上から伺っていたカラスが、勝ちどきの雄たけびを上げると、あちこちからカラスが集まってくる。

今朝もすでに2度荒らされた。


恐らく、近いうちにウチの班もサークルを購入することになるだろう。

これでゴミ収集所には平和は訪れる。

が・・・・・


ゴミ収集所の目の前で暮らしている私は、荒らされている現場を目撃する頻度が高い。
当然カラスを追いやり、掃除することも多いのだ。

それをカラスどもは木の上から眺め、恨めしそうにカァカァ鳴いて見ている。

以前、カラスを追いやりごみ収集所を掃除していたら、低空飛行で私めがけて飛んできて、柿を投げ落とされたことがある。

次の日は我が家の二階の窓をコツコツとカラスが突くという事件も勃発した。

執念深い恐るべしカラス。


これでサークルが設置されれば、怒りの矛先を一手に私にむけるのではあるまいか？

私の心に平安が訪れるのはまだまだ先のようだ。

被害妄想の女を楽しむ女

≪プリンを食パンに塗って、レンジで1分温めると【フレンチトースト】になる≫

という裏ワザをテレビでやっていた。

その映像を見ていたら、無性にフレンチトーストが食べたくなった。

夕飯の買い物に出かけ、早速プリンと食パンをかごに入れたはいいが、なんとなく人の視線が気になる。

「あら、あの人きっとテレビを見たのね。ククク・・・」（もちろんそんな事は誰も言っていないが）

こういう思い込み幻聴には必ず「ククク」笑いがもれなく付いてくる。
テレビでやっていたことをすぐに真似するのは恥ずかしいという気持ちが私の中にあるからに違いない。

しかし、いちど思い込むと恥ずかしさを取っ払えない。

そのテレビ番組というのは、日テレの「ヒルナンデス」。
我が家でも滅多に見ない番組だし、低視聴率だと聞く。
しかも話の中心は東京で、関西人はあまり見ないのじゃないか？と思われる。

そうよね、大丈夫。
あの番組を見た人はごく少ないから、私の買い物に嘲弄するものはいまい。
ちょっと安心。

が、今日のＭＣは関ジャニの二人。
これは今日だけ視聴率アップか？
やばいよやばいよ～、あ！あの人笑ってない？

こうなってくるとレジのオバサンにも、普段は何も言わないで黙々とレジ打ちするのに、
「あ、テレビでやってましたよね。」
と今日に限って言われること必至。

迷わずセルフレジへ。
これで安心。


これを被害妄想と言わずして何と言おうか。


と、人目気にするスリリングな買い物を終え家に帰る。
けっこう楽しんだな。


冷蔵庫にプリンを入れた頃には、フレンチトースト欲は見事なくらい残っていなかった。

今日はお休み、な～んにも無い日

5日間の雑貨展が無事終了した。
紹介した陶芸家の作品は結構売れ、なんとか面目を保った。

昨日は会場の後片付けをし、委託品を返却した。
会場がすっかり片付くと、楽しくも慌ただしい日々が終わった。

落ち着いたところで今日は1日ポカーンと過ごす1日に充てた。

朝の家事を済まし、11時ごろから昼寝。
こんな時間なのにけっこう眠れるもので、起きたのが午後1時だった。

その後もパソコンしたり、本を読んだり、テレビを観たり・・・
とことん休日を決め込みノンビリ過ごした。


夕方、雑貨展の主催者であるオーナーさんから電話があった。
オーナーさんも今日が久しぶりの休日、とにかく忙しい人なのだ。

今日はノンビリされたのかと思っていたら、

「今日は京都の雑貨屋さんに行き、滋賀のお店、奈良のカフェと回ったの。
やっぱりいろいろ見て回らないとダメだと痛感したわ」

その言葉を聞いて、だらだらモード変換スイッチオン。
私も日々学ばなければいけないことが、まだまだ沢山ある。

そう、次なる目標は雑貨展会期中にすでに決まっていた。
準備を始めなくっちゃね。

あのまま忙しい日々を続けていたら、頭のフル回転は空回りでフル回転だったかな。


な～んにも考えない日だけれども、な～んでも考えられる日になった。

学生時代、考古学実習に行って役だっていること

日曜日はいつも「中掃除」をする。

風呂や洗面所の排水溝や、掃除機内部の掃除など・・・
普段の掃除よりちょっとだけ気合を入れる日だ。


「普段いい加減だから頑張ろう」

と、午前中かけて掃除をするのだが、それでも到底お客様に堂々と入って
頂ける≪綺麗な家≫とは言えない。


それは、掃除はしてあるけれども、片付けはしていないから。


とにかく片付けが下手、というよりも苦手だ。

積み重ねられていく未開封のＤＭ
なんとなく重要そうなプリントや書類
本や雑誌の数々・・・

こうして積み重ねられていく「捨てるに捨てられない」ものたち。


片付けの方も週に一度の「中掃除」で覚悟してやれば・・・とは思うけれども、
きっと義務にしてしまうと、日曜日毎に憂鬱になってしまいそうだ。



さ！サボっていないで仕事をしよう。
先月〆の請求書を書かなければ。

積み重ねられた書類の地層を探る。
納品書は・・・1週間前の地層だから、この辺りに埋まっているはず。