PRESSな時間

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2013-10-02 21:53:12 | 社会
(いわき漁協の方@参院汚染水漏洩問題院内集会、政府交渉)
10/2「海洋投棄の愚」
今日、参議院講堂では、「福島事故汚染水漏洩問題に関する政府交渉」が行なわれた。
福島県内からはいわき漁協の方、井戸川克隆さん、浪江町の方が参加し、
井戸川克隆さんが「今日は福島から4人もの人が来ました。もう、今回の事故は「事故と呼ばず、「事件」と呼びましょう、
そして、
私達だけで倫理委員会を作って東電、政府に対案を突きつけましょう。」
と提案された。
つまり,
井戸川さんのおっしゃる通り、
もはや、東電、政府には「倫理」と言うものが存在せず、
ただ、目の前のお金だけが心配であると結論付けた格好となっているのである。
その最たるものが
「汚染水漏洩問題」なのではないだろうか。
この問題はただ単に、
敷地内の問題だけではなく、
太平洋をまたいだ、米国などの隣国を巻き込む
壮大な問題だと言う事である。
私達はこの問題が海洋と言う公的な資源である事を忘れ、
かつての公害問題と同じ様に
ただ補償金を支払えば良いと言う
安易な考えで見ているのかもしれない。
しかし、元々「海洋資源」は地球上の全ての国の財産であり、
人間のゴミ捨て場ではないのである。
それを「他国がやっているから自国でも問題無い」
などと言う田中俊一原子力規制委員長の安易な発言が象徴する様に
、片付けるのはいかがなものなのだろうか?
放射性物質は本来粒状のものなのだから、
薄めて出せば問題無いと言うものではない。
井戸川さんのおっしゃる通り、
やはりこれは「事件」として、
公開の場での裁判が必要なのではないかと思う。
しかし、これを書いている時も、汚染水は流れており、
一刻も早く問題を解決しなければならないのである。
その点をあべ首相はどのように考えているのだろうか?
聞いて見たい気がする。

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