先日、「これが煎茶の楽しみ方なのか・・・」と衝撃を受ける経験をしました。
簡単に言うと、緑茶というと、渋みや苦みを楽しむ大人の飲み物かと思いきや、アミノ酸である「旨み」を楽しむものだったんだ、ということであります。
実家でお茶を飲んでいた時には、熱いお湯をそのまま急須に流し込んでいたので、苦みや渋みで、年を食うにつれてそれはそれでいいものだなぁ、と思っていましたが、これが間違いだと気づいて、ビックリ。
先日、静岡を回って、煎茶を買いました。実際にお茶屋さんで試飲させていただいた際に、衝撃を覚えた次第。
いい煎茶は、(1)熱いお湯を注がずに、70~80度のお湯で、(2)120秒くらいゆっくり出すのが普通なんだそうです。高い温度だと、渋みのタンニン、苦みのカフェインが出てしまう様です。
お茶に注ぐ温度を下げるために、湯冷まし(お湯を移し替えやすい形になっている器)を使ったり、湯飲みにまずお湯を入れたりした後で、急須に入れるようです。
お茶には、製法の違いで言えば、釜炒り茶、発酵茶なんかもあり、かなり奥が深そうです。うーむ。深めてみたい。
参考図書