悦子の部屋

日々の出来事や趣味のダンスのことをつづります。

ロヒンギャ少数民族のお話

2021-10-08 19:15:39 | 日記

               マユハケオモト

 

こんにちは   悦子の部屋へようこそ

ミャンマー西部ラカイン州の、イスラム少数民族ロヒンギャ2017、8月下旬

以降、武力弾圧を逃れて隣接するバングラデシュ南東部コックスバザール県に数十万人

規模で流入した出来ごとは国際社会に大きな衝撃を与えました。「世界で最も迫害された

少数民族」と呼ばれるロヒンギャ難民は過去の流入と合わせて同県内に100万人滞留しており

ミヤンマーの帰還の見通しが立たないなか今も過酷な避難生活を続けています

大量流入のきっかけは、ロヒンギャの武装勢力「アラカンロヒンギャ救世軍」(ARSA)が

8月25日警察施設を一斉襲撃した事ですが、国軍はARSA敵発を名目として掃討作戦を

発動しイスラム教徒の集落を焼き払い乳幼児や女性、高齢者を含む住民を無差別に殺害しました。

弾圧の犠牲者は約1万人(国連調査団)「最初の1ヶ月間で少なくとも6700」(国境なき医師団)

「24800人を殺害」(豪スウィンバーン工学大学)などと推計されます。女性に対する集団レイプ

も多発したとされ、国際社会でミャンマーの非難が渦巻いたほかノーベル平和賞者のアウンサンスーチー

国家顧問がこの事態に積極的に対応しなかったことも激しい批判を浴びました。

まだまだ続きがありますが次に書きます。私がロヒンギャ民族のことが知りたかったのは、Eテレで

ロヒンギャの女性が難民で父親のいる日本へ来て中学時代ずっとひどいいじめを体験した話を

聞いたのがきっかけでした。この民族は無国籍でミャンマーで国民になれないのです。

みなさまごきげんよう。