犀太郎の歴史浪漫

歴史研究や歴史・時代小説など、気ままに書き綴っています。

江戸名所 聖堂

2012-11-12 21:22:36 | 日記
  江戸名所 聖堂

江戸名所散歩、次は湯島の聖堂です。JR御茶ノ水駅を出て、神田川にかかる聖橋を渡ると、すぐの場所でした。
入口の門は、塗り替えの工事中でした。


門の脇から中に入ると、大成殿という建物です。




大成殿の中はかなり薄暗いです。
5代将軍・綱吉(犬公方ともいわれる)は学問を好み、元禄3年、湯島に聖堂を建立、幕府の力で強く庇護したということです。


それ以来、聖堂は昌平坂学問所として、多くの俊才が集う場となっていったようです。

『江戸名所図会』には、長谷川雪旦が描いた「聖堂」がおさめられています。

「聖堂」(『江戸名所図会』より)


江戸時代に描かれた「聖堂絵図」というものもあります。

「聖堂絵図」


広重の『名所江戸百景』では「昌平橋聖堂神田川」の遠景に聖堂が取り入れられています。

広重「昌平橋聖堂神田川」



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