くすり箱,にこり箱,わはは箱

日常のちょっとした出来事のメモ.くすり,にこり,わははと笑えるネタを記録することで,明日の活力としよう.

だだをこねる

2006-07-19 23:42:46 | Weblog
息子は最近だだをこねるのが上手い.
そう,「だだこね」というのは上達するものらしい.
言ってみれば,非言語コミュニケーションだけによる対外交渉,である.
その交渉術が上達しているのだ.

1.ぺたん,と座ってから,改めて泣く
これはどういう効果があるか.
座ることによって,力いっぱい泣けるのかもしれない.
もう一つ考えられるのは,ぺたん,と座る,その動作によって,
劇的な状況を演出しているのではないかと私は睨んでいる.
だだこねパターン1-1:
「(ええん,そんなにぼくの言うこと聞かないなら,座り込んで,
徹底的に泣いちゃうぞー,)(ぺたんと座り,一呼吸置いて,腹の底から)ぶぎゃー」
だだこねパターン1-2:
「(えっ,この要求受け入れてくれないんですか,そんなぼくってばかわいそうじゃないですか)
(ぺたんと座り,ちょっとよろめき気味に)うわわーん」

大人になっても,「座り込み」で自分の主張をアピールする場合があることを考えると,
「これは譲れないぜ」という主張をコドモなりにしているのかもしれない.

2.だっこして~,と足にしがみついてせがむ
私が台所にいると,すごく楽しそうに見えるらしく,
「(そっちいるの?そっち楽しいよね,ミルクとか,食べ物とか,
いろいろ入ってる棚とかあるし,ママだけそっちにいてずるいー)
ああああがー」
台所と居間の間に,息子が乗り越えられないようなゲートを設置しているのだが,
まぁそれでもやむなく台所に入れちゃうときもあり.
ミルクやおやつなど,何か台所にちょっと取りに行きたいときなど,
息子は自分も連れていってほしいので,私の足にしがみついて動きを封じる勢い.
そしてそれこそ劇的なだだのこねかたをする.
だだこねパターン2-1
「(もう,ボクがこんなにだっこしてそっちに連れてって,って言ってるのに,そんな風に
軽く受け流しちゃってさ!ひどいよひどいよ!)うわわわわーーー・・・・」
(と,ここで私が大泣きを阻止するべく抱き上げてさっさと台所に連れて行く,
そうすると,勢いあまってすぐには泣きやむことができず,)
「わわわわわ・・・,わわわ?(ニヤリ)」
泣いてるんだか笑ってるんだかよくわからない中間の状態,この瞬間がたまらなく可愛くてオモシロイ.

今日ははじめてスーパーで歩かせながら買い物をした.
・・・,エライ大変なことになった.
1.いっちょまえにカゴを持ちたがる
2.その割に売り場を全く進んでくれない(野菜売り場に10分近く居た)
3.にもかかわらず,野菜売り場で買えたのはミニトマトとタマネギと大葉
4.手の届くあらゆるところに手が出る(惣菜コーナーは要注意)
5.うちで絶対要らないものに興味津々(お仏壇用の線香とかローソクとか)
6.自分の食べたいものは手に取って離さない
(レジでは,値段を手で入力してもらった.すみません...)
7.そこから離れたくないところではとりあえず座り込む
8.結局売り場の1/3も見れず買い忘れ多数

やっぱ,カートに乗ってもらうに限ります.
そして,世の中のカートというのはよくできていて,
コドモに品物が見えないように,コドモの背側(あるいは下側)に
カゴが入るように設計されているんですね~...

今日も妙なことに感心した一日でした.


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