三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

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私が経験した抗がん剤の副作用 6

2024-10-07 12:22:27 | 私の病気(胃癌)について

癌経験者の話を聞く時に、気をつけないといけない事があります。癌の種類、進行度、患者の元々の体調によって、個々の症状は異なり、治療方法も異なるので、私の経験した事は全てでは有りません。あくまでも私が経験した副作用です。私の特徴は持病が無い。薬が嫌いで、飲むことを避けて生きてきた。運動が好き。体力が有る。精神的にはポジティブ。

昨年の9月に胃癌のステージ4と診断された、早一年が経過。去年の今頃は、胃の中の腫瘍からの出血で重度の貧血となり、緊急入院していました。

昨年のブログ・自分の胃癌について

1年経って思う事は、激動の1年でした。

肉体もですが、精神を揺さぶられた1年でした。死と向き合って過去を反省し、今をどうするかを考える。将来はあるのか。無いのであれば、対策を考える。人に迷惑を掛けない終活をするには。どうする?どうする?どうする?の連続で、それだけで痩せましたね。

本来なら胃の摘出をする胃癌を手術無しで、私の癌は、抗がん剤だけの治療で消えました。それも保険適用の標準治療。薬が効いた事は、運が良かったから。私の遺伝子の形。治療を開始した時期。病院選び。自分の基礎体力。他、色々。運です。

でも喜べないのは、治療に終りが無いのです。抗がん剤治療を、継続しないといけないのです。止めると、次の癌が発生する可能性が有る。今の抗がん剤を続けていく中、どこかに癌ができたら、薬の種類を変えて治療を継続する。今の薬で強い副作用が出た場合も同じ。薬を変えて継続をする。薬の種類は5〜6種類。薬を全部試せば終わる。その内に高齢で死ぬか、他の病気で死ぬか。それは誰にも分からない。癌が発生しない場合も有るけれど、その確率を示すデーターは無い。今、抗がん剤を止める事は賭けみたいな行為かも。かなり勇気が必要だと思う。

今、感じている副作用はケモブレインのみです。胃は丈夫そのもので、血液検査の数値も良く、運動もできるほど体力は戻りました。でも精神がダメなのです。怠いは、運動で解消できるのですが、イライラや集中力の無さが辛いのです。このままでは、自分が自分で無くなるような気がして、主治医に伝えたところ、「精神内科を受けてはどうか」と言われました。がんセンターは何でも用意されています。カウンセリングを受けると言う、選択肢も有りますが、心の中では「抗がん剤をやめたら普通に戻るんですけど」と、思っています。今回は先生にお願いをして、次回の抗がん剤の時期を、少し伸ばしてもらいました。眠気や怠さに関係する、吐き気止めのステロイドも半分に減らしてもらいました。今月は、やらないといけない事が山積み。1日に1件ずつ、片して行きます。前は1日に何件も用事がこなせていたので、できない自分が情けなく落ち込むのです。でもまぁ、高齢のせいも有るかもしれないので、頑張るのみです!

 

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