三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
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心静かに埋葬をする

2020-01-06 11:28:22 | 保護ねこを看取るとき
昨年の3月、引っ越しを機にテレビを見るのを止めました。新聞とる生活は、数年前から無くなっており、情報を得る手段はラジコとネット。少ない情報量の中にいても心痛むこと多く、落ち着いて文章を書くことができなくなっております。このブログにおいても下書きの多いこと。完成しないのです。感じることを上手く書けない状態におります。まぁ、作文は子供の時から苦手だったので仕方はないのですが、記事を書かなくても閲覧数は多く、見に来て下さる方々に申し訳なく思っております。福田は元気に生きております。ご心配なく。
そんな訳で今年は「書くぞ!」と、年頭に誓いました。書くこと、書きたいことは山ほどありますが、タイミングを失うと感動が薄れてしまい、書く元気がなくなります。昨晩も書き始めて止めました。自分で自分の文を見て、「つまらない〜」と思うから。
じゃ〜くだる文が書けるのか。わかりませんが、忘備録としても書かねばならぬ。

昨年の3月に新しい場所に越して、多くの猫が亡くなりました。まだ正確な数は数えていません。数えたくないのが本音。悲しすぎる。食料も医療費も不足する中の看取りです。可能な限りできることはしています。自分は食べなくても、猫のご飯は買う。後悔はないけど、常に反省があります。この方法で良かったのか?この看取りの他に何かなかったのか?なぜ病気に気がつかなかったのか。反省と言うよりは、自分への攻撃ですね。もう140匹以上の死を見てきて、自分の中には看取りのルールは何本か有るのですが、まだまだ反省は続きます。
12月は5匹、亡くなりました。5匹目は予想もしない若く丈夫な猫の死で、驚きは大で多く語るのは後日にします。
その5匹目をニルバーナさんに運んだ日に、12月に亡くなった4匹の猫を埋葬しました。
その中には盲目の猫、葵君もいます。可愛い子でした。夜、ベッドで眠る私の身体の上に乗って良いのは葵君だけでした。
他の子は重いからダメ。葵君は夜中になるとなぜか、私のみぞおちで眠るのです。ちょうど胃の上。
ストレスが溜まる(嫌なことをすると)と胃炎を起こす私の胃を温めてくれるのです。
葵君が乗ると本当に痛みが消えていました。もういない。

葵君は何も言わず、ゆっくり死んでいきました。何も言わないとは変な表現ですが・・・



12月3日に関町セイ君死亡。最後の最後までシャーと私を威嚇していました。穏やかな性格でも触れない子。
横たわるまで好きな場所にいさせて、最後はケージに入れました。ケージを覗くだけでも怒っていました。

12月10日石神井台ママちゃん死亡。最後まで鳴いていました。ケージから出して!ご飯ちょうだい!と。
死ぬ前の日までずっと食べて鳴いていました。もちろんガリガリでヨロヨロです。
可能な限り要求に対応しましたが、死んでホッとしたのは確か。

12月16日。葵君死亡。亡くなる前日まで、私のベッドで寝かせていました。最後だけケージに入れました。
元々、鳴き声を出さない猫でした。静かに静かに息を引き取りました。

12月19日。石神井町ふっちゃん。姿が見えない猫(5匹目の猫)を探していたら、死んでいた、ふっちゃんを発見。
何時もいる場所の何時ものベッドの中で硬くなっていました。苦しんだ様子はない。病気に気がつかなかった。
家の中で凍死はないと思いたい。



探していた5匹目の猫は、すぐケージに入れました。脱水はしていたけれど、美味しいご飯は食べる。
補液で様子を見ることにする。でも、しばらくして小さな痙攣が始まった。痙攣はだんだんと大きくなる。
たぶん伝染性腹膜炎のドライタイプ。死に方で分かる。12月29日。死亡。

新年早々に暗い話を書きました。引っ越ししてから毎月、何匹かの看取りをしています。
猫の性格により看取り方が異なります。詳細をいつか書いてみたい。たぶん、これから看取りをする方々の参考になると思う。
そして年末年始に事務所猫だったリー君が全く食べなくなりました。甘えん坊のベタベタの子。
「頼む!リー!死ぬな!」と声かけながら点滴を、毎日しました。匂いの強い、美味しそうなウエットをあげても匂うだけ。
でも声をかける。点滴をする。やっとチュールを食べてくれた。5日前には、点滴セットを見ると逃げた。
昨晩はカリカリの大鉢の前にいた。食べた。もう大丈夫だね。触れる猫は看病ができる。
触れない子は触るだけで、ケージに入れるだけでストレスとなる。ストレスは寿命を縮める。見極めが難しい。





年末に郵便局で、郵パックの仕分け作業(5時から9時まで)の早朝短期バイトをしました。
19日働いて、最後の2日は風邪で休みました。重い荷物は運べても体力に限界があるなと感じました。
私が最年長ですから。今年66歳になる。信じられない。66!!!
70が近くなる年齢。でも元気だし。肉体労働、問題ないし。そうそう。バイト3日目で壊れた胃は、
バイト終了が決まった日に、痛みが完全になくなりました。あー仕事が嫌だったんだ(笑)
郵パックのお歳暮、クリスマス、年末の荷物は豪華でした。日本は豊かです。
たった一地域の中で、こんだけの食料が飛び交っている。
そんな時、ふとネットでの写真が浮かぶのです。ご飯を食べることのできない世界の子供達のことが浮かび悲しくなる。
そして文章が書けなくなる。(私、病気かな)
前回、失敗したスーパーのレジの仕事と今回の仕事で、働くことについても思う事が色々です。      
それも書いてみたい。そして次に探す仕事は、自分が好きな仕事でないとダメかも。楽しんで働ける仕事を探します。
もう、目の前に来てはいるのですが。

とりあえず近況報告でした。福田はこんな生活をしております。今年も温かく見守っていただけると幸いです。



《ご支援のお願い》
現在111匹の猫の飼育をしております。猫のご飯は月に約100キロです。
トイレ砂とシート代は節約をしても1ケ月3万円が必要です。
口内の炎症のある猫が増えており、その子達には食べやすいウエットを食べさせております。
ご無理のない程度に定期的に、ご寄付をいただけると助かります。
食料も医療費も不足しております。温かなご支援を頂きたく宜しくお願いいたします。

ご支援のお願いhttps://www.happynekochan-towa.com/%E3%81%94%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/









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