恥を知れ

サディスティック・サディーの生かさず殺さず日記

9/19

2016-09-19 19:23:01 | rio2016

それにしてもオリンピックとパラリンピック見ててつくづく思うのは
障害あろうがなかろうが
スポーツやりたい人ってのはスポーツやりたいんだなってこと
私一応健常者だけど
スポーツやろうなんて微塵も思わないもんな
(見るのはそこそこ好きよ)

学生時代に実習で精神障害者の人たちと直接しゃべって
ああこの人たちは
精神障害者である前にひとりの人間なんだなって感じたことをちょっと思い出した
もっとも向こうはデイケアに通える程度の軽い障害で
しかも完全に実習生慣れしててむしろこっちが気遣ってもらうような有様だったけど
統合失調症の人としゃべるなんてどうしたらいいんだろうと緊張しまくってた当時の私にとっては
なんだ案外ふつうなんだなって
考えてみれば当たり前なんだけど実際結構インパクト強かった思い出
そりゃ統合失調症の人だってちゃんと薬飲んでれば四六時中妄想幻覚状態なわけがない

身体障害者である前にひとりのスポーツ好きの人間なんだよな

無論障害者という区別は必要である
点字ブロックとか手話通訳とかスロープとか整備したりする時に
本当はそれ以上でもそれ以下でもない
誰だって事故や病気や老化で障害者になりうる
その時に暮らしやすい世界だったらありがたいじゃないかってだけ
今だってこんなに生きづらい世の中だけどさ

パラ選手で一番有名なのってやっぱり国枝慎吾かな
今や普通のスポーツニュースで報じられるもんな
怪我して手術したって聞いた時
正直なところ
障害者なのにさらに怪我するなんて
なんか普通のスポーツ選手みたい
って思っちゃったけど
なんで障害者がさらに怪我したらダメなんだ
障害者だけど世界的なアスリートでもあるんだから
そりゃ怪我くらいするよって
同時に思った

己の心のバリアを取り去るのは想像以上に大変なようだ


 

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