惠子が、倒れたァ!! くやしい! くそっ!

果たして、この先どうなるのか。そのドキュメント。

親子の断絶。つらく、悲しい。

2014-01-25 23:55:25 | ケイ子、倒れる。

1月20日・月曜日

ケイ子と救急車に乗って、5日目。
いい話があった

入院費をどうやって払おうかと悩んでいたところに
B氏が未払いのお金、35万円を払うとのこと。
なんでも、遺産が入るからという。

入院費ができた。すぐにケイ子に伝えるべく携帯するが出ない。
何度目かに通じた。ゆっくり入院していたらいい。キッと仕事もうまく行く。
入っても右から左。とても足りないお金だが、努めて明るく振る舞う。

次女の「さやか」はどうした。母親が大変だとメールしても、
携帯しても連絡が取れない。全くの無視。
どうして。そんな子になったのか、さっぱり分からない。
親を徹底的に毛嫌いしている。
父親と気が合わないのは、ままあることかもしれないが、
しかし、まるで仇かゴキブリかのようにケイ子まで無視するのは許せない。
もう5、6年、姿を見せない。
住所さえ教えない娘「さやか」。

負けず嫌いのケイ子は、放っておけばいいと言う。
30過ぎの反抗期なんて聞かないぞ。
どこでどう間違えたのか。訳がわからない。
とくにケイ子は仕事を抱えながら一生懸命育ててきた。
この断絶は、つらく、悲しい。


夜陵太郎の車で病院に行く。
うまくしゃべれない。ちっとも良くならない。
自分に怒りをぶつける。確かに他の人に合わすことは出来ない。
よし、美智子さんで行こう。
皇后様のようにゆっくりゆっくり威厳を持って話せば良い。と私。



脳内出血の夫に、脳梗塞の女房。

2014-01-25 22:53:25 | ケイ子、倒れる。

1月19日・日曜日

午後、陵太郎と病院へ。
今日も午前中に3分間の歩く練習をしたとのこと。


昨日は薬を飲むための水を飲む練習をしていた。
すぐむせる。口調は廃人。

たった、3日ほどでケイ子が壊れた。

果たして回復するのだろうか。
絶対直すという。しかしその目に涙がにじんでいる。
次の仕事の手がかりをつかんだかのように見える矢先だった。
それなのに残酷だ。

脳内出血の夫に、脳梗塞の女房。
まったく、ひどい組み合わせだ。

朝、昼、夜と日に三度は携帯くれるように言って帰ってきた。


涙浮かべ、私をなじるケイ子。

2014-01-25 09:09:18 | ケイ子、倒れる。

1月18日・土曜日

朝5時過ぎ。ベッド脇のテレビを付けてうつらうつら。
起きる気がしない。でも陵太郎が部屋に来るかもしれない。
気を取り直してテーブル周りを片付ける。

食欲なし。コーヒーのみ。

午後、陵太郎と病院へ。
ベットの脇に車いすがたたんであった。
午前中に3分間の歩く練習をしたとのこと。たった3分!!
これでリハビリと言えるのだろうか。私の場合は30分はした。
リハビリ室までその車いすで行ったらしいから、それが限界なのかも知れない。

昨日、夕刻に薬を飲むための水を飲む練習をしていた。
すぐむせる。口調は廃人同然。。果たして回復するのだろうか。
絶対直すという。しかしその目に涙がにじんでいる。
次の仕事を模索し、やっと手がかりをつかんだかのように見えた時だったのに。
それなのに残酷だ。

ケイコは私をなじる。何でも私に頼ってきた。
これからは一人でやれと、目をぬぐう。


明日の退院の件、主治医に話せと迫る。土・日はいないと看護婦。ホッとする。
火曜日に話して水曜日に退院させようと思う。

陵太郎と車いすを押して談話室で20分雑談。このときも点滴も一緒に移動。
退院したらおいしいパンを食べたい。お寿司を食べたい。
私は食欲なし。