惠子が、倒れたァ!! くやしい! くそっ!

果たして、この先どうなるのか。そのドキュメント。

どうなる、ニッポン。

2012-04-22 17:11:02 | Weblog
先日、外灯の付き具合が悪いので近くの電機屋のオヤジさん来て貰った。
脚立から降りてきたので入れ立てのコーヒーをごちそうした。
「最近の政治家はホントダメだ。あいつら経費も含めて1億円近く貰っている。だのに審議拒否とか何とか抜かして、何もしとらん。あいつらは全員クビだ」から始まって、「この間ショックを受けた。ホント泣いちゃったよ」と話が続く。

その65歳というオヤジさんの話を書く。

電気工事の設計や現場の仕事をしているまじめでホント感じのよい若者がいた。
年を聞いたら33だと言う。いい年だ。

結婚は?
「してません。」
彼女はいるのか。
「いません。」
じゃ、いい子がいたならホント紹介してやろうか。
「ダメです。」
えっ?どうして。
「だって食えませんよ。ここ3年ほど昇級なし。ボーナスだって出るのか出ないのか分からん。出ても小遣い程度。出ない年もあった。いつ首になるか分からんし、会社自体いつなくならんとも限らん。だめですよ。俺一人食うのがやっとです…」
でも、一人より二人の方がホント楽だぞ。
「ダメですよ。結婚なんか考えられないんです」

俺はホントビックリしたね。こんな時代にしたのは俺たちなんだと思った。
年金の手続きをしてくれと役所から言ってきたが、
いらん! 俺は働ける内は働くから、年金はいらん。国が何もしてやらんから、震災に会って泣いている人がたくさんいる。そっちにあげてくれ。そう言ってやったよ。

ホントいったい日本ってどうなるんだ。もう先進国じゃないとか。
これからの生きて行かなければならない、ホント若者が可愛そうだ。結婚も出来ない。夢も希望ももてないなんて最低だ。
また女の子は、高学歴で、背が高くて、私より収入が多くて、なんてバカなことを言っている。ホントダメだね。日本は…。泣けてくるよ。

じゃ、またなんかおかしかったら呼んでくださいと、ひとくさり講演を終え、大きな脚立を肩に帰って行った。

夕刻帰宅した家内に、オヤジさんの嘆き話した。
「誰か、たとえ無職になっても無収入になっても、二人でがんばろうという女性はいないのかしら…。きっといるはずよ」とぼやきとも付かない口調で家内は言う。

彼と苦労したいという「やまとなでしこ」って、いませんかね。ホント。




「やまとなでしこ」は、いませんか。

2012-04-22 17:05:19 | Weblog
先日、外灯の付き具合が悪いので近くの電機屋のオヤジさん来て貰った。
脚立から降りてきたので入れ立てのコーヒーをごちそうした。
「最近の政治家はホントダメだ。あいつら経費も含めて1億円近く貰っている。だのに審議拒否とか何とか抜かして、何もしとらん。あいつらは全員クビだ」から始まって、「この間ショックを受けた。ホント泣いちゃったよ」と話が続く。

その65歳というオヤジさんの話を書く。

電気工事の設計や現場の仕事をしているまじめでホント感じのよい若者がいた。
年を聞いたら33だと言う。いい年だ。

結婚は?
「してません。」
彼女はいるのか。
「いません。」
じゃ、いい子がいたならホント紹介してやろうか。
「ダメです。」
えっ?どうして。
「だって食えませんよ。ここ3年ほど昇級なし。ボーナスだって出るのか出ないのか分からん。出ても小遣い程度。出ない年もあった。いつ首になるか分からんし、会社自体いつなくならんとも限らん。だめですよ。俺一人食うのがやっとです…」
でも、一人より二人の方がホント楽だぞ。
「ダメですよ。結婚なんか考えられないんです」

俺はホントビックリしたね。こんな時代にしたのは俺たちなんだと思った。
年金の手続きをしてくれと役所から言ってきたが、
いらん! 俺は働ける内は働くから、年金はいらん。国が何もしてやらんから、震災に会って泣いている人がたくさんいる。そっちにあげてくれ。そう言ってやったよ。

ホントいったい日本ってどうなるんだ。もう先進国じゃないとか。
これからの生きて行かなければならない、ホント若者が可愛そうだ。結婚も出来ない。夢も希望ももてないなんて最低だ。
また女の子は、高学歴で、背が高くて、私より収入が多くて、なんてバカなことを言っている。ホントダメだね。日本は…。泣けてくるよ。

じゃ、またなんかおかしかったら呼んでくださいと、ひとくさり講演を終え、大きな脚立を肩に帰って行った。

夕刻帰宅した家内に、オヤジさんの嘆き話した。
「誰か、たとえ無職になっても無収入になっても、二人でがんばろうという女性はいないのかしら…。きっといるはずよ」とぼやきとも付かない口調で家内は言う。

彼と苦労したいという「やまとなでしこ」って、いませんかね。ホント。




ああ、中国は、もの凄い。びっくり。

2012-04-22 13:16:02 | 
桜も終わった。

最近、ネット検索に凝っている。
キーワードは「薄 熙来」(はくきらい、ポーシーライ)。元重慶市書記、県知事ほどの重大な役職にあり、「重慶事件」を引き起こした人物である。
これに関しては日経ビジネスオンラインの遠藤誉さんの記事が、飛び抜けておもしろい。

重慶市公安局長、重慶市副市長・政法委委員を兼務していた「王 立軍」(おうりつぐん、ワンリージュン)が、事もあろうに四川省の米国大使館に保護を求めて駆け込んだという仰天事件に端を発して、中国の次期最高指導者に予定されている「習 近平」(しゅう きんぺい、シー・ジンピン)を軍事クーデターによって引きずり降ろすことを「薄 熙来」が画策していたことが判明した。
さあ、そこから重慶事件の始まり。てんやわんや、上へ下への大騒ぎ。

「薄 熙来」から命をねらわれている恐怖を覚え「王 立軍」は米国大使館に亡命。
その時クーデターの証拠を洗いざらい持って入ったのである。彼が集めた汚職、虐殺、臓器売買、殺人の記録、盗聴記録などの証拠品とともに、いまや共産党本部にとらわれの身である。

痴情のもつれか金銭のトラブルか、イギリス人ニール・ヘイウッド氏殺害の容疑で薄熙来の妻、谷開来(グー・カイライ)逮捕された。
彼女は死刑を逃れるために、夫たちが極秘で企んでいた政権転覆クーデターの謀略を洗いざらい白状したという情報もある。

さらに事件には、中国共産党政治局常務委員の周永康(しゅう えいこう、ヂョウ・ヨンカン)が絡んでいることも判明した。現在、中共ナンバー9位、公安担当のトップという超大物権力者である。

そして、最大の黒幕として、中共トップの胡 錦濤(こきんとう、フージンタオ)国家主席と温家宝(おん かほう、ウェン・チアパオ)首相の怨念のライバルである元中国の最高指導者である江沢民(こう たくみん、チアン・ツォーミン)にドーンと行き当たるのである。登場人物に不足はない。

しかし、どうもこれは中国共産党の体質であり、病と言ったところが本質ではなかろうか。バカは死ななきゃ直らない。もっとも死でも直らない場合もあるけれど…。


チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち

「中華人民共和国始まって以来の最大の政治スキャンダル事件」と遠藤誉さん。
事件の真相と源流を、そして中共の闇の暗部をのぞき見るには、彼女(遠藤誉さんは女性)の書いた「チャイナ・ナイン」をご一読することをおすすめしたい。


中国共産党最大の政治スキャンダル

2012-04-21 15:11:56 | 
桜も終わった。

最近、ネット検索に凝っている。
キーワードは「薄 熙来」(はくきらい、ポーシーライ)。元重慶市書記、県知事ほどの重大な役職にあり、「重慶事件」を引き起こした人物である。
これに関しては日経ビジネスオンラインの遠藤誉さんの記事が、飛び抜けておもしろい。

重慶市公安局長、重慶市副市長・政法委委員を兼務していた「王 立軍」(おうりつぐん、ワンリージュン)が、事もあろうに四川省の米国大使館に保護を求めて駆け込んだという仰天事件に端を発して、中国の次期最高指導者に予定されている「習 近平」(しゅう きんぺい、シー・ジンピン)を軍事クーデターによって引きずり降ろすことを「薄 熙来」が画策していたことが判明した。
さあ、そこから重慶事件の始まり。てんやわんや、上へ下への大騒ぎ。

「薄 熙来」から命をねらわれている恐怖を覚え「王 立軍」は米国大使館に亡命。
その時クーデターの証拠を洗いざらい持って入ったのである。彼が集めた汚職、虐殺、臓器売買、殺人の記録、盗聴記録などの証拠品とともに、いまや共産党本部にとらわれの身である。

痴情のもつれか金銭のトラブルか、イギリス人ニール・ヘイウッド氏殺害の容疑で薄熙来の妻、谷開来(グー・カイライ)逮捕された。
彼女は死刑を逃れるために、夫たちが極秘で企んでいた政権転覆クーデターの謀略を洗いざらい白状したという情報もある。

さらに事件には、中国共産党政治局常務委員の周永康(しゅう えいこう、ヂョウ・ヨンカン)が絡んでいることも判明した。現在、中共ナンバー9位、公安担当のトップという超大物権力者である。

そして、最大の黒幕として、中共トップの胡 錦濤(こきんとう、フージンタオ)国家主席と温家宝(おん かほう、ウェン・チアパオ)首相の怨念のライバルである元中国の最高指導者である江沢民(こう たくみん、チアン・ツォーミン)にドーンと行き当たるのである。登場人物に不足はない。

しかし、どうもこれは中国共産党の体質であり、病と言ったところが本質ではなかろうか。バカは死ななきゃ直らない。もっとも死でも直らない場合もあるけれど…。


チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち

「中華人民共和国始まって以来の最大の政治スキャンダル事件」と遠藤誉さん。
事件の真相と源流を、そして中共の闇の暗部をのぞき見るには、彼女(遠藤誉さんは女性)の書いた「チャイナ・ナイン」をご一読することをおすすめしたい。