惠子が、倒れたァ!! くやしい! くそっ!

果たして、この先どうなるのか。そのドキュメント。

レストランのワインは、ノーサンキュー。

2012-01-28 14:53:01 | ワイン
レストランでワインを頼んだことありますか。
これがバカ高い。驚く。
何でもレストランの食材費は価格の三分の一程度らしい。
この方程式をワインにも当てはめるので、仕入れ値5,000円のボトルが1万5千円になる。
ソムリエがいるところでは彼の給料も載ってくるのだから、いたしかたないのか…。
最も私はそんなところで、ワインは飲まない。もったいなくて貧乏人の私には頼めない。

ところで、レストランのサービス料ってなんでしょうか。10%から15%ほど加算されます。
パリではウエイターの固定給はゼロ円なので、サービス料をみんなで分けるとか。
つまり、サービス料は彼ら・彼女らのお給料となるのです。
でも、日本では、レストランのウエイターの固定給がゼロという事はないと思います。

お客さんをそれとなく見ていて、頼まれる前にしてあげる。
気づいてあげる。そんな気持ちのよいサービスの一つも受けたなら、
サービス料も自然と払いたくなります。
しかし、、態度の悪いウエイターの多いこと。呼ばれるまで知らん顔。
これではロボットと同じ。もてなしの精神が全くない。

もうひとつ、カバーチャージ、テーブルチャージとは席料のこと。
これも意味不明。お通しって言うのも同じ。

ネット見ていたら、寿司屋か何かで「突き出し」と「テーブルチャージ」だけで
2,300円も取られたと憤慨していました。

掛け値なしにお得と、誰彼に推薦しているワインがあります。
ワイン通販の老舗ワインメッセージさんで扱っている
イスラエルのゴラン高原生まれのワイン・ヤルデンです。
なんたって、ワインは私の血であると喝破したしエスキリスト誕生の地イスラエルである。
これが実においしい。コルクの烙印からして、神々しい。
  ヤルデンのコルク
赤白セットで3,600円からあります。

今ならワインメッセージさんの
無料会員登録になると、なんと25%引きです。
レストランと違い仕入れ値に近いお値段です。
もちろん、サービス料・席料なんていただきません。
まずは、ご試飲あれ!!!


 イスラエル・ワイン「ヤルデン」

ワイングラスの正しい持ち方。

2012-01-09 12:32:42 | ワイン

言わずと知れたアメリカ合衆国大統領と大英帝国女王です。
何かのレセプションで、神妙な顔をしてワインを口にしています。



さて、あなたにお聞きします。あなたはワインを飲むとき、
いつもグラスのどこを持って飲みますか。
「丸い本体」(ボウル)ですか。「支柱」(ステム)ですか。「台」(プレート)ですか。

なにも、聞くまでもありません。
「支柱」(ステム)に決まっているじゃないですか。
これでも、私はマナーにうるさいのよ。

やはり、そうですよね。
日本人の90%ほどは、「支柱」(ステム)を持っているようです。
なぜか、どういう分けか、「支柱」(ステム)なんです…よね。

それが常識じゃないですか。あなた。
だいいち、「ボウル」を持つと繊細なワインの温度に体温が移ります。
「ステム」なら影響しません。

指紋や脂で、綺麗なグラスを汚すと
あのふくよかなワインの色が楽しめなくなるじゃないですか。

ガイドブックにも、そう書いてある。
ソムリエさんだって、そのように指導していますよ。
「ステム」を持って、優雅に飲むのが常識。
常識も常識のワイン・マナーですよ。

そうですよね。私も、そう思います。

で! でも。ま! まって下さい。

もう一度、しっかりとアメリカ合衆国大統領と大英帝国女王サマを見てください!!



お二人は、「ボウル」を持っていますよ。
これって、なぜ。

マナー違反。まさか!!。

パブや居酒屋ならいざ知らず、
厳かなセレモニー、公式のパーティーの席ですよ。

大統領がマナーを知らないのでは…。1,000歩譲って、まぁ、ありえんことではない、としましょう。
しかしですよ。イギリス連邦王国16カ国の女王さまが、そんな不調法なマナーで教育されてきたわけがありません。

もし、お二人がマナー違反していたら、これはもう、マスコミの餌食ですよ。
「ワインの飲み方一つ知らないやつに、アメリカが任せられるのか。」
「女王は、あの娘がマナーを知らないと、この結婚には最初から賛成していなかったのではなかろうか?
だからわざと抗議の意味で、あんなの不作法な飲み方をした。」
などなど、勝手なことを言いつのっていることだろう。
ワイングラスの持ち方一つで、である。
人格まで否定されかねない。

でも、そんなトピックスは聞かない。

もしかして、ひょっとして、あの「丸いボウル」を持って飲むのが、
正しいのではなかろうか。正しいマナー、作法なのではなかろうか。
「ボウル」を持ってはいけないという常識は、実は非常識。
私たちの作法は、不作法。してはいけないことをしていた。

「ステムを持って飲むのはおかしい?」
もう6年以上も英国に住んでいて、あるパーティの席でどうも自分だけだと思い、
同僚の英国人に恐る恐る聞くと、「うん、おかしいよ」。
きっぱりと、即座にそう返答がきたそうです。

それでびっくり、
「数年分のクリスマスパーティー、その他のパーティーでの自分の写真を見てみたら、出てくるわ、出てくわ・・・。
なぜ6年間、誰も突っ込んでくれない、気がつかなかったんだろうと叫びたくなるほど出て来ました。
こんなこと(ステムをもっこと)をやってしまっているのは確かに日本人だけでしたー。」
などと、嘆き、さらにうんざりした顔で
「15年イギリスに住んでいる日本人の友だちでも、ステムを持っていましたよ。」

さあ、タイヘン。
実際にワイングラスを手にして、口に当ててみましたが、
やはり私も「ステム」派です。手が自然とそうなります。
「ボウル」には伸びません。「ボウル」に手を当てるとしっくりきません。
落ち着きません。
たとえグラスにビールを注いだとしても、だめです。
「ボウル」を押さえて飲むのは不自然。「ステム」を持ってグラスを傾ける。
これが一番自然です。しっくりきます、

あらっ、私はどうしていたっけ。
とにかくアメリカ合衆国大統領と大英帝国女王サマがしているなら、
世界共通のマナーに間違いないじゃないの。
こんどから、「ボウル」を持つわ。
赤ワインと白ワイを勝手にブレンドしたロゼをこよなく愛し、
いつもマナー絶対信奉で生きている彼女の第一声。

ワインにはうるさいステム派の彼女も黙ってはいません。
じゃなんで、ステムがあるのよ。なんのため。
持つためよ。理にかなっているわ。ステムを優雅に持って飲むべし。
西洋人の方がおかしいのよ。
スッパリと切って捨てます。 

いいじゃないの。
郷に入れば郷に従え、だよ。
日本に来たなら90%に従って「ステム」。
イギリスに行ったなら「ボウル」を持てばいい。
こだわらなくてもいいと思うよ。
いつもまとめ役のご意見です。

さて、あなたは何派で、どうします。
このワイングラスの持ち方。