りりあんのめーぷるしろっぷ

季節感あふれる身辺雑記。

紫陽花とハリーと蚊取り線香

2022-06-27 | Weblog
六月は紫陽花の季節であり、総司を思い出す時期のはずですが、
梅雨入りの宣言はあったものの、雨の日は少ないままで
今週は猛暑日の連続。関東では梅雨明けですか・・・ちょっと怖いです。
夏の暑さがひどく苦手な体質なので。
CMは早くも爽やかに「日本の夏」・・・ですが、
個人的には、長い夏になるのはご勘弁な心境です。

ごく評判のよい舞台も17日に無事に幕を開けましたね。
ただ、ハリーのシリーズは世代的に大きくずれてしまったせいか、
世界観についていけずじまいでいるのですが、
いまは、久々の観劇遠征しようかと考えているところです。

最近、「鳩の撃退法」を読んでいるのですが、
こんなに読みすすめない小説は久しぶりで、
やや持て余し気味。行きつ戻りつする時間軸を
頭のなかで整理するのが面倒くさくなったりして・・・
理解しにくいものに対する耐性が衰えているせいかもしれません。
映画はおもしろく、観ました。
すさんだ顔つきの津田とすっきりした顔の津田が交互に出てきて、
一癖も二癖もある面白い人物たちとかかわっていくなかで、
見る側にはいくつか疑問も生まれてくるのですが、よけいな説明もなく話が展開するうちに、
さりげなく疑問が解けていく作りのせいか、すんなり作品の世界に入りこめました。
映画の公開時は、行くのをためらっていたのですが、
偶然wowowで、監督の過去作を観て、どの登場人物もおろそかに扱うことなく、
それぞれが納得のいく着地点を与えられていて、すてきな作品だなと思ったのが、
重い腰をあげるきっかけになってくれたのでした。
この映画、もっと多くの人に観てもらえたらよかったのにと思います。