優しい顔

最近のころたんは、以前よりずっと優しい顔をしています。
年老いた犬は、みんな愛しい顔になりますね。



病気をしてから、毛並みも一気に悪くなってしまいました。



遠くを見る優しい眼には、何が見えているのかな？



でもね、甘える時は、子供の顔になっちゃうね～


【ちょっとお知らせ】
明日から自宅のリフォームが始まります。
古い家なので、あちこち傷んでいるのですが、
お風呂のタイルにヒビが入ってしまったことから決断しました。
今のころたんの健康状態やストレスがかかってしまわないかと、
悩んだのですが、病気の前から計画が進んでいたので、
先延ばしはしないことにしました。
リフォーム中は、ころたんの状態を一番に考えて、
ずっと一緒に過ごそうと思います。
多分、落ち着かない生活になるので、
ブログの更新も遅くなりますが、心配しないで下さいね。

６４ / 横山秀夫

　文藝春秋　2012/10/25

三上は、Ｄ県警刑事部から警務部に移動になり広報官として働いている。マスコミ対応を担当し今は報道協定について記者たちと激しく争っている。また、刑事部と警務部との対立関係にも頭を悩ませている。家族は元婦警の美那子と一人娘のあゆみだが、娘は3ヶ月前に家出をし今も行方は分からない。無言電話があったことから娘は生きていると信じている。
そんなとき、警視庁長官が視察のために来県することになった。目的は14年前に起きた未解決事件「翔子ちゃん事件」（昭和64年に起きたのでロクヨンと呼ばれている）と呼ばれる少女誘拐殺人事件を風化させないためだった。三上は対応に追われたが、その中で被害者遺族や当時の刑事たちに会い、事件の不可解な点に気付いた。そして、また新たな誘拐事件が発生する。

久しぶりの横山作品は、７年ぶりの新刊です。警察小説は数多くありますが、横山さんの警察小説はやはり重厚で、読み応えがありました。事件を解決するという内容だけではなく、組織の中の一人物の生き方を描くものでした。三上や広報室の部下たちとの間に芽生える連帯感や、三上が広報官という仕事を理解していく姿には胸が熱くなりました。そして、新たな誘拐事件の犯人が悲しすぎます。犯人も三上の娘のあゆみも、自分の人生を生きて欲しいです。（2013/05読了）

のんびり気儘に

夏を思わせるような今朝の青空。
昨夜の激しい雷雨から一転して、6時半の空は澄んでいます。



「お母さん、早く～行こう～」



最近、気温が高くなってきたのですが、林の中は涼しいのでホッとします。
犬にも人にも優しい雑木林を、ほぼ毎日歩いている私達は恵まれていますね。
「ふんふん、ここ何かいい匂いがするなぁ」



「へへへ～、ここに何かあるみたいだよ」　「……何もありませんが？」



朝夕二回の散歩は、一日の中でころたんと私が最もシャキッとする時間です。
歩き方は、のんびり気儘にですけれど…

ワンパターン

今日もワンパターンのころたん。寝姿は、足を揃えて姿勢よし。



風が心地良いのでしょう。熟睡です。



でも、カメラを向けると起きちゃうね。



起きたら、散歩にでも行きましょうか。



散歩の時は、スッキリした顔。



いつもと同じ風景を、真剣に観察中。何か見えるの？


ころたんの日常もワンパターンだけど、私のブログの方がワンパターンだなぁ。
写真も内容も、変化もなければ進歩もない。
うーん…　思案すれどもアイディアも出ない。

寝てばかり

最近のころたんは、寝てばかり。
病気になる前はどうだったかな？　やっぱり寝ている時間は長かったかな？



歳をとるにつれて、昼間も寝ている時間が増えた気がします。



病院にはまだ通っていて、血液検査も続けています。
薬はまだ止められないことや、
自分からガツガツ食べてくれない状況は変わっていないので、
本調子ではないのかも知れません。



でも、散歩は楽しそうなんです。寝ている時とは違います。



元気に歩くし、表情も明るい。



とりあえず、早くご飯が美味しくなるといいなぁ～

ハピネス / 桐野夏生

　光文社　2013/02/10

江東区のおしゃれなタワーマンションに３歳の娘・花奈と暮らす岩見有紗。夫は海外に単身赴任中で連絡がない。有紗は、同じ３歳の女児を持つ５人のおしゃれなママ友との交流に全力を傾けていた。中でも、何をしても完璧で容姿端麗なリーダーいぶママ（いぶきちゃんのママ）に憧れ、ママ友の中ではマンションの住民ではないがハキハキと物を言う美雨ママ（美雨ちゃんのママ）と気があっている。有紗をはじめ、一見何も不自由なく子育てを楽しんでいるように見えるママ友だったが、それぞれ秘密を持っていた。

久しぶりの桐野作品「ハピネス」は、タイトルとは真逆のドロドロした話でした。桐野さんらしい小説だと思います。人にはそれぞれ人生があり、いくつもの分かれ道を選んで進んでいくのだけれれど、何を大切に思い選択していくかで生き方も違うのですね。主人公の有紗の「過去」は過去があることではなく、それを黙っていたことが間違いだし、美雨ママの「秘密」にも共感はできません。登場人物はみな嫌いなのですが（義父だけが救いでした）、最後まで一気に読んでしまいました。ドラマ化とかありそうな気がします。（2013/05読了）

ドンナビアンカ / 誉田哲也

　新潮社　2013/02/15

練馬署組織犯罪対策課強行犯係の女性刑事、魚住久江シリーズ第２弾。
私生児として生まれ、母親も亡くした村瀬は、酒屋の配達の仕事をしている。キャバクラに配達に行くうちに、中国人キャバ嬢の瑤子と知り合う。瑤子は飲食チェーン店専務の副島の愛人だった。仕事で取引のある副島に気に入られた村瀬は、副島の会社で好条件で働くことと引替えに瑤子との偽装結婚を持ちかけられる。
魚住久江が練馬署から指定捜査員として加わった事件は、中野署管内で起きた誘拐事件。被害者は飲食チェーン店専務の副島と社員の村瀬。犯人は身代金として会社の社長に2000万円を要求してきた。魚住は被害者の交友関係を中心に捜査にあたる。

村瀬41歳、瑤子27歳。お互いに薄幸な過去を生き、今もひっそりと生活している。真面目な村瀬の一途な思いには、胸が熱くなります。年齢も国籍も関係ない、互いを求めあう二人。そんな思いに気付いた魚住のフォローも的確です。「ドンナビアンカ」とはイタリア語で「ドンナ」は女性、「ビアンカ」とは白い、という意味。瑤子のことでしょうか。（2013/05読了）

どういうこと？

昨日のように風の強い寒い日はあるものの、いい季節ですね。
散歩がとても心地良いです。



朝の散歩時間は一時間ほど早まりましたが、どのコースを歩いても爽やか。
暑くなる前に散歩を済ませられるし、その流れで家事も捗るから、
一日の時間が効率よく使えます。



一方、効率が悪いのが、この方。
今の悩みは、ご飯を自分から食べないこと。
私の掌をお皿にして食べるようになってしまいました。



「自分で食べて！」と言うと、ノロノロ動いて、水だけ飲む！！
ん～～～、どういうこと？　



体調が悪いようには見えないんだけど…
次の通院日に相談してみましょう（次から次から悩みは尽きないなぁ）

医療費問題

節約をするために、ざっくりと家計簿のようなものをつけていますが、
４月分を計算してみると、ころたんの医療費に驚愕です。



4月7日から30日までの24日間に、７回通院しました。
ころたんは、アニコムのペット保険（50％）に加入しています。

病院への支払額は　　　\69,575
ペット保険からは　　　　　\47,075
合計　　　　　　　　　　\116,650



保険は、上限が1日10,000円だったり、サプリメントなどは適用外なので、
完全に50％の負担金というわけではありません。
上限を越えた日が3日もありました。

これは、家計簿のどの項目に？　うーん、無理だ！　「その他」にしよう。
これからは、毎月、ころたん医療費として貯金した方がいいのかな…

今まで掛け捨てになっていた保険が、ようやく頼りになったのですが、
保険料のことも考えると、あれこれと考えてしまいます。

フード事情

ころたんが膵炎になってから、獣医師の指示でフードを替えました。
しかし最近、ころたんの体にとってベストのフードなのに、食いつきが悪いんです。
半分くらい食べると、フイッとその場を離れてしまいます。



過保護な飼い主が手から食べさせると、完食するんですけれど…



先日、獣医師にも報告したところ、
「あっ、それは不味いんですね」と、軽く一言！
一般的に療養食というのものは、不味いものらしく、食が進まないようです。
どうしても食べないようなら、以前のものを混ぜてもいいとのことでした。



ころたん、あのね。
そのロイヤルカナン犬用　消化器サポート(低脂肪)っていうのは、
消化吸収不良や高脂血症の犬のために、
脂肪や食物繊維の含有量を調整したもので、3キロ、5380円（税別）もするのよ。
通販で4300円で買ってはいるけど、
ころたんだと月に6キロ食べるんだから、食費が月8600円になるわけよ。
最近はドライだけじゃ食べないから、缶詰タイプを混ぜてるでしょう。
その缶詰は、1缶（200グラム）280円もするのよ。
全部缶詰だと、恐ろしくエンゲル係数が高くなるの。
我が家の人間の食費より高いなんて、頭がクラクラするわ。
だから、頑張って食べてよ～～～～　お願い…します…