マジ顔とヘン顔 2009-03-30 | 黒柴ころたん 散歩中の「ボールある?」というマジ顔と、「な~んだ、ないのか…。でもいいさー」のヘン顔。 「手に持っているのはジャーキーだね」というマジ顔と、「うひひょーい」のヘン顔。 どちらの顔も、親ばか飼い主には可愛いもの。 いや、ヘンな方が好きかも(笑)
鬼の跫音 / 道尾秀介 2009-03-28 | 読書 角川書店 2009/01/31 『鈴虫』 私と妻の杏子とSは大学時代の友人だった。私はそのSの死体を穴に埋めた。この完全犯罪の一部始終を見ていたのは、鈴虫だけ。 『ケモノ』 両親と妹と祖母と暮らす私は、ひとり疎外感を感じている。私はある日、刑務所でSという受刑者が作った椅子の足に刻まれた謎の言葉を発見し、その意味を知りたくなった。 『よいぎつね』 高校時代の祭りの日に、友人のSにそそのかされ、見知らぬ女性を襲った私は、仕事で故郷に帰ってきた。20年前の思い出したくない過去だ。 『箱詰めの文字』 私の部屋に泥棒に入ったという青年が、盗んだ招き猫の貯金箱を返しにきた。見知らぬ貯金箱の中から発見したメモが示すものは… 『冬の鬼』 火災によって家族も家も全てを失った私は、Sという男に助けられ愛される。閉塞的なふたりきりの暮らしは狂気に満ちていく。 『悪意の顔』 同級生のSからいじめられている私が出会った見知らぬ女性は、近所では変人扱いされていた。しかし、助けてくれるという彼女が持っていたキャンバスの絵には不思議な力があった。 幻想的でダークで静かな狂気が描かれた、道尾さん初めての短編集です。各編に登場するSはそれぞれ別の人物ですが、これがまた妙に恐怖心を与えられる設定で、読後感もよくありません。しかし、何故か引き込まれてしまい、ため息をつくのは、作者の構成と伏線が見事だからでしょうか。私の中にもあるかも知れない負の狂気は、認めたくはありませんが…(2009/03読了)
WBC 2009-03-24 | 黒柴ころたん WBC二連覇おめでとう♪ シビれる決勝戦でした。 開幕当初はあまり興味がなかった私も、ゲームが進むにつれて、テレビ観戦に夢中でした。 (岩隈クン、可愛いしぃ~♪) 昨日と今日は買い物にも行かずひきこもり。(給料前なのでちょうど良い) 「行け~」「打て~~」「良しっ!」と一人でテンション上げているすぐ傍で、まったり犬は… 「ころたん、最後くらいは応援してよ~」 「ほらほら、もうすぐ勝つんだよ!」 『オイラは関係ありませんから…』 『ふぁ~~~~』 激闘にもまるで無関心の犬。 ……応援犬にはなれないね。
赤いバンダナ 2009-03-23 | 黒柴ころたん 昨日からの強風は、今日も続いています。春の嵐? 天気は良いのに、洗濯物は室内に避難。 ころたん散歩も寒い寒い… 全く関係ないけれど、赤いバンダナで気分を変えて出かけましょう。 こんな日のころたんは、 散歩中も気が抜けません。 風の唸る音と林の木々が大きく揺れる様子に 驚いて立ち止まり、 住宅地に戻っても突然の物音に、 いちいち大きなリアクション。 強風の日の散歩は、何かと厄介です。
森に眠る魚 / 角田光代 2009-03-23 | 読書 双葉社 2008/12/14 都心に暮らし、子供の幼稚園入園を機に交流を持つようになった5人の母親たち。地に足をついた考え方をする控えめな容子、実家の親が育児に協力的で活発な千花、若い頃の拒食症を克服しボランティア活動に励む瞳、親の遺産でマンションを購入したが計画性のないルーズな繭子、セレブなマダムで長年不倫をしているかおり。子供たちが成長し、新たな命も誕生し、それなりに充実した楽しい日々を送っていたが、小学校受験をきっかけに深い森の中へ彷徨い込んでいく。羨望や嫉妬、疑心、疎外感… 今まで信頼していた友のはずだったのに、何故変わってしまったのだろう。そしてすれ違った冷えた思いを向けた先にあるものは… 1999年起きた「文京区幼女殺人事件」を連想させられる怖い小説でした。どこにでもいるような普通の母親たちが、いったん歯車が狂うとどんどんマイナスの感情に溺れ、取り返しのつかない人間関係へと落ちていきます。そんな親の狂騒の中で暮らす子供たちが何とも気の毒でなりません。皆が少しずつ、あるいは誰かがこの関係を修復できたと思うので、この友人関係は違った展開にもなりえた筈。あらためて、角田さんはこういう女性たちの描き方が、とても上手いと感心しました。(2009/03読了)
ゆううつ 2009-03-21 | 黒柴ころたん お彼岸のこの時期は、ころたんにとっては年に一度の予防注射の予定日。 ころたんは、毎度のことながら待合室で挙動不審。 診察室では、俎板の上の鯉。 『……早く帰りたい……』 フィラリアの血液検査の採血に手こずったのですが、 ころたんは何度針を刺されても、とても大人しくしていました。 私の顔をじぃぃーっと見て、頑張りました。偉かった~ 今回も特に悪いところは無かったのですが、体重が夏から1,5キロも増えてしまいました。 心当たりといえば、肥満防止用のフードから七歳以上のシニア向きのフードに変えたこと。 フードを変えてからうん○の状態がゆるかったのですが、それも関係あるかもしれないので、 元のフードに戻すことにしました。ダイエットだね~。頑張るよ、私が! 健康で長生きして欲しいからね。
アスレチックもどき 2009-03-20 | 黒柴ころたん 散歩途中のある風景。 アスレチックぽいでしょう。 倒れた木々をそのままに、自然そのもの。 (匂い嗅ぎに夢中のころたん) ころたん、遊べばいいのに… 涼しい顔して、遠くを見ているだけ。 アジリティドッグなら、大喜びだと思う。 今日は空の様子が目まぐるしく変わって、朝のこの空はすぐに雨空に… 雨降る中、墓参りに行き、帰ってきたらまた晴れて… 「ころたん散歩」の時間には晴れていたから、まぁ、いいか!
ウキウキ春散歩 2009-03-18 | 黒柴ころたん 昨日、今日と気温が高く、「春が来た!」と実感中です。自然と笑顔になったりして… 畑の道も気持ちがよくて、 誰もいないのでリードを外して、 ふらふらふら~りと、自主散歩。 呼べば振り向くその顔が、 とても可愛くて、何度も呼ぶ。 そして、ウザがられる…。(親ばか) 足取りも軽やかに、テンポよく歩く。 お尻がリズミカルに動いて、鼻歌気分? 新しい草も生えていて、 ころたんも思わずご相伴にあずかる。 いいねぇ、春の散歩は… のんびりウキウキ、時間も忘れそう。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - WBC韓国戦、負けてしまいましたね。またしても、気迫負けかしら。 韓国は、どの分野のスポーツでも日本戦には、技術を越えた精神力と意地をみせる。 『侍ジャパン』と名乗るなら、是非ともリベンジ願います。
靖国への帰還 / 内田康夫 2009-03-17 | 読書 講談社 2007/12/14 昭和20年、厚木基地に属する滋が乗り込んだ夜間戦闘機「月光」が激しい交戦で被弾し、負傷し意識を失いながらも、やっとの思いで帰還した場所は現代の日本だった。滋はその事実に動揺しながらも受け入れていくが、何より理解できなかったことは「靖国で会おう」といって別れた友が祀られている「靖国神社」に対する論争と人々の心情だった。滋は、自分に出来ることは靖国に対する意見を、正直に吐露することだと思い立つ。 ネット友達のちいちゃんから紹介してもらった一冊です。戦時中と現代とのタイムスリップの話は、いつ読んでも考えさせられることが多く、今が平和であることに感謝せずにはいられません。たびたび「靖国問題」が取り沙汰されますが、靖国の是非というよりももっと別の、日本人としての精神・誇りを、作者・内田康夫さんは描いていました。戦争体験のない私は「靖国問題」を考えることから、いつも逃げてしまう弱者です。(2009/02読了)
ストロベリーの香り 2009-03-14 | 黒柴ころたん 娘が部屋の掃除中に見つけたもの。 それは、こんなに大きなチュッパチャプス! 聞けば友達の海外土産だそう… それも、数年前のもの… これじゃ、食べられないね~ 『じぁあ、オイラが食べてあげようか?』 『ふんふん、これは、 ストロベリークリーム味だ♪』 興味津々で目を輝かせていたころたんですが、 匂いを満喫しただけでお仕舞い。 束の間の幸せ気分だったね~