のんびり主婦のPCライフ

黒柴「ころたん」の平凡な暮らしと、
散歩と読書の記録です。

紙の月 / 角田光代

2012-07-31 | 読書
 角川春樹事務所 2012/03/08

裕福な家庭に育ち、女子校から短大へ進学し、その後結婚して普通の主婦となった梨花。子供には恵まれなかったが、平凡でも苦労することなく生活していたが、わかば銀行の契約社員となり、年下の大学生光太と出会ったことから、金銭感覚と日常が狂っていく。気付けば1億円もの横領をし、タイへと逃亡してしまう。梨花がそうするまでの状況と、彼女と関わりのあった学生時代の友人、元恋人、結婚後の友人のそれぞれの金銭絡みの生活崩壊が綴られる。

女性が横領する理由には、男性との関係があると思いますが、決してそれだけではありません。主人公のような女性は、大勢います。本当の自分が分からないのは、誰もがそう思います。明らかに間違っている行動が、自分で抑制できないことが、全てを狂わせてしまう… 自分を壊してしまう… お金は欲しいし、あれば幸せかと思うけれど、お金に支配されてしまっては不幸です。(2012/07読了)


お薬事情

2012-07-29 | 黒柴ころたん


現在のころたんの日課となっている一日二回のお薬事情。



まず、白内障用の点眼薬、「ライトクリーン」を一滴二滴…



仰向けにひっくり返されて…



大事なところが痒いので、かゆみと炎症を抑える、「マスマリンローション」を塗布。



嫌がることなく、何故かウットリ~
暴れたりしないので、キチンと処置できます。
食事時に、感染症予防の「ビクタスS40」と、かゆみを抑える「ジルテック」を内服。
他に、週に2回、患部を殺菌消毒液「ノルバサン サージカルスクラブ」で洗います。
家族の誰よりも、至れり尽くせりのお坊ちゃま、早く完治してくださいませね。


夜をぶっとばせ / 井上荒野

2012-07-27 | 読書
 朝日新聞出版 2012/05/30

『夜をぶっとばせ』 たまきは35歳。カメラマンの夫と、小学生の息子、娘と生活している。夫は仕事が順調ではなく、苛立ちからたまきに暴力を振るう。息子は学校でいじめられ、娘は独特の世界を持っている。そんな時、たまきは友人の瑤子と何気なくパソコンを購入した。それからインターネットに興味を持ち、閉塞感を逃れるようにのめりこんでいく。
『チャカチョンバへの道』 3年前にたまきと離婚した雅彦は、今は瑤子という女性と暮らしている。それなりに穏やかな日々だったが、偶然にたまきと再会して動揺する。同じ頃、瑤子が何かを隠していると感じた雅彦の疑念は膨らんでいく。

中編二編からなるこの作品でしたが、表題作は2002年に、短編は2011年に書かれたそうです。ずいぶん長い間、暖めておけるものなのですね。感想としては… 同性としてたまきにも瑤子にも共感できる部分がないし、主張にも同感できませんでした。どうしようもない雅彦の気持の方が、一般的なのかなどと思ってしまいました。理想かも知れないけれど、結婚とは何かを我慢したり諦めたりしながらも尊重しあい、自分たちのスタイルを確立すれば、それで良いのでしょう。(2012/07読了)


お庭もキツイ!

2012-07-26 | 黒柴ころたん


日ごとに暑さが増している感じがします。冷房は28℃で稼動中。
そんな暑い日は、なるべくなら外に出ないで過ごしたいのに、ころたんは…



用もないのに、わざわざ庭に出ては戻って来るの繰り返し。
好き勝手に窓を開けて外へ出るのはいいけれど、閉めることが出来ません。
これでは、涼しい部屋も台無しです。自動ドアだったらいいのにな~




日向はキツイ!

2012-07-24 | 黒柴ころたん


5時になったから、そろそろ散歩に行きましょうと出かけたら、
ころたん、林の中の木陰ではなく、なぜか日向の方へ。




当然ながら暑い! 最近ちょっと涼しかったから、この日向は堪える。
「今日のコース、間違っていませんか? 足取りも重いよ…」



『間違ったかもね~、アッチッチーッ!』


再診

2012-07-22 | 黒柴ころたん


皮膚炎と診断されて、薬を服用して12日。
今日は再診に…
家を出る前に、行き先が解かってしまうのが、とてつもなく嫌だけど…



病院は何度行っても緊張する場所のようで、ころたんムッとしています。



結果は細菌の数も随分減っていて、薬も効いているようです。
もう少し薬を続けて、完治に向かうか様子を見ます。
また12日後に、頑張りましょう!


上出来

2012-07-19 | 黒柴ころたん


毎日通る散歩コースに、木が倒れて道を塞いでいます。
うーむ。どうしまょうね、ころたん。
あれこれと、自分でチェックした後に…



「うりゃ~~!」と言って(?)軽々とジャンプ。



「へへっ、どう?」という顔で、自慢気に私を見る。
まだ足腰は大丈夫かな。上出来、上出来♪


猛暑日

2012-07-18 | 黒柴ころたん


梅雨明けと同時に猛暑日になっています。あー、暑い!
和室ではエアコンを28℃で使用していますが、
ころたんはその涼しい部屋から出てウロチョロ。顔が暑そうだよ。



「だって~、おやつ貰うんだもん」
おやつの入っている棚の前で私を呼んで、ちゃんと欲求を満たすのです。
顔がとろけそうだよ。


PK / 伊坂幸太郎

2012-07-15 | 読書
 講談社 2012/03/07

「PK」 W杯予選でPKを外すように脅されている選手、編集者に呼び出され小説の修正を提案される作家、嘘の証言を強要される大臣、それぞれにかけられた圧力と謎とは…
「超人」 ある作家と訪問中の友人がいる家に、警備システム会社の営業に訪れた本田。彼は二人に「自分は特殊な能力を持っている」と告白する。サッカーの試合結果のメールが送られてくると、これから起こる殺人事件が解かるという。
「密使」 ある研究施設に呼ばれた青年に与えられた任務は、多くの人と握手をすること。1人握手をするごとに6秒間を盗む「時間スリ」を働くのだ。
バラバラに思われるこれらの事象は、一連の出来事に繋がっている。

久しぶりの伊坂作品は、私にとっては難解なものでした。登場人物と時系列を理解するのが難しいです。途中でチンプンカンプンになりながらも、それでも気になって最後まで読んでしまうのは、伊坂さんらしいですが… 印象に残ったのは『臆病は伝染する。そして勇気も伝染する』という言葉でした。なるほど。勇気は是非とも伝染して欲しいと思います。(2012/07読了)


あぁ、今年もまた…

2012-07-13 | 黒柴ころたん


蒸し暑さが体力を奪うこの季節、今年もまたころたんに災難が!
昨年同様、「吠えてなめる」の繰り返しが始まってしまったので、
一度経験しているので早めに病院へ。
いくつかの検査の結果、オシッコには異常がなく(昨年はあった)、
なめている部分の皮膚に細菌が発見されました。
飲み薬と、塗り薬を出されたので、キチンと治療中です。



先生の話によると、夏はどうしても皮膚炎が多くなるそうです。
今まで丈夫であっても、年齢や体質の変化やストレスによって発症するとのこと。
ゲゲゲ! ころたん、ストレスあるの?
ぜひ聞いてみたいです。