良いお年を! 2012-12-28 | 黒柴ころたん 今年も、ワンパターンなころたんの写真と、 私のひとりごとにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。 今年も残り少なくなりました。 天気はパッとしないし、寒波で寒いし、何かと気忙しい日々ですが、 皆様、どうぞ風邪などひかないように、新しい年を迎えてくださいね。 そしてまた来年も、 ユルユルでダラダラな私たちと仲良くして頂けたら幸いです。 さち&ころたん
幸せの条件 / 誉田哲也 2012-12-27 | 読書 中央公論新社 2012/08/25 中小企業の片山製作所で伝票整理などの仕事をしている梢恵(24歳)は、社長から「バイオエタノール用にコメを作れる農家を探してこい!」と命令され、長野県穂高村にたった一人で向かう。最近、恋人ともうまくいっていない。農業の知識も興味もない梢恵は、農家を訪問し頼み込むものの全く話にならず門前払いばかり。それでも唯一話を聞いてくれた農業法人「あぐもぐ」で住み込みで農業を勉強することになった梢恵は、社長や奥さん、その娘や3人の従業員からたくさんの影響を受けることに… サスペンスや刑事物の小説が多い誉田さんですが、こちらは若い女性の成長物語でした。東日本大震災も絡んでいます。食料問題、エネルギー問題、現在の農業問題等、これからの日本が農業とどう向き合っていくかを考えさせられました。梢恵が「さしたる能力もなく、誰にも必要とされず、見向きもされない自分」「人とは常に、何かと何かを比べて、マシな方を選択して生きていく」というような生き方を変えて成長していく姿が眩しいです。(2012/12読了)
落ち葉が… 2012-12-25 | 黒柴ころたん クリスマス寒波とやらで寒い夕方。いつものように林に行くと… 「なんだ、コレは……?」 見慣れない作業車に恐る恐る近づくころたん。 落ち葉が集められて、 こんな山になっていました。 歩きやすくはなるけれど、面白さが減ってしまったかなぁ~
12歳、おめでとう。 2012-12-23 | 黒柴ころたん 今日はころたんの12歳の誕生日です。おめでとう。そして、ありがとう。 ころたんは「高麗蓮華荘」出身で、父・武州龍之介号と母・麻美姫号が両親です。 和徳号(わとく)という優しい名前がついていました。 クリスマス直前の冬の日、生まれてきたんだね。 我が家の家族になったのは、3月7日。写真を見直すと、ちっちゃくて頼りなくて。 大きな病気も、困った事件も起こさずに大きくなり、いつも私たちを癒してくれて。 ころたんにとって私達と歩んできた12年が、幸せであったらいいな。 さ、取りあえず、わんちゃん用のケーキを召し上がれ。 お誕生日、おめでとう♪
朝ごはん 2012-12-22 | 黒柴ころたん 「エッヘン! お母さん、ご飯まだ?」 12月21日に世界が終焉しなかったので、今日も普通に朝ごはんを要求するころたん。 皮膚が少々気になるくらいでは、食欲には何ら関係ないようで、 ガツガツと気持ちのよい食いっぷり。 苦いらしい粉薬も、飲みこみにくいだろう大きさの錠剤も、瞬時にお腹の中へ。 「はぁ~、もう終わっちゃったよ。どれどれ、そのトーストを僕にもひとくち♪」
冬の顔 2012-12-20 | 黒柴ころたん 今日もいい天気! 風が吹いて落ち葉を掃いてくれたので、道が綺麗になっています。 スッキリ! 林は、すっかり冬の顔になりました。 畑も寒々しくて、景色に色がありません。でもね、ころたんの後ろには見えるのです。 遠く遠くに雪化粧した富士山が! 前の木が邪魔ですね。 ころたんの足が隠れるほどの落ち葉。 こういう所が好きなんですよね。音もカサコソ、楽しげです。 家に帰ってマッタリと寛ぐころたん。散歩中とは別の犬のような、グダグダ犬です。
行動パターン 2012-12-19 | 黒柴ころたん 朝のころたん。散歩に行く前に庭でウォーミングアップ! さ、行きましょうか~ この道を渡ったら、散歩コースの林です。 最近、出かけるのが遅くなって通勤時間と重なるためか、なかなか道を渡れません。 散歩中は、もちろん匂いチェックは欠かせない。「コレ、僕の基本ね!」 「ワーイ」と楽しく走り回ったりして、今日も満足♪
寒いのに 2012-12-17 | 黒柴ころたん ひゃ~、寒い! 一日中冷え切って寒い日は、散歩の出足もノロノロで。 ポツポツ雨も降ってきたのに、なぜか優雅に佇んでいるころたん。 歩いていれば、体も温まるのに、何でゆっくりしてるの~ 視界に面白いものなんて、ひとつもないのに~ たいした距離を歩いていないのに、えらく長い散歩時間でした。凍える…
ソロモンの偽証 第 III 部 法廷 / 宮部みゆき 2012-12-16 | 読書 新潮社 2012/10/10 夏休みになり、判事(井上)、検事(藤野)、弁護士(神原)、被告人(大出)、陪審員たち、廷吏(山崎)、そして生徒や保護者ら多数の傍聴人が見守る中で、裁判が始まった。楠山先生、前校長の津崎先生、卓也の父、兄、HBSテレビの茂木記者、少年課の佐々木刑事、大出の友人・井口、美術教師・丹野先生と証言者は続き、告発文を書いた三宅樹理も非公開で証言する。そして、最後の証人が証言台へ。果たして被告人は有罪か無罪か… 明らかになった柏木卓也の死の真相とは… 完結編は、学校内裁判の一部始終が描かれます。検事側、弁護側の攻防は分かりやすく、面白く、私も読みながら裁判を傍聴している気分になりました。柏木の幼少期からの人間形成、被告人大出のアリバイ、三宅が告発文を書くに至った経緯、野田の秘められた悩み、弁護人神原の過去など、どれもが多くの人に問いかけます。弁護人の最終弁論も圧巻です。中学生がここまで出来るか、などということはさておいて、この裁判によって多くの人が救われ、生徒たちが成長したので、読了後は爽快でした。ただ、その真相は本当に真相なのか、周りで起きた事件の真相は何なのかと、すべてを疑う自分もいます。奇跡的に3冊続けて図書館から借りられたので、間を置かずに読みきれました。達成感があり大満足です。(2012/12読了) オススメ!
ソロモンの偽証 第 II 部 決意 / 宮部みゆき 2012-12-16 | 読書 新潮社 2012/09/20 三年生に進級した藤野涼子は、二年生の時のクラスで夏休みに卒業制作をする学校行事に合わせて、柏木卓也の死が何であったのか、隠された真実を暴くために、学校内裁判を開廷することを提案する。調査期間はわずか15日、裁判は5日間。被告人は大出俊次、弁護人は柏木と塾で友人だったという他校生徒の神原和彦、助手に野田健一。検事は藤野涼子、検察事務官に佐々木吾郎と萩尾一美。判事に井上康夫、参加表明した8人の陪審員という布陣が決まる。教師の反対や圧力に屈せずに集まった有志たちは、それぞれの役目を果たしていく。 頭の回転が速く聡明で、真実に向かって突っ走る行動力のある中学生たち。家庭の問題がどんどん赤らかになる当事者家族たちの思い。そして中学生たちの成長と焦燥感。あちらこちらに散らばっていたピースが嵌っていく爽快感があり、二部も読み応えがありました。(2012/12読了) オススメ!