日本ではヴァレンタイン・デーに日付が変わった時から、氷上の貴公子たちの美しき戦いがはじまった。
ショートプログラムでは30人が5グル―プに分けられて滑走した。グループ1～3までは抽選で滑走順が決められて、後半のグループ4＆5は上位12名が滑走。男子フィギュアで、個人的に魅せられたスケーター外国人7名+日本人を紹介します
ミーシャ・ジー（ウズベキスタン） 18位 68.07
ダンスは自分のファッションだ
コスチュームに合わせてオレンジのヘアで登場。音の表現が上手でステップが見どころ。観客もミーシャのステップに乗ってました。
コチラが2013年の動画です。
本当にダンスが好きなんだな～と伝わってきますね。
ジェレミー・アボット（アメリカ） 15位 72.58
ジェレミーが完璧に滑ったら、誰にも負けないと思う。ｂｙ カルガリー五輪王者
ソチの団体戦から不調続きですが、ジェレミーの身体全体を使った表現力に人々は魅せられます。ジェレミーの世界へ観客を導いていきます。
最初の4回転トウループの着氷時に大きく転倒して、リンクサイドに脇腹を強打 しばらく動けず、一時は棄権も危ぶまれた中、再び立ち上がり、試合を続行。その後のトリプルジャンプを見事成功させた。転倒後のジェレミーの気迫は凄いものがありました。身体で音楽を奏でて、演技後は大喝采のスタンディングオベーション
感動的でした。
ジェレミーが完璧に滑るとこんなスゴイのですよ☆2014年1月全米大会の動画はコチラ
ジェイソン・ブラウン（アメリカ） 6位 86.00
今季シニアデビュー、五輪初出場の19歳。優れた音楽性を生かしたステップ。
ステップのボディコントロールが出来ていて、音のとり方が上手。独特の世界観で観客を魅了する。団体戦でも良い演技をしました。若いころのキムタクみたいな雰囲気が良いですね
ハビエル・フェルナンデス（スペイン） 3位 86.98
4回転サルコワが得意なハビエル。羽生と同じオーサーコーチに師事。
『ショートのベストドレッサー賞
』 ｂｙ ワタシ
最も個性的でスタイリッシュ！ハビエルのお人形さんの様な顔立ちに映えていました☆
今回ジャンプの切れが悪く、転倒さえしなかったが着地が乱れた。羽生選手の100点越え演技が終わり、場内がざわついていたなか自分自身を保つのが難しかったのかもしれませんね。
しかし、ステップはコミカルで衣装にマッチしていた。羽生選手同様、力みのない軽やかで柔かい動きが、観客も楽しめたと思う。アイスショーを観ているようだった。
しかし、上着を羽織ったハビエルは、ヤ○キーみたいですね。 隣が、羽生選手が師事するオーサーコーチ。
ブライアン・ジュベール（フランス） 7位 85.84
2007世界選手権の王者
世界中に熱烈な女性ファンを持つモテモテ男。
ジュベール登場に観客が湧きあがる。ジュベールは五輪4回目、ベテランの29歳。プルシェンコが棄権したため、ショートでは最年長選手となりました。
演技の前に集中するジュベール。
不調続きだったジュベールが帰ってきました4回転ジャンプを成功させ、この世界を自分のものへと変えました。ジュベールのカリスマ性はやっぱりスゴイ
ところで、昔演技したジュベールの007を観たことありますか？素晴らしくて今でも心に焼きついています。
エンカン（中国） 8位 85.66
ジャンプが高くて距離感も広い、先が楽しみな五輪初出場の17歳。
エンカンの好きなところはスピード。ジャンプ前後のスピードを減速しないで跳ぶのが凄い！曲に合わせて、コミカルなステップがキュートでした。
まだあどけないですね。
パトリック・チャン（カナダ） 2位 97.52
金メダルが予想される羽生選手のライバル
美しいスケーティングが高評価
世界選手権3連覇中。いくつかのジャンプで転倒さえしなかったが、少しバランスを崩す。身体全体を使ったしなやかな動き、なめらかなスケーティングで観客は美しい世界に惹きこまれた。
4回転ジャンプは跳んでいるように見えない程、滑らかなジャンプだった。
スコアを見た後のこの表情は?
羽生選手とのは僅か4点弱なので、フリーでも油断できないですね
そして、注目の日本人選手です
町田 樹（日本） 11位 83.48
高い技術を持ってはばたけ初の五輪出場にメダルをかけてのぞむ。
公式練習ではジャンプも好調で調子が良さそうでした。しかし、本人も予想しないところに落とし穴が。後半のトリプルジャンプがダブルになる痛恨のミス。ステップは伸びやかで清々しく、身体の切れがとても良かった。
プルシェンコ選手の試合前滑走でのアクシデント、ジェレミー選手の激しい転倒、町田選手の思わぬミスなど、やはり五輪には魔物が住んでいるらしい。勝利の神様に気に入られるのは、一体誰なのか
フリーが終わるまで気が抜けません。
演技後は落胆していましたが、3位～町田選手の11位までの点差は僅か3.5
銅メダルをめぐって熾烈な戦いになりそうな予感。
高橋 大輔(日本） 4位 86.40
魂を込めて踊る真のアーティスト
最後の五輪にかける願いは叶うのか。
いろいろあり高橋選手を心配するファンが多い中、堂々たる勇士で素晴らしい演技を披露しました。試合前のインタビューでも、本当に良い表情をしてましたね。
高橋選手らしさが出ていた演技。特にステップでは場内が沸きました！魂が込められた、人のココロを揺さぶるステップでした。
演技終了後のこの表情
滑りきった満足感や達成感が、表情にあらわれていますね。
ファンの歓声も凄かったです。
羽生 結弦（日本） 1位 101.45
歴代王者達を惹きつける次世代の天才スケーター
どこまで成長するの
本番前のコントロールが良いペースで出来ていて、最高のコンディションに持って行けました。
試合後のインタビューでは『緊張して、足が重かった。』と言っていたけれどそんな様子が全く見られず、力みのない切れのあるジャンプ、魅せるステップで観客を熱狂の渦に導いた
団体ショートも素晴らしかったけれど、今回の点数が伸びたのは、全ての要素でより完璧に滑れたからでしょう。羽生選手のこの演技を観て、彼の魅力に惹かれないひとはいない
万人を征服できるそんな力強い圧倒的な勝利でした。
演技後の表情。
自分のスコアを見た瞬間の表情。喜びかたが乙女ですね～演技中は男っぽくてsexyなのに、普段のしぐさは可愛いこのギャップは、若い世代のみならず、おばさまやgayファンをも魅了してしまうこと間違いなし
オードリ春日も好きになっちゃったみたいだし、羽生君きをつけてね
素晴らしい演技をありがとう
