米国で2014年1月から始まった 『Under the gunn』 が終了。
この番組は、Tim Gunnの下にPRでお馴染のNick, Mondo, Anyaの3人がMentor修行を
して、彼らの下にそれぞれ4人のデザイナーが各チャレンジに挑戦していく。 チャレンジ内容は
PRと似たような形を取るが、デザイナーはMentorの適切な指導により勝ち負けが左右していく
様子。毎回1勝者、1脱落者が決められる。勝者には毎回、大盤振る舞いの賞金が贈られる
このシリーズ、どんだけ儲かっているのかしらね~。
スタート時点では各Mentorの下に4人のデザイナーがいるが、1人ずつデザイナーが脱落して
いくので、Mentorもハラハラします
ボトム2人が同じMentorの下にいる場合、誰を脱落させるかの最終決定をジャッジではなく、
Mentorの決定に委ねられることもあり、Mentorも辛い立場に置かれることもアリ
Mentorの指導法は、性格がハッキリ表れて面白い。
Nickは、指導経験が豊富なため、デザイナーに手取り足とりかまい過ぎ。全て、Nickカラーにしようとして、Timから厳重注意を受ける始末 デザイナー達に自分の意見を押し付けすぎて、あるデザイナーから『集中できないから黙って!』 とまで言われちゃった Nickが過保護になりすぎていた初期段階は、デザイナー達もNickに頼り過ぎて、成長が妨げられた。が、途中からNickも反省して、デザイナーの意見を尊重していくと、メキメキとデザイナーが力をつけてきた。
Mondoは、最初からデザイナーと良い距離感で指導。Mondoのやり方は、3人の中で一番Timに近いような気がした。デザイナーとの信頼関係も出来ている。デザインを決める前に方針を伝えて、デザイナーから手を離す。途中のチェックで、デザイナーが間違った方向へ行きそうになったら、ハッキリとそれを伝えて、方向転換をすすめる。テクニックが足りないデザイナーには、具体的に生地を触りながらアドバイスした。Mondoは、一番実力のあるデザイナーには、安心していたのか余り手をかけなかったので、結果実力者だったのに脱落させてしまった
Anyaは、3人のMentorの中で最も 『女性が求める商品』 が分かるので、そういった観点からデザイナーに助言を与えていた。方向性が良ければ、たっぷり褒め称え、間違っていればハッキリ伝える。ショックを受けたデザイナーに優しい言葉をかける女性らしいフォローも忘れない。ただし、スランプに陥ったデザイナーへのアドバイスが、漠然と励ますだけで具体的なデザインの指南が出来ていなかったことが、物足りなかった。テクニック的な指導は余りしていなかったように思われた
Mentorとデザイナー達
MONDOのデザイナー達
NICKのデザイナー達
ANYAのデザイナー達
各エピソードのデザインはコチラ
EP4. ヴァンパイア ルックをデザイン
EP5. Zandayaのステージ衣装をデザイン
EP8. カリフォルニア ビーチでのアンコンベンショナル チャレンジ
EP12. スーパーヒーローをイメージしたデザイン~ファイナリストを決める!~
ジャッジの感覚が良く分からなかったこのシーズン
ファッションの世界はinとoutの移り変わりが激しいみたいですが....それにしても、時には
『ええっ』と思うデザインを、ジャッジがベタ褒めしていて驚くことしかり
これは、mentor達も言っていた。まあファッションセンスは好みによるので、ジャッジのお気に入り
のデザイナーは確かにいました。
通常のPRよりも、デザインを見て勝敗を予想するのは難しかったです そういう意味では、
共感しにくかったかな....。
それから、脱落者はわりと順繰りに各Mentorの下のデザイナーを落していたみたい。
ファイナルでは、Mondo2人、Nick1人、Anya1人のデザイナーが決勝へ進んだ。
そして勝者は。。。詳しくは公式サイトで確認できます
次はProject Runway がまた始まるようです 今月応募締切なので、放送は夏頃かなあ。
またHeidi&Timのコンビで待ってます