ホットヨガはイイ!!と昨夏に通い始めてから、ずっと友人・知人に勧めています。が、何人かは
『以前ちょっと通っていて確かに良かったけど、わりと疲れるよね~。終わった後ぐったりしちゃうし。』
などの話も耳にします。
たまにインストラクターさんも、はじまる前の注意事項で
・深い呼吸を心がけましょう。呼吸が浅いと顔ばかりに熱がいってしまい苦しくなります。
・水を取るときには、たっぷり飲んで下さい。汗が出た分は水分を補給してください。
・頑張りすぎない、周りと比べないで、自分の6割のチカラで行ってください。
など聞くと、『レッスンで頑張りすぎて、気分が悪くなっちゃった人がいたのかしら?脱水症状とかになったのかしら?』などと心配になってしまいますね。ワタシもレッスンに来る前は元気だったのに、はじめて30分後に急に身体がだるくなり(退出するほどではなかったので)、自分の3割のチカラでやり過ごしたことがあります。
ホットヨガは身体に良いけれど、やりすぎるとかえって疲労が蓄積してしまいそう。大体週2日~3日が身体に負担をかけないで効果を実感できる頻度かな~と感じています。自分の体力を過信せず、ちょっと疲れている時は、燃焼マーク3つの『ヨガベーシック』ならば安心して身体をほぐすことができます。
ヨガベーシックの流れ
1)呼吸観察~ほぐしのパート
腹式呼吸を深くゆっくり。キャットストレッチから肩ほぐし、背中ほぐし、足ほぐしとゆっくり身体をほぐしていく。毎回同じことをするのに、ほぐれ具合が日によって違う。自分の身体とゆっくり対話できる時間。
2)立ちポーズ バランスのパート
片足を絡めてバランスを取る鷲のポーズや、内側から足を持って弓を引くように片足を上げるポーズ、足を折って1本で立つポーズなど、1点を見つめて集中力を高めるポーズが続く。バランスのポーズも、ダメな時はぐらつく。その日のコンディションによる。また、鏡越しで誰かがぐらつくと、必ずつられてよろける人が続出。
3)立ちポーズ ダイナミックなポーズ
両足を広げて立ち、全身を動かすポーズが続く。でも、太陽礼拝に比べると、運動強度も低めで時間も短い。汗はたっぷりかけるけれど、消耗がそれ程多くないので心地よい疲労感。
4)うつ伏せ 寝ポーズで背筋を鍛える
ホットヨガに通い始めてから、背筋は少し向上しました。呼吸でお腹を固くすると、背筋で身体を持ち上げてKeepしやすくなりました。1つ筋トレが終わるたびに全身脱力させるのが心地よい。緊張の後は身体を緩めやすいんだな~と実感。
5)ほぐしのパート
背中を反らせるラクダのポーズ、頭のマッサージ・ウサギのポーズ、開脚&前屈ストレッチ。ここまで来たらレッスンの終わりも近い。
6)腹筋、ガス抜き、安らぎのポーズ
クールダウンのパート。何ともいえない心地よい疲労感。頑張った自分を褒めてあげたい!
まとめ
ヨガベーシックの流れは、60分間で少しずつ山を登っていき、また山を下っていく。その山の高さも丁度良いくらい。例えるならば、高尾山くらいの程良い高さ。ヨガの基礎をちょっとずつ取り入れて、しかも呼吸を意識しながら余裕を持ってゆっくりポーズが取れるレッスン。
また、ベーシックと名前が示すとおり、全てのヨガの基本です。さらに、ヨガフローベーシック(YFB)や、ヨガアドバンスでアクティブにチャレンジのポーズにも挑戦してみるのも良いかもしれません。
さらに、バレエのレッスンで乳酸がたまってしまった時は、この『ヨガベーシック』が丁度良く、身体をほぐして疲れを取ってくれる。運動強度の高いレッスンに出てしまうと、さらに筋肉を鍛えてしまうので、足がさらに疲れてしまうこともあり。
その時の身体の状態に合わせてヨガのレッスンを選んで、運動効果を高めていきたいですね。