『ブラッド・ダイヤモンド』

willbethereさんやmakikoさんがオススメしていた映画

『ブラッドダイヤモンド』




見てきました。

見終わってすぐの感想は「重いなぁ」の一言。
それでも見ないよりは、見ることができてよかったと思ってます。
国同士で戦争しあうのも残酷だけど。
同じ国の中で。
同じ民族同士が殺しあわなければいけない現実。
夢物語ではなく、生きるために現実として、そんな毎日を送ってる人がいる。
自分達の利益のためになんでもしてしまう、できてしまう企業の実態。
自分の家族を守るために、助けるために、必死になる父親の姿。
自由を手に入れるために、ダイヤを必死で求める人。
天然鉱物や資源は、おっきな価値があればあるほど、人間の人生を狂わせてしまうものなのかもしれません。
それに関係のない人達の人生までも狂わせてしまう。
そして何よりも明るい未来がある子供達まで犠牲になってしまう。

ジュエリー・・・
実は大好きです
その中でもダイヤモンドは別格です。
でも、あの輝きの影には犠牲になった人達のさまざまな思いが含まれていて。
そぉ思うと、単純にキレイとは言ってられないですね。
やっぱり複雑な思いがあります。

同じ民族がいがみ合い、殺し合う。
生きるか死ぬか・・・の瀬戸際の毎日。
自分が直面してる争いなんてすっごいちっちゃい世界の話に思えてきました。
命まではとられない。
銃撃戦にもならない。
醜い感情をむき出しにしてても、それだけのことなんですよね。

映画ででも。
世界のどこかで起こってることを目の当たりにして『知る』ことは大事だと。
すっごい思いました。
そして・・・・レオナルド・ディカプリオ。
いい演技してました。
久々に、スクリーンで輝いてる彼を見た気がします。
いい映画に出逢えました