『刑事ぶたぶた』矢崎存美著
これまたTOMOさんが貸してくれた本。
これでTOMOさんが持ってるぶたぶたシリーズは制覇。
でも、残り7冊ぐらいあるみたいで。
どうしよう・・・
さて。
今回は短編集の集まりではなくて、ひとつの「物語」
山崎ぶたぶたさん・・・ピンクのぶたのぬいぐるみですけど刑事さんです。
しかもその特性(ぬいぐるみとしての)を捜査でいかんなく発揮。
事件を解決していくという・・・。
それを同じ警察署で働いてる人達も当たり前だと思ってるところがすごい。
最初の強盗事件だけは「物語」として独立してるけど。
残りはきちんとつながっていて。
登場人物のセッティングの仕方とか、ぶたぶたとの絡み具合とか。
やはり絶妙でした。
あくまでも「物語」の世界なので。
実際にこんな刑事がいるわけなく・・・
いや、実際にぬいぐるみがしゃべったり動いたりするわけもなく・・・
ファンタジーなんだけど。
こういう人(ぬいぐるみ)、いるんじゃない?近くに・・・って。
思えてしまうのがすごいなと。
あ~、いてほしいかも。
ぶたぶた・・・。
現実世界にミッキーマウスとかムーミンとかドラエもんとかよりも。
いてほしいかもぉぉぉ
こんな刑事さんだったら。
凶悪犯罪犯した犯人でも素直になっちゃいそうです。
今、興味があるのは『クリスマスのぶたぶた』。
微妙に想像つくんですけどね、ストーリー。
まぁ、いつか機会があったら読んでみよ