熊谷三郎徒然日記(gooブログ版)

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不老ふ死温泉と十二湖

2015-08-18 05:05:11 | 旅行
 青森佞武多と白神山地の旅も今日(8/6)が最終日です。
 6:45に朝食、7;30民宿東洋赤羽を出発、最初にIさんが案内してくれた場所は、深浦町にある北金ケ沢の大銀杏です。樹齢1000年以上、高さ31m、幹回り22mで別名「垂乳根の銀杏」とも呼ばれています。母乳不足で困っている女性に乳を授けるありがたい樹なのだとか。家にも妊婦がおりますので祈願をしてきました。写真ではお分かりにならないと思いますが、見事なものです。
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 続いて、奇岩で有名な千畳敷海岸、潮吹岩もありますが、朝の早い時間でしたので、その場面は見られませんでした。
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 今回の旅の3大スポットにやってきました。不老ふ死温泉です。
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 本当は日本海に沈む夕陽を拝みながら入浴したいところですが、旅の行程上朝風呂となりました。
ここで大変お世話になったIさんともお別れです。
Iさん貴重な時間を我々のために割いていただき、中身の濃い観光案内を有難うございました。
 
 さて、受付を済ませ内風呂で体を洗ってから、露天風呂に入りますが、そこまで行くのに裸ではダメということなので、また衣服を着て露天風呂まで移動しました。
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脱衣かご持参でやっと不老ふ死温泉に着きました。日本海を眺めながらの露天風呂は気持ちが良いですね!不老ふ死の効能を浴びた感じがします。
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 これから十二湖の青池に向かいます。少し曇っていた天気が津軽ダムの工事現場付近から晴れてきました。ここでは現在大掛かりなダム工事が行われています。現存の目屋ダムの下流側に新しいダム(津軽ダム)を建設し、目屋ダムをそのまま飲み込んだ大きなダムを造るというものです。このダム工事が行われている先あたりから道が狭くなります。ここに行くことを話したら、同じころに行った長男が、でかい石ころとスズメバチに注意と言っていたのを思い出しました。石に乗り上げて中には立ち往生した車も見たそうです。
10:00少し前に森の物産館キョロロに到着。
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 良い天気になりました。青池がコバルトブルーに見えるためにはお日様が出てくれないといい色になりません。Iさんのお奨めは青池と沸壺の池なのでその周囲を一周します。
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青池は名前のとおりですね。コバルトブルーは何時まで見ていても飽きません。まだお客さんも少ないのでゆっくり写真も撮れます。日が差しているところと陰っているところの対比が何とも言えません。
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 写真ではよく伝わりませんので、是非現地に行ってご覧になることをお勧めします。
沸壺の池は青池から15分くらいだったでしょうか?

 今日も小生はノルディックウォークです。旅先でも便利に使えるシナノの3弾折り畳み式のポールを使用しています。
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 沸壺の池は橅の自然林を抜けると見えてきます。
ここの碧さは青池と少し違っています。周りの樹の映り込みのせいでしょうか?
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 自然写真家のSさんから以前に聞いたお話です。
ブナは漢字で書くと「橅」となるが、木へんに「無い」と書くのは、人間にとって何も用がないからだ、とされる。要するに役に立たない木とみなされていたわけで、これが幸いして長い間ブナ林には人の手が入らなかった。ところが、戦後はこのことが逆に働き、役に立たないことが災いして大規模に伐採されてしまい、原生林と呼べる状態のブナ林は希少になった。白神山地のブナ林は、この希少なブナ林のひとつである。山形大学の農学部の皆さんも森林保護に大きな働きをしたそうです。このような水源かん養保安林が他国の人の手に渡らないようにしないといけませんね。

 約1時間でキョロロに戻って来ました。
これで今回の旅はお開きです。復路は日本海に沿って南下し、秋田自動車道経由で北上JCTで東北道に入り安全運転で熊谷まで帰ってきました。途中休憩をしながら熊谷到着は22:00少し前、往復約1,600kmの長旅でした。安全に運転してくれたHさん、Fさん本当に有難うございました。

 また機会がありましたらよろしくお願いします。